『意識的に努力すれば必ず人生を高められるという事実ほど、人を勇気づけるもの
が他にあるだろうか』(ヘンリー・デイヴィッド・ソロー)
こんにちは。“魂のコーチング”アクシスエボリューション田中伸一です。
今はツツジが満開の時期で、ツツジの名所だけでなく、街中の街路樹やいたるとこ
ろで綺麗なツツジが観られて幸せな気持ちになります。市民農園では、昨年11月
に種を撒いたエンドウ・スナップエンドウの実がどんどんなって、毎日おいしくい
ただいています。(*^_^*)
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■1 私たちの人生に働いている“うずまき”のような力
■2 「3つの真実」内面化ワーク
■3 あとがき
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■1 私たちの人生に働いている“うずまき”のような力
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『トランスパーソナル心理学入門 人生のメッセージを聴く』(諸富祥彦さん著)
からの紹介です。
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魂の心理学による“運命の感覚”の復権。(中略)これは、私たち一人一人の人生
についての感覚を変えてしまう考え方。私たちの人生には、私たち自身を超えた“う
ずまき”のような力が働いていて、その力によってある方向へ誘われている、とい
うものの見方であるといってもいいでしょう。
それはまず私たちに、自分の仕事を“天職”として、つまり天から授かったものと
して受け取る感覚を育んでくれます。
たとえば私はカウンセラーですが、何千、何万といるカウンセラーの中で、なぜク
ライエント(来談者)は私と出会ったのか。そこに私たち自身の意図を超えた“ご
縁”の力を感じずにいられません。また最初は、“たまたま出会った”にすぎない
関係であっても、徐々にその関係を“ご縁によって運ばれてきた関係”と感じられ
るところまで育んでいくことが、私たちカウンセラーの仕事だと思っています。
また私は11冊の単著を持つ物書きですが、本を書いている時しばしば、私が本を
書いているのではなく、あの“うずまきの力”が私に本を書かせている、“うずま
き”が私を通してものを語っている、と感じることがあります。
自分の仕事を“たまたま与えられた”仕事とみなしていては、心を込めた仕事はで
きません。たとえ小さな仕事でも、その仕事と自分の間に、目に見えない力、“う
ずまき”や“ご縁”の力を感じることができれば、一つ一つの仕事に慈しみを感じ、
ていねいに取り組むことができるようになります。その時その仕事は、その人の“天
職”となるのです。
仕事ばかりではありません。故郷や、仕事の関係で移り住むことになった土地と私
たちの間にも、目に見えない結びつき、“ご縁”の力を感じることができるでしょ
う。人間関係については、もちろんのこと。(中略)
「たまたま私に適性があったからこの仕事についたのだ」とか、「たまたま適齢期
に条件が合ったからこの人と結婚したのだ」と“割り切って”考えることによって、
私たちは人生を心を込めて生きていくのに必要な、とても大切な何かを見失ってし
まいます。
そのように割り切って考えるのではなく、その“たまたま”の背後に働いている“割
り切れない力”の側から人生を捉え直してみましょう。すると、さまざまな出会い
が、何かとても大切な“授かりもの”のように思え、慈しみの気持ちが湧いてくる
はずです。
これは、いわゆる“運命論”とは異なります。
運命論というのは、私たちの人生はすべて運命によって決定されていて、私たちは
それに逆らうことはできない、服従するほかない、という考え方です。
これに対して、魂の心理学が言うのは、私たちの人生には私たち自身の意図を超え
た運命の力、“うずまきの力”が働いている。しかし、ほとんどの人はそのことを
忘れており、そのため、人生を粗末に扱う習慣を身につけてしまっている。だから、
私たちの人生に働いているこの“運命の力”“うずまき”を思い出して、それを自
覚的に生きよ、ということです。
そして、運命の力を自覚的に生きるなら ― 時にそれに身を委ね、時にそれと戯
れ、時にそれと対話するなら ― 私たちの人生は、変化し始める。人生ははじめ
てその本来の可能性を開花し始める、と言うのです。
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私もこういう考え方を取り入れることによって、自分の人生に起きるどんな出来事
も肯定的に受け止めることができるようになりました。人生は神様からの素晴らし
い贈り物のように感じます。
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■2 「3つの真実」内面化ワーク
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私たちの人生は、思考・言葉・習慣によって形作られていきます。
どういう考え方で生きていくか?
どういう言葉を使って生きていくか?
(肯定的な言葉、否定的な言葉、主体的な言葉、被害者的な言葉など)
そして、どういう生活習慣で生きていくのか?
私が10年前から毎朝取り組んでいる習慣の一つを紹介させていただきます。
私の大好きな本『3つの真実 人生を変える“愛と幸せと豊かさの秘密”』に書か
れてある「3つの真実」内面化ワークです。
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1.自分が宇宙とつながった偉大な存在であると感じる
「私は、宇宙の叡智とつながった偉大な存在だ。愛に満ち、喜びに満ち、
生命力に満ちている。周りを幸せにする力と、この星に貢献する力に
あふれている」
2.感謝できることを探し、心からに感謝する
3.自分が生活の中でどんなことを感じているかに意識を向ける
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1は、「」にある言葉を唱えながら光り輝く自分をイメージしていきます。
2は、感謝することと同時に毎日の日記にも感謝できることを書いていきます。
3は、感情を感じ、ネガティブな感情でも、しっかりと受容してきます。
このワークの言葉や意味は、本の中に詳しく書いていますが、自分と向き合い、
感謝や感情を感じる習慣は、私たちの人生を豊かにしてくれます。
現時点で、この習慣は10年続いていますが、一生続きそうな習慣の一つです。
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■3 あとがき
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先ほど紹介しました『トランスパーソナル心理学入門 人生のメッセージを聴く』
(諸富祥彦さん著)の中で特に共感した箇所を紹介させていただきます。
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この人生、この世界で起こるすべてのことには意味がある。
健康や幸運ばかりではない。病気や不運といった、一見、否定的なものにも、
私たちに何か大切なことを教えてくれるメッセージが含まれている。
慢性の病気、障害、死、不幸、衝突、離婚、別離、憂鬱……。
こうした否定的な出来事にも何か大切な意味があり、それとしっかりかかわること
で、私たちの魂は耕され、人生が豊かになっていくのである。
だから、この人生、この世界で起こるすべての事にしっかりと目を向けよ。
すべてのことに開かれた態度をとれ。
目覚めよ。目覚めたまま生きよ。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
皆様に、すべての良きことが向かっています!