心の成長と幸せのコーチング 田中伸一 アクシスエボリューション Axis evolution

配信日: 2020/10/27

vol.144 感謝の気持ちをいつも感じている心のあり方 (2020.10)

『誰もがいくつかは経験した過去の過ちについてではなく、誰もが沢山持っている

今感謝できることについて考えよう』(チャールズ・ディケンズ)

 

 

こんにちは。“魂に寄りそうコーチング”アクシスエボリューション田中伸一です。

 

 

今月はコロナ以降初めて、一般の方を募集した息子からの学びの講演会を行い、

朝日新聞様、西日本新聞様に記事にしていただきました。ありがたいです。

【朝日新聞の記事に『ダウン症の長男と幸せを再発見』】

【西日本新聞の記事に『ダウン症の息子から学ぶ』】

 

 

*****《 メニュー 》**********************

 

■1 感謝の気持ちをいつも感じている心のあり方

■2 息子は幸せな脳の使い方を実践していた!(10月26日のブログ)

■3 あとがき

 

***********************************

 

----------------------------------------------------------------------

■1 感謝の気持ちをいつも感じている心のあり方

----------------------------------------------------------------------

 

脳科学者・医学博士の岩崎一郎さんの著書『科学的に幸せになれる脳磨き』からの

ご紹介です。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

常に感謝の気持ちを抱くことは、脳機能を高め、脳を全体的に働かせることに役立

ち、心と身体にさまざまなメリットをもたらします。

 

だからこそ、「脳磨き」で目指すのはこの状態です。

 

そのために、まずおさえておきたいのは感謝には2種類あるという点です。

 

米国・カリフォルニア大学リバーサイド校、アルメンタ博士らは、感謝を次の2種

類に分け、それぞれの定義とそれらがもたらすものを明らかにしています。

 

◎恩恵的感謝(Doingの感謝)……ポジティブな成果を得たから感謝する、という

もの。自分に良いことがあったと解釈できるときに感謝する。所為(Doing)によ

るもので、「Doingの感謝」と表現しています。

 

◎普遍的感謝(Beingの感謝)……感謝の気持ちをいつも感じている心のあり方

(Being)のことです。その効果として、「生きていることに感謝」「家族や仲間が

存在してくれることや一緒にいられることに感謝」など、あらゆるものに感謝する

ことができるようになるのです。ここには、恩恵的感謝も含まれます。

 

「感謝する」といったとき、多くの人がイメージするのは恩恵的感謝の方かもしれ

ません。たとえば、誰かに何かをしてもらったから感謝する、何かをもらったから

感謝するというように。

 

しかし、この研究では「恩恵的感謝」だけをしていると、エゴが強くなり、次第に

気持ちが暗くなり、長期的には鬱(うつ)傾向を強くするという結果が出ています。

恩恵的感謝だけの人は、何か良いことがないと感謝できないので、自分の調子が良

くないときや何かつらいことが起きたときなどにはとくに、気持ちが沈んでしまう

のです。

 

一方、恩恵的感謝も含む「普遍的感謝」は成長意欲が増大し、困難に立ち向かう勇

気が持てるようになるとしています。

 

「脳磨き」としての「感謝する」が目指すのは、この普遍的感謝です。

 

何か特別な良いことがあったから、何か得することがあったから感謝するのではな

く、常に感謝の気持ちを抱いている状態です。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

感謝をしている状態は、脳も活性化し、幸せになれる脳磨きの方法でもあるようで

す。私も毎朝、感謝日記や感謝のワーク(鏡に向かって笑顔で感謝できることを3

つ以上言う)などに取り組み始めて、幸せを感じる力が増えたよう感じています。

 

 

----------------------------------------------------------------------

■2 息子は幸せな脳の使い方を実践していた!(10月26日のブログ)

----------------------------------------------------------------------

 

 

私から見ると息子はいつも幸せそう。

 

その理由は脳の使い方にもポイントがあった!

 

『幸せマインドが人生を好転させる』と題して脳科学者・医学博士の岩崎一郎さん

とFacebookライブで脳科学対談をしました。

 

息子の脳の使い方を脳科学的に解説してもらい、幸せになる脳の使い方を教えても

らいます。

 

対談に先立ち岩崎一郎さんの6冊目の著書『科学的に幸せになれる脳磨き』を読み

ましたが、面白い!

 

本では、脳磨きのポイントを6つ紹介しています。

 

・感謝の気持ちを持つ

・前向きになる

・気の合う仲間や家族と過ごす

・利他の心を持つ

・マインドフルネス(脳トレ座禅)を行う

・Awe(オウ)体験をする

 

これだけだと普通のことのように感じられるかもしれませんが、どれも奥が深い!

研究結果をもとにしているので、誰が読んでも「なるほど~!」と大納得!

しかも読みやすい。すべての人におすすめの本です!

 

対談でも、私がこれまで考えなったような角度から岩崎さんに解説してもらい、

驚きと納得の連続でした。

 

息子は小さい時に何度か気道が塞がり窒息、呼吸困難で命が危険な状態になってい

ます。

 

岩崎さんがそのことから、

・臨死体験をすると感謝の気持ちが深くなる。

・感謝している状態は脳を活性化させ幸せになる。

と解説されます。

 

私も以前から息子は臨死体験をしたんじゃないかと思っていたのですが、それが幸

せな脳の状態になるきっかけだったかもしれません。

 

「利他の心を持つ」ことも脳磨きのポイントですが、「私心がない」状態と言い換

えられるようです。

 

息子が利他の心をどれだけ持っているかはわからないのですが、息子にはまったく

と言っていいほど私心が感じられません。

 

それが脳を活性化させ、存在しているだけで周りの人にいい影響を与えてくれてい

る。「存在効果」というそうです。

 

息子の存在効果のお陰で私も仕事も変わり、以前はいいことがあった時に感じてい

た幸せが今は、いつも幸せを感じれるようになってきました。

 

YouTubeにUPしたので、是非、ご視聴ください。きっとお役に立てる内容だと思

います。(1時間2分の動画です)

 

 

----------------------------------------------------------------------

■3 あとがき

----------------------------------------------------------------------

 

冒頭でお伝えしたように今月は8カ月振りの息子から学びの講演会を豊前市人権

センター様に主催していただき、たくさんの嬉しいご感想もいただきました。

以前のような感じでの講演会は難しいですが、これからも多くの方にお伝えしてい

きたいと思っています。

 

8月に、ひすいこたろうさんのラジオ『ひすいこたろうの名言ラジオセラピー』に

ゲスト出演させていただき、その続編がYouTubeにもUPされました。

ひすいこたろうさんの息子さんのエピソードやうまくいかない人間関係からの学

びなどユニークでためになるお話しもたくさん聞けます。

30分の番組です。是非お聞きください。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

皆様に、すべての良きことが向かっています!

 

お知らせ・無料メールマガジン アクシスエボリューション通信 自分らしく生きるヒントになるメールマガジンを毎月1回お届けします。お気軽にご登録ください。