『幸せな人は、幸せを感じる心のある人』
こんにちは。“魂のコーチング”アクシスエボリューション田中伸一です。
最近行うセミナーでは、そのセミナーのテーマとは別に、参加者の方から次のよう
な感想をいただきます。
「田中さんが明るく楽しくセミナーをされている姿をみると、何故か私も楽しくな
りました。笑いや楽しさは伝わるんですね。私も、明るく楽しく元気にやっていこ
うと思います」
ありがとうございます。
これからもそう感じていただける様、私自身もどんどん楽しんでいきます。(笑)
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■1 その動機は、「治そう」それとも「分かろう」?
■2 そんなとき、あなたならどう言いますか?
■3 あとがき
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■1 その動機は、「治そう」それとも「分かろう」?
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田中信夫先生の著書『そのままのあなたが素晴らしい』(だいわ文庫)の中に次のよ
うなお話がありました。
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不登校の子どもがいました。
親が「学校に行け」、先生が「学校に来い」と口をすっぱくして言うのですが効果
がありません。
困り果てた親と先生は、「行けとか来いとかいっさい言わないほうがいい。そうす
るとやがて自分から行くようになるから」というカウンセリング的アプローチを採
用することにしました。
ところが、子どもは不登校を克服できなかったばかりか、新たな不安を抱えこんで
しまいました。
「親も先生も学校のことを何も言わなくなったけれど、自分のことなんかもうあき
らめて、どうでもいいと思っているのだろう」と。
このように、「行かなくてもよい」と言われて、一方的に学校に行きはじめる子ど
もがおり、他方にもっと不安になってしまう子どもがいます。
なぜでしょう。
それはこういうことです。
子どもが不安になってしまったケースでは、親と教師は、行けと言わないほうが効
果があるだろうという動機から言わなかっただけで、ほんとうは行かせたかったの
です。
「行かなくてもいい」と言ったのはたんなる駆け引きです。
学校に行きはじめたケースでは、その子どもがなぜ学校へ行けないのかという気持
ちが分かったから「行け」と言わなかったのです。
駆け引きではなく、ホンネで心に触れたからよかったのです。
「髪を染めている息子に、似合うと言ってやればいいのか、似合わないと言うべき
なのか、先生どっちですか」
こういう質問がたびたびあります。
それはことばが問題なのではなく、そのことばがどういう気持ちから出てきたのか
が問題なのです。
その動機に、「治そう」があるのか、「分かろう」があるのかの違いです。
治すためだけに向けられたことばであるならば、「似合う」と言おうが「似合わな
い」と言おうが、その少年の髪はますます激しく染まっていくでしょう。
意図的に企てられたところに、真の治癒はないのです。
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田中信夫先生は、牧師さんでカウンセラーもされています。これはカウンセリング
の事例ですが、人間関係全般に当てはまる様な気がします。
相手を自分の意図通りに「コントロールしよう」とするのか、それとも相手の現状
を「理解しよう」とするのか、と言いかえることができそうです。
私も後者になれるよう努力していきます。
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■2 そんなとき、あなたならどう言いますか?
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もうひとつ、田中信夫先生の著書『そのままのあなたが素晴らしい』の中のお話です。
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否定的な言葉を聞かされて育った子どもは否定的になります。
前向きなことばに触れて育った子どもは、前向き肯定的な性格になるものです。
子どもをdoing(行動や行為のこと)の相対的な価値で評価するのではなく、かけが
えのない存在としてのbeing(存在そのもの)を受けとめ、愛することが大切です。
そうすれば、子どもは自分を愛することができるようになります。
たとえば、あなたのお子さんがテストで答案をもらってきたとしましょう。
40点です。自分でも、不本意なので、恐る恐るお母さんに見せます。
そんなとき、あなたならどう言いますか?
続きはこちらです。
⇒ http://www.axisevolution.com/axisblog/archives/168
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■3 あとがき
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1to1コーチングでは、そのクライアント様毎にテーマを持ってコーチングさせて
いただいています。
先日、あるクライアント様がコーチングを受け始めて変わったと言われました。
何が変わったかというと、「気持ち」です。「怒らなくなった」と。
これは、このクライアント様が直接的に目標としているものではなかったのですが、
クライアント様にとっても私にとってもうれしい成果です。
何をするにしても人の感情や気持ちは一番大切なものですよね。
あなたが大切にしているものは何ですか?
最後までお読みいただきありがとうございます。
皆様に、すべての良きことが向かっています!