心の成長と幸せのコーチング 田中伸一 アクシスエボリューション Axis evolution

配信日: 2018/09/30

vol.119 人物たることの第一の条件は (2018.09)

『人間の尊さは安らかな環境に安逸を貪ることではなくて、各人の内に与えられて

おる無限の知性や徳性・神性を徹見し、開拓して、人格を崇高にし、人類文明を救

済し発達させる努力にあるのであります』(安岡正篤先生)

 

 

こんにちは。“魂に寄りそうコーチング”アクシスエボリューション田中伸一です。

 

 

季節もすっかり秋になり、過ごしやすくなりました。秋と言えば芸術の秋。

この秋は、私もARTに触れる機会が多く、芸術を楽しんでいます。

 

 

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■1 人物たることの第一の条件は

■2 気管切開手術を経て退院(不定期連載第13回)

■3 あとがき

 

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■1 人物たることの第一の条件は

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『安岡正篤 活学一日一言 己を修め、人を治める』(安岡正篤先生著)からの紹

介です。

 

 

 

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【人物の第一条件】

 

人物たることの第一の条件は理想を持つことであって、理想を持つとその理想に照

らして現実に対する反省批判というものが起こって来る。即ち「見識」というもの

が生ずるのであります。元気と理想と見識、この見識は又人物たることの大事な条

件です。

 

見識は「知識」とは違う、知識を獲得することは簡単で、神経衰弱青年でも得られ

るが、「見識」は性命より生ずる理想を追求して初めて得られるもの、理想に照ら

して現実の複雑な経験を断定するものである。知識などとは比較にならぬものであ

る。人生に大事なものは知識より見識であります。

 

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【学問の本質】

 

人間生活があらゆる面で便利になるにつれて、思想だの学問だのというものも普及

すればするほど通俗になります。しかし本当の学問は、自分の身体で厳しく体験し

実践するものであります。この意味が本当に理解されて初めて活学になります。

 

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【活学活人】

 

人間学が、あらゆる学問の中でも一番根本であって、政策だの、政論だのというも

のは手段・方法にすぎません。例えば、公害問題を取り上げてみましても議論はい

くらでもできるが、それを実際にどうするかということになりますと、結局人間の

問題、人物の問題でありまして、人間教育というものが一番大切になってまいりま

す。国家、国民の運命に関する問題を取り上げてみましても、やはり人間に帰着い

たします。これが人間にとって一番むつかしいところであり、これからまた道もひ

らけて貴いものであります。いわゆる活学活人であります。

 

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この本は、タイトル通り一日一言ずつ読み、一年間365日で一冊読み終えます。

私自身は、今年の1月1日から読み始めて、毎朝気持ちを引き締めて1日をスター

トさせています。

 

 

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■2 気管切開手術を経て退院(不定期連載第13回)

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私の身近で最も尊敬するのが息子の彰悟。数年前にその彰悟のことを書き留めてお

いたものを不定期で連載しています。(前回まで…誕生後、血小板減少、ダウン症

と診断。その後、肺炎と呼吸困難で緊急入院、気管切開の手術)

 

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 気管切開の手術を終え、年が明けて一月に彰悟が退院。4カ月振りに、家での家

族4人の生活が始まる。冬は乾燥するので、いつも加湿器のスイッチはオンだ。彰

悟の気管が乾燥したら大変なので。

 

妻の日常生活はこんな感じだ。

朝は6時半ぐらいに起き、彰悟の様子を見ながら、私のお弁当と朝食の準備。そし

て、彰悟に吸入。病院では、看護師さんが吸入をポコポコと言っていたので、我が

家でもポコポコと呼んでいる。ポコポコというのは、吸入器から出る霧のような気

体が、ポコポコしているので、そのままポコポコと言っている。かわいらしい言葉

だ。

 

ポコポコの時間は10分間。それが終わると痰が出やすくなるのでそのまま吸引。

朝、吸引する時は、吸引チューブとその吸引チューブでとれる痰を洗うためのコッ

プを取り換える。これを一日に4、5回行う。それ以外にも痰が出、吸引するので、

一日のうち1時間半以上は吸引に関わる時間だ。

 

あとは、普通に赤ちゃんにやるようにミルクやオシメの交換をする。そして、一番

大変なのは、夜の寝ている間だ。寝ている間も痰が出ることもあるので、時々起き

て吸引。私は寝るといつもぐっすり寝てしまうので、気づかないのだが、妻はちょ

っとの音でも気にしているので、すぐに起きる。そうなってしまったようだ。私が

ぐっすり寝ているのは、彰悟の痰が出ても、妻が起きるという安心感があるからだ。

 

毎晩、仕事から帰ってくると、家族三人で迎えてくれる。それまでの4カ月間は彰

悟の入院で家には誰もいなかったので家に帰るのが本当に楽しみだ。彰悟は迎える

といっても、私が「ただいま~。帰ったよ~」と声を掛けるだけだが、そこにいて

くれるだけで幸せを感じる。

 

 

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■3 あとがき

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秋といえば、芸術の秋、読書の秋、スポーツの秋と色々とありますが、市民農園の

野菜もすっかり秋野菜の季節になってきました。

 

お盆に剪定したナスが、秋ナスとして復活し収穫の最盛期に入り、ダイコンやカブ、

春菊、ホーレン草の種まきも終え、ダイコンやカブは間引き菜も美味しくいただい

ています。ツルが茂っているサツマイモもあと1カ月程度で収穫できそうです。

 

夏野菜の続きで、ピーマンやニガウリもまだまだ実をつけ、ミニトマトも残りわず

かですが収穫しています。

 

自宅の庭に植えて今年4年目となるイチジクは、昨年よりも100個以上収穫でき、

現時点で300個を超え、毎日家族みんなで、甘くて美味しい採れたてイチジクを

いただいています。2年目から毎年100個ペースで収穫数が増えているので、来

年は400個以上収穫できそうです。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

皆様に、すべての良きことが向かっています!

 

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