『あなたの人生に起きる出来事の原因は、すべてあなたのなかにあります。自分の
なかにあるパワーに気づいてフルに活用すれば、本来のあなたらしい人生を送るこ
とができるのです』(ラルフ・ウォルドー・トライン)
こんにちは。“魂に寄りそうコーチング”アクシスエボリューション田中伸一です。
市民農園では、カブ・聖護院ダイコン・青首ダイコンが立派に育ち、どんどん収穫
しています。食卓には、ほぼ毎日ダイコン料理があり、美味しくいただいています。
その中でも、ふろふき大根やカブの酢の物が好きです。(*^_^*)
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■1 人に起こることの原因はその人のなかにある
■2 私が大事にしている考え方
■3 あとがき
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■1 人に起こることの原因はその人のなかにある
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『人生の扉をひらく「万能の鍵」』(ラルフ・ウォルドー・トライン著)からのご紹
介です。
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強くて前向きで建設的な考えをもっている人は、何をやってもつねに成功するし、
あらゆるところから支援が与えられる。彼が見るもの、理想をもってつくり出すも
のは、この強力で建設的な考えを通じて、物質的な世界に表現され、かたちをとり、
現実化する。無言の見えない力が働いて、遅かれ早かれ見えるかたちになる。
こういう人には不安や失敗を恐れる気持ちはけっして浮かばない。もし浮かんでも
すぐに追い払うから、影響されることはない。外からやってくる不安や恐怖を寄せ
つけないのだ。彼はそういうものとは別の考えのなかにいる。したがって、力を削
いで失敗をもたらすような不安やためらい、悲観的な考えに動揺することはない。
悲観的で不安な人は、自分のなかで生まれるそういう思いによって自分のエネルギ
ーや身体を衰弱させるだけでなく、外からも同じ思いを引き寄せ、当人だけでなく
まわりの人までも、弱さや不安や否定的な考えの犠牲にしてしまう。
こういう人は力を伸ばす代わりに弱めてしまう。実際に弱くて不安で否定的な人と
同じ考えを抱くために、自分がもっていた力までも奪われる。これもまた単純で自
然な法則が逆方向に働いているだけなのだ。
もっているものを失うのではないかと不安で、ナプキンのなかに隠す―なるほど。
だが、「失うのではないかという不安」の代償は、きっと払わされることになるも
のである。
力強い考えは内側でも力を育てるし、外からも力を引き寄せる。弱い考えは内側で
も弱さを現実化するし、外からも弱さを引き寄せる。勇気は力を生み、不安は弱さ
を生む。自信と勇気のある人は環境を支配し、世界に自分の力を感じさせる。自信
がなくて弱く、不安に怯えて力を発揮できない人は、まわりに振り回される。
人に起こることの原因はその人のなかにある。自分に何が起こるかを決める力は自
分にある。目に見える物質的な世界のものごとの原因は、見えないスピリチュアル
な思考の世界にある。
スピリチュアルな世界が原因で、物質的な世界は結果なのだ。どんな結果が起こる
かは、つねにどんな原因があるかで決まる。見えない思考の世界での生き方が、見
る物質的な世界に現実化するのだ。
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思考が言葉になり、行動になり、習慣になります。習慣が性格・人格になり、運命
になります。日々、自分の内面を見つめる時間をとって、自分の思考や言葉、行動
をよりよいものにしていきたいものです。
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■2 私が大事にしている考え方
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私が講演や研修でお伝えすることは、ご依頼される内容や対象者により変わってき
ますが、私自身が大事にしている考え方をまとめてみました。
・「幸せ」は今ここに見出すもの。幸せを感じている人は、幸せを感じる能力が高
い人。それは人間的な成長度合い・成熟度合いと比例している。幸せな人生を送る
には、人間的に成長すること。
・悩みや不安を抱えているのは、その悩みを乗り越えることができる人だからこそ、
その問題が起こっている。その問題にしっかりと向き合って取り組み、解決するこ
とによって、人としても成長するし、幸せを感じる能力も必ず増える。困難な出来
事は幸せな人生を送るための貴重なステップ。
・「嫌な人だな~」と思う人がいるのは、自分の中にもそういう部分があるという
こと。自分の中のそういう部分を嫌だと思っているということ。自分の内面に気づ
いて、否定せずに受容すること。自己受容が深まれば、他者受容もできるようにな
る。
・人としての成長過程にはいくつかのステップがあり、その成長度合いによって、
取り組むことが変わってくる。自分の成長度合いに合わない取り組みをすると長続
きしなかったり、場合によっては心理的に退行する場合もある。自分の現状を知る
ことも大事。
・すべての人には役割があり、みんなそれぞれ価値観や考え方も違って当然だとい
うこと。それが心の深い部分で理解できると人を変えようとしなくなる。自分にで
きることは、自分自身の個性や強みを磨き、自分らしさを発揮して、幸せな社会へ
の貢献を行うこと。
・この世界に問題はない。あるとすれば、自分の心の中だけ。自分の見ている世界
は自分の心の写し鏡。変えられるのは自分だけ。自分が変われば、すべてが変わる。
世界が変わる。
・「怖れ」や「不安」があるのは、「愛」を知るため。愛しかこの世界になければ、
愛がどういうものかわからないから。最終的には、私たちは神一元の愛の世界に生
きているということ。
短い文章なので、書ききれていないことも沢山ありますが、少しでも感じていただ
ければ嬉しく思います。
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■3 あとがき
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先ほどご紹介した『人生の扉をひらく「万能の鍵」』から好きなもう一箇所紹介さ
せていただきます。
楽観主義者は正しい、悲観主義者もまた正しい。
この二つは光と闇が違うように違うが、どちらも正しい。
どちらも自分の見方、世界観からすれば正しいのだし、それぞれの人生を決定する
のは、世界観なのだ。
それが、力強い人生になるか、無力な人生になるか、安らかな人生になるか、苦痛
だらけの人生になるか、成功の人生か失敗の人生かを決める。
最後までお読みいただきありがとうございます。
皆様に、すべての良きことが向かっています!