心の成長と幸せのコーチング 田中伸一 アクシスエボリューション Axis evolution

配信日: 2020/05/28

vol.139 感謝して生きるとは (2020.05)

『感謝する人はどんな状況であろうともそれに感謝するものです』(バハーウッラ

ー)

 

 

こんにちは。“魂に寄りそうコーチング”アクシスエボリューション田中伸一です。

 

 

緊急事態宣言が解除され、生活も徐々に戻りつつあります。仕事でお客様を訪問し

たり、来月からは少人数の規模での研修も再開。先週は、自宅から車で15分の「篠

栗九大の森」に初めて行きました。まるでジブリの森のようでブログに写真を投稿

しています。是非ご覧ください。『まるでジブリ!「篠栗九大の森」へ』↓↓↓

 

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■1 感謝して生きるとは

■2 息子は何も言わないけど、真に生きるとは(4月29日のブログより)

■3 あとがき

 

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■1 感謝して生きるとは

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分子生物学者で筑波大学名誉教授の村上和雄先生のご著書『生命の暗号―あなたの

遺伝子が目覚めるとき』からのご紹介です。

 

 

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生命というのは、自分の工夫や努力だけで生きているのではなくて、大自然から、

それこそ何十兆円にも匹敵する贈り物をもらっている。だから毎日毎日とにかく無

事で生きていることだけでも、たいへんありがたいことだ―そういうふうに感じて

みたらどうかと思います。(中略)

 

私たち人間は宇宙の一部です。そして地球の大自然の秩序のなかで生かされている。

しかし一方で、私たちは大自然のなかで地球の秩序をかたちづくる作業に参加して

いる。生きているだけでも立派に参加しているといえるのです。(中略)

 

そこにいられるだけでも価値がある。「ありがたい」と思える。なかにはそう思わ

ない人もいるかもしれませんが、思ったほうが楽しい。「感謝して生きる」とは、

そのように思って生きることです。

 

近代の人類は、ダーウィンの進化論のもとで生きてきました。(中略)

ところがこの進化論とはまったく別の説が一九六〇年代に出てきているのです。そ

れはどういう説かといいますと、「生物は優勝劣敗で進化してきたのではなく、互

いに助け合いながら進化してきた」とする考え方に立つもので、「共生的進化論」

と呼ばれています。

 

この進化論も進化のプロセスを細かく説明しています。

「最初の生物は、大腸菌のように細胞内に核をもたない単純なものだったが、この

細胞をもつ一段上の細胞に進化するとき、それまで存在していたいくつかの単純な

細胞やその一部が、一つの新しい細胞を形成し、お互いが協調的なはたらきをする

ことで高度な進化を遂げた」

 

これは細胞レベルの話ですが、もう一つ人間レベルで興味深い学説があります。

ダーウィンの進化論では、人類は、類人猿から原人などを経て現在にいたったとい

うことになっており、これも自然に淘汰されたということになるのですが、ケニア

のトゥルカナ湖で発見された百五十万年前の類人猿の遺跡を調査した研究者によ

ると、「互いに食べ物を分かち合い、助け合って暮らした痕跡は見つかったが、強

いものが弱いものを圧迫したり、闘争したりした形跡はまったく見当たらなかった」

というのです。

 

ダーウィンの進化論を信じれば、弱肉強食は「しかたない」ということになります

が、「そうではない」という考え方もこのように出てきている。遺伝子のはたらき

をみても、こちらの説のほうが自然の法則に合致しているように思えるのです。

 

このように考えてくれば、この世で生きているだけでも、私たちはサムシング・グ

レートに感謝していいのではないか。そうすればとりたててたいしたことが起こら

なくても、毎日喜んだり感謝することができる。そういう考え方をもってはどうか

ということなのです。

 

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宇宙に生命細胞が一個偶然に生まれる確率は、宝くじを買って一等が百万回連続で

当たるくらいの希少さなのだそうです。その有り難い生命を感じてしっかりと生き

ていきたいものです。

 

 

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■2 息子は何も言わないけど、真に生きるとは(4月29日のブログより)

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「いま、本業は、本当は何をやるべきですか?」

 

先日参加したオンラインワークショップでの2つ目の質問。

 

1つ目の質問「いま、本業で一番真剣に取り組んでいることは何ですか?」を掘り

下げ考えると息子にたどり着き、2つ目の質問でも、やっぱり息子にたどり着きま

した。

 

私の本業は、コーチング、人材育成コンサルティング、研修講師で、お客様がより

自分らしく、より幸せに生きていくのをサポートすること。

 

そこで、一番お客様に影響を与えることがサポートする自分自身がどう生きている

のか、ということ。

 

「本業は、本当は何をやるべきかですか?」という問いかけは、私にとっては、

「いかに生きていきますか?」を問われているように感じました。

 

本業の仕事は、人生の一部であり、本業の土台となるのが自分の人生。

そう考えても、自分の人生をどう生きるか? が必然的に本業にも反映されます。

 

「自分の人生を生きる」とは何だろう?

 

自分が何を感じ、何を思っているのかをしっかりと感じること。

自分の内面、深い部分と向き合うこと。

 

以前の私を振り返ると、自分の思いや考えで生きていたつもりでしたが、社会や周

囲の目を基準に、私がどうすれば評価されるか? を中心に生きていました。それ

も一つの生き方ではありますが、本当の自分の人生ではなかったように思います。

 

そんな私を導いてくれたのが、息子の存在。

 

呼吸困難や声が出せないなど様々な障害を受け容れ、他者との会話ができない中で、

自分の内面とずっと対話し、自分の心の声に沿って生きている息子。

社会の価値判断に捉われず、純粋に自分の人生を生きる息子。

 

心の中の深い深い愛とつながって、何ができようが、できまいが、そんなことは関

係なく、そこにいるだけで、私や周りの人に幸せを感じさせてくれます。

 

真に生きることは、自分の内面、喜びも恐れも不安もすべて感じ、感じ尽くして、

より深い部分=愛とつながり、愛として生きる。それが、本当に生きること。

 

息子は何も言わないけど、息子は生きる姿で私のお手本となってくれています。

 

自分とより深く向き合って自分の感情を感じていこうと思います。

 

 

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■3 あとがき

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野菜作りを始めて、今年で9年目。

今月は豆を大量収穫。スナップエンドウ816個、紫エンドウ847個、エンドウ

762個、ソラマメ91個。毎日夕食や朝食ジュースに入れて頂きました。

もうそろそろタマネギも収穫時期で、あとはミニトマト・ナス・キュウリ・インゲ

ン・ゴーヤ・オクラなど夏野菜を植えていて、また収穫が楽しみです。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

皆様に、すべての良きことが向かっています!

 

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