「自分が苦しんだことが、誰かの役に立つ」
『魂のコーチング』アクシスエボリューション田中伸一です。
先日、コーチングセミナーの参加者から次のようなメールをいただきました。
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先日はセミナーにてお世話になりありがとうございました。そしてお疲れ様でした。
とても分かりやすく、本当に『実践型』の良い内容でしたね。
シンプルかつエッセンスが詰まっており、すぐに行動に起こそうと自然に思えるスタイルでしたね。
そして、参加者の方々もとても明るく前向きで、終始楽しく有意義な時間を過ごすことができました。
以前、会社の研修にて、某コーチング会社のコーチングセミナーを受講致しました。ロールプレイもありましたが、どちらかというと詰め込み方の傾向が強く、行動に移すには相当の時間労力を要するイメージが残ったのを覚えています。
さらに田中様のセミナーは、私は人としての基本を学んでいるような気持ちがしました。
コミュニケーションとはお互いを認めて敬意を表し、理解し合いたいという意識を持つことからスタートすることを改めて深く実感いたしました。
特に“グラスの水に浮いた氷の話”は、新しい仕事を始めた私に確信を与えてくださいました。
“相手が無限の可能性(潜在能力)を持っていると信じることから、コーチングは始まります”
このことは、人を表面だけを見て判断したり、他人のうわさをうのみにして先入観をもって(色眼鏡をかけて)見るのではなく、なぜそう考えるのか、どうしてそうしているのか、どういう価値観なのかなど、その人の本質や言動にいたった背景も慮る大切さを示していると思います。
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ありがとうございます。
水に浮いた氷の話とは、こんな話です。
水に氷を入れると、水面から表面に出ている部分はごく一部で、氷のほとんどの部分は水面下に沈んで見えません。
人の可能性や能力も同じです。
私たちは、人と接する時、通常、相手の表面的なところを見て判断します。
でも、それはその人のほんの一部分でしかありません。
人には表に出ていない無限の可能性や能力があるのです。
どこを見るかによって、どこに焦点を合わせるかによって、同じ出来事でも受け取り方は大きく変わります。
2009/10/17人材育成の考え方や方法