『「100%幸せな1%の人々」とは、思いを持たず、今、恵まれていることに気
づいて、感謝をしている人々です』(小林正観さん)
こんにちは。“魂のコーチング”アクシスエボリューション田中伸一です。
お陰様でアクシスエボリューション通信も今回で100回目を迎えることができ
ました。月1回ペースなので、期間にして8年と4カ月。私にしてはよく頑張って
いると思います。(*^_^*) 皆様からのご返信やお声掛けをいただき、私にとって
は大きな励みになっています。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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■1 「幸せ」と感じるためには
■2 駐輪場のロックが解除できないときに
■3 あとがき
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■1 「幸せ」と感じるためには
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小林正観さんの『100%幸せな1%の人々』からのご紹介です。
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ある現象が目の前を通り過ぎようとしたとき、「私」が何も関心を示さなければ、
ただ、通り過ぎるだけですが、その現象について私が「おもしろい」と思ったなら
ば、それは、「私」にとっておもいしろいことであって、となりの人にとっておも
いしろいかどうかは関係ありません。あくまでも、「私」にのみ帰属して、おもし
ろいことになったわけです。
目の前の現象について私が「つらい」と思った瞬間、「私」にとってつらい現象に
なりますが、私が「幸せ」と思った瞬間、「私」にのみ帰属して幸せな現象になり
ます。つまり、幸せというのは、感じた人にのみ発生するのです。
では、どのように感じればいいのでしょうか?
「幸せ」と感じるためには「あれがほしい、これがほしい」「あれが足りない、こ
れが足りない」と言わないことです。
たとえば、目が見えること、耳が聞こえること、足を使って歩けること、ものが持
てること、息ができること、食事ができること、友人がいることなど、「今まであ
たりまえだと思っていたこと」に感謝することができれば、日常生活は「幸せ」に
満ちていることに気がつくのではないでしょうか。
(中略)
海の中で生まれ育った魚は、「海」の存在を知りません。そこで、海を見渡してみ
たくなった魚は、釣り人の餌に食いついて釣り上げられてみることにしました。
そしてついに、魚は海を見ることができたのですが、そのかわりに息ができなくな
ってしまい、とても苦しみました。
これを一般的な出来事にたとえるとするなら、釣り上げられた魚が「私」、釣り上
げた人が「神様」、釣り上げられた状態を「災難」といいます。つまり、今までな
んでもなく暮らしていた「海」は、私たちの「幸せ」そのものだったのです。
「私に幸せをください」と念じたときに、神様は、「病気」や「災難」や「トラブ
ル」に誘うのかもしれません。
それは決していじわるをしているからではなくて、病気や災難やトラブルに遭って
はじめて、「海の中にいることがどれだけ幸せなことだったのか、あたりまえの生
活がどれだけ幸せなことだったのか」を認識することができるようになるからです。
しかし、病気やトラブルに見舞われたことがなくても、いつでも「幸せ」を認識で
きる人が、世の中には「1%」存在します。
それは「すべてを受け入れる」ことをしている人です。
この人たちは、目の前にある「幸せ」を認識する能力が身に付いている人です。そ
れも一般的につらいこと、悲しいことと言われることでさえ「この事故のおかげで
成長することができて。ありがたいことです」と、起きた出来事をすべて受け入れ
て、感謝をしているのです。
「幸せ」は、目の前に山ほどあり、私たちは「幸せ」という海に浸かっているにも
かかわらず、それを認識していないだけ。「幸せ」は、どこかに行けば、手に入る
ものではありません。
今この瞬間に、自分に起きたことやこれから起こることは、「すべて自分が成長す
るために必要だ(った)」と、受け入れさえすれば、手に入るものなのです。
「幸せが足りない」と言っているのは、起こった出来事を否定し、今ある幸せを認
識する力が身に付いていないだけです。
そして、すべてを受け入れて、幸せを認識する能力を身に付けることができれば、
「常に幸せを感じることができる1%の人々」の仲間入りを果たすことができると
思います。
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数年前にこの本を読んだ時は「素晴らしいことが書いてあるな~」と思っていまし
たが、今改めて読み返すと「本当にその通りだな~」と思います。日常の生活をあ
たりまえだと思わずに感謝できること気持ちが「幸せ」につながります。
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■2 駐輪場のロックが解除できないときに
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先日、天神で仕事を終え、自転車で帰ろうと駐輪場の機械に100円硬貨を入れ、
ロックを解除しようとしたら、機械も古く故障しロックを解除できませんでした。
100円硬貨が下に落ちていないようだったので、何度がトントンと機械を叩いて
みましたが解除できなかったので、管理会社に電話し係の人に来てもらうことに。
その時は時間的に余裕もあり、カバンに入れていた本を読みながら7、8分程待つ
と、係の方が来られてロックを解除してくれました。
その時に感じたことは、
・駐輪場の機械が故障しても、携帯で電話して対応してもらえること。
・空き時間があれば、読み進めたいと思っていた本があり、読めたこと。
・冬ですが、日差しがあり暖かかったこと。
など、ありがたく感じることが多く、心地よく待つことができました。
ですが、仮に次の予定があり、時間的に切羽詰まっていたら、同じような気持ちで
待つことができていないかもしれません。
そして、仮に焦っていたとしたら、駐輪場の機械の故障がなければと、焦りの理由
を駐輪場の機械の故障に求めているような気がしました。
でも、同じ駐輪場の機械の故障にあっていても、ありがたく感じることもあれば、
焦りをかんじることもある。だとしたら、問題は駐輪場の機械の故障にあるのでは
なく、自分の心にあると感じることができました。
感謝できることに感謝し、前向きに物事を捉えること。
すべては自分の心が作り出しています。
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■3 あとがき
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今回で100回目となったアクシスエボリューション通信。
最初の配信は、2008年11月。起業して6カ月目です。
当初の内容は、当時の私の事業の柱である「人事制度」や「コーチング」とは、ど
のようなものであるのかを紹介していました。
その後、徐々に私の興味のある分野が変化していき、メルマガの内容も、人間的な
成長を促す本の紹介や心の持ち方に。その流れで、息子からの学びも紹介させてい
ただいています。
現在は、それが仕事にも連動し、それに関連した研修やコーチングを行っています。
いつまで続くかはわかりませんが、これからも月1回ペースで配信予定ですので、
今後ともどうぞお付き合いよろしくお願いいたします。
最後までお読みいただきありがとうございます。
皆様に、すべての良きことが向かっています!