心の成長と幸せのコーチング 田中伸一 アクシスエボリューション Axis evolution

配信日: 2018/05/24

vol.115 思い通りにならないからこそ価値がある (2018.05)

『小さなことの積み重ねは、やがて目に見えない自信に繋がっていく』

(杉山芙沙子さん)

 

 

こんにちは。“魂のコーチング”アクシスエボリューション田中伸一です。

 

 

5月になり農園は夏野菜の準備。ミニトマト・フルーツトマト、ナス、ピーマン、

キューリの苗を植え、オクラ、インゲン、ニガウリは自家採種した種を撒き、芽が

出ています。サツマイモも昨秋収穫したイモを3月に種芋として植え、そのつるを

植えています。今年は初めてメロンの苗も植えました。収穫が楽しみです。(*^_^*)

 

 

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■1 思い通りにならないからこそ価値がある

■2 気管切開手術後(不定期連載第12回)

■3 あとがき

 

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■1 思い通りにならないからこそ価値がある

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『[完全版]生きがいの創造』(飯田史彦さん著)からの紹介です。

 

 

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つまり、「思い通りにならないこと」こそが、この物質世界が生み出す価値の源で

はないでしょうか。私たちは、「思い通りにならない」という価値ある現実の中で、

いかに正しく苦悩しながら生き、ふだんは思い通りにならないからこそ時おり出会

うことができる「願いがかなうという喜び」を、いかに正しく味わって感謝するか

ということを、日々の人間生活の中で学んでいるのではないでしょうか。

 

私たちは、わざわざ、「思い通りにならない」という状況を体験し、この物質世界

で人間として生きる人生の妙味を味わうために、自分の意志で、生まれてくること

を選んだのです。

 

たとえば、修行僧が山寺にこもったり、修道女が修道院に入るのは、制約された自

由と厳しい戒律を通じて自分を磨き、神仏に近づくための悟りを開こうとするから

です。自分を磨くという行為は、自分の意志で自由に行動できる世俗間で生活する

かぎり、なかなか十分には実践できません。

 

だからこそ、自分を短期間で大いに高め、いちじるしく成長させたいと志す修行者

は、あえて厳しい環境に身を置くことによって、自分を磨く作業に集中できるよう

「自分自身を追い込む」のです。

 

それと同じように、私たちは「強い成長願望を持つ意識体」であり、自分の意志で

地球という学校を訪れ、わざと自分自身を「思い通りにならない」という物理的環

境を与えながら、自分を磨いているのではないでしょうか。

 

自分から求めて訪れてきた「思い通りにならない物理的環境」の中で、生まれる前

に自分自身で用意しておいた「人生という名の問題集」を解いているというのが、

私たち人間の姿なのです。

 

これまで、あなたは、「人生は思い通りになればなるほど価値がある」と、誤解し

ながら生きてきませんでしたか?

 

(中略)

 

しかし、本書のように、「思い通りにならないからこそ価値がある」という人生観

を採用すれば、そのような喪失感・疲労感に襲われることはありません。人生では、

数々の「思い通りにならないこと」(試練)が現われてくるのが当たり前であり、

それらの「思い通りにならないこと」こそが、人生に価値を与えてくれているのだ

と考えるためです。

 

このような「ブレイクスルー思考」さえ身に付ければ、どのような「思い通りにな

らないこと」が起こってきたとしても、「よし、予定通り順調に、試験問題が現わ

れてきたぞ。さあ、どのように対処して、高得点で解き終えてやろうかな」などと、

余裕を持って受け入れることができるはずなのです。

 

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私自身、この本(最初の『生きがいの創造』)を読み、その考え方を知り、人生に

向き合う姿勢が変わってきました。また、息子・彰悟の障がいについても、最も思

い通りにならない「生まれついての障がい」を敢えて選んだ人生のチャレンジャー

として尊敬するようになりました。私の人生を変えたお勧めの一冊です。

 

 

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■2 気管切開手術後(不定期連載第12回)

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私の身近で最も尊敬するのが息子の彰悟。数年前にその彰悟のことを書き留めてお

いたものを不定期で連載しています。(前回まで…誕生後、血小板減少、ダウン症

と診断。その後、肺炎と呼吸困難で緊急入院、気管切開の手術。)

 

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気管切開後の週末、2歳になる娘と手術後初めてのこども病院へ。

「来たよ~!」病室に入りながら、娘が明るく元気な声で、妻と彰悟に声を掛けた。

「ただいま~!」私は、思わずこう言った。今は、家族4人で一緒にいられる空間

は、この病室だけだ。だから、「ただいま」という言葉が出てきた。彰悟も妻も笑

顔で迎えてくれた。

 

彰悟の口から出ていた管がなくなっていた。代わりに、首の下の方を切開したとこ

ろにカニューレという管がついている。その周りには、まだ少し血がにじんでいた。

痛々しいけど、それよりも口や手が自由に動かせる方が数倍嬉しかった。ただ、ま

だ口でおっぱいを吸う力はなく、鼻の栄養チューブはそのままだ。これも時期にと

れるようになるだろう。退院の目途は、はっきりついていないが、あと1~2カ月

ぐらいで退院できそうだ。先が見えてきた。

 

妻と娘が家に帰り、病室には彰悟と私の二人になった。体を動かせるようになった

彰悟だが、簡単には動けないようだ。時々、彰悟のことをそっと抱きしめる。こう

いう時間も好きだ。彰悟は大変だけど、彰悟のお陰で、今この時間にやすらぎや喜

びを感じることができる。

 

妻は本当によくやってくれている。娘も、寂いしかもしれないけど、おじいちゃん・

おばあちゃんのところで楽しくやっているようだ。季節は12月になり、外は肌寒

い季節だが、病室の中は暖かい。

 

12月末、手術後初めての外泊許可が出た。正月は家で過ごすことになった。ミル

クも口から飲めるようになり、退院のテストも兼ねての外泊だ。彰悟もやっと寝返

りを打ちはじめ、少しだが、はいはいができるようになってきた。

 

気を付けないといけないのが、カニューレに痰が詰まってくるので吸引だ。通常、

私たちは、自然にそれを処理できるのだが、気管切開をしていると自分ではどうし

ようもなく、吸引機を使って、痰を吸引する。これをきちんとやっていないと、痰

でカニューレがつまり呼吸ができなくなる。そして、カニューレとその先の気道が

乾燥するといけないので、一日に4、5回は吸入器で湿度を与える。

 

 

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■3 あとがき

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今月末で起業し丸10年が経ちます。6月1日からは11年目になります。

こうして自分の好きな仕事をして楽しく暮らしていけるのも皆さまのお陰です。

心から感謝いたします。ありがとうございます。

 

起業時は、コーチングと人材育成がサービス内容でしたが、その後、人間学・心理

学・精神世界を学び、少しずつ仕事に取り入れながら、現在に至っています。

 

これからも学び、日常の生活の中で実践しながら、仕事にも取り入れ、アウトプッ

トできるものを増やしていこうと思っています。

 

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

皆様に、すべての良きことが向かっています!

 

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