『最初は小さなものから感謝を始めました。そして感謝すればする程、その恩恵に
与りました。あなたが意識を向けたものは大きくなるので、人生の良きことに意識
を向けると、あなたは良きことをもっとたくさん作り出すからです。人生で何が起
きようと、感謝することを学んだ時、チャンスも、人間関係も、お金さえも全て私
の方へ流れてきたのでした』(オプラ・ウィンフリー)
こんにちは。“魂に寄りそうコーチング”アクシスエボリューション田中伸一です。
今日はクリスマス・イブ。コロナ禍ではありますが、街はイルミネーションで綺麗
に彩られています。我が家では、息子が通所している障がい者施設や絵画教室でク
リスマスの作品を作りました。息子らしくかわいらしい作品です。是非、見てあげ
てください。↓↓↓
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■1 自分の中のネガティブな感情に向き合っていないと
■2 私の今年1年を漢字一文字にすると
■3 あとがき
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■1 自分の中のネガティブな感情に向き合っていないと
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12年前に私が独立し、仕事がうまくいかず落ち込んだ時期がありました。その時
に立ち直るきっかけになった本が『3つの真実』(野口嘉則さん著)。今回は、その
本からのご紹介です。
突然のピンチが訪れる30代の経営者。謎の老人が現れ、対話をしていきます。
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「うちの社員も、僕と話していると、自分の感情を感じるひまはないんだろうな…
…だけど僕は、ネガティブな言葉が出てくると聞けなくなっちゃうですよ」
「それは、君自身が自分の内面と向き合っていないからじゃ。人は、自分の中のネ
ガティブな感情に向き合っていないと、他人のネガティブな感情を受け止めること
ができない。たとえば、自分の中の悲しみを抑圧している者は、他人が悲しみを感
じることをも抑圧したくなるのじゃ。本来、感情によいも悪いもない。悲しみや不
安を悪い感情だと思うから抑圧してしまうのじゃ。自分の中で感じていることをそ
のまま味わうのじゃ」
僕は勘違いしていた。ポジティブな感情こそが「いい感情」であり、ネガティブな
感情は、感じてはいけない「悪い感情」だと思っていた。
「常に幸福感に満たされていなくても、ネガティブな感情を感じることがあっても、
僕たちは幸せでいることができるんですね」
「常に幸福感ばかりを感じて生きるというのは不自然なことじゃ。幸福感という感
情の中に幸せがあると信じる者は、ネガティブな感情を感じることから逃げ、幸福
感という感情を追い求める。その結果、刹那的な快楽主義や違法なドラッグにおぼ
れる者もいる。しかし、そうやって得られる幸福感のあとには、必ず虚しさがやっ
てくる。
感情は目的として追求するものではなく、結果として受け取るものなのじゃ。大切
なのは、『幸福感』という感情を追い求めることではなく、『幸せな生き方』をする
ことじゃ。もし君に、予期せぬアクシデントが起き、結果としてネガティブな感情
が湧いてきたとしたら、『幸福感』を保つのは難しい。しかし、『幸せな生き方』を
保つことはできる。
どんな状況にあっても、君は愛を実践することができる。感謝できることを見い出
し、愛する対象を見い出し、人間として成長していくことができる。それこそが『幸
せな生き方』じゃ。そのプロセスの中にこそ、本当の幸せはある」
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私も12年前のピンチの時はかなり落ち込みました。その時、たまたま、この本を
読み、「これでいいんだ」と心から思えるようになり、うまくいかない自分を否定
する気持ちがなくなります。自然と気持ちが前向きになり、進んでいくことができ
ました。すべての方に一度読んでいただきたい本です。
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■2 私の今年1年を漢字一文字にすると
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毎年恒例の私の今年1年を漢字一文字にすると『流』。
私自身を振り返ると、自分の意思で物事が進んでいくこともありますが、それ以上
に、自分の意思とは別のところで、1年進んでいったように思います。それがいい、
悪いというわけではなく、自然な「流」れがあり、その「流」れにそって生きてい
るという感覚を今まで以上に感じました。
昨年から障がいのある息子からの学びと気づきの講演活動やブログを始め、今年は
忙しく始まりました。私の人生の中で過去最高にスケジュールが詰まってしまい、
私自身「こなせるのだろうか?」という状況に。その時に、新型コロナウイルスが
流行し始め、講演や研修の仕事のキャンセルや延期が続き、仕事も「流」れていき
ます。お陰でなんとか無事に2月の乗り切ることができました。その後、仕事だけ
でなく、プライベートのイベントも「流」れていきます。
時間に余裕ができると、以前の毎日のルーティンを大事にする生活に戻ることがで
きました。そこで感じたのが、私は毎日の生活を丁寧に生きていくことが好きで、
それが心と体も整え、人生や仕事にもいい影響を与えること。それができていない
と自分自身を生きていないような状態になることにあらためて気づきます。
私たちは「気づき」によって考え方や行動が変わります。ただ、多くの場合、自分
で気づこうとして気づくのではなく、何か外的な刺激を受けて気づいていく。「気
づき」もまた自分の意思というよりも自然な「流」れのような気もします。
2020年12月22日から「風の時代」に変わったそうです。これまでの200
年間はお金が主役だった「地の時代」。「風の時代」のキーワードは、「境界がなく
なる」「知識・言語」「横との繋がり」「仲間」「普遍性」「美しさ」です。「風の時代」
の大きな「流」れに身を任せながら、自分らしく生きていこうと思います。
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■3 あとがき
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年末も押し迫った中、メルマガを最後までお読みいただきありがとうございます。
また、今年も1年間「アクシスエボリューション通信」にお付き合いいただきあり
がとうございました。来年も引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
皆様にとって、来年も幸多き年になりますように!
最後までお読みいただきありがとうございます。
皆様に、すべての良きことが向かっています!