『私は日々、自分の内外両面の生活が、現在や過去の人々の功績や努力のお陰であ
ることを忘れたことはありません。そして、これまで自分が受け取って来たのと同
じように人に与えるために、しっかりと努力しなければならないと考えています』
(アルベルト・アインシュタイン)
こんにちは。“魂に寄りそうコーチング”アクシスエボリューション田中伸一です。
早いもので、今年も1カ月が終わろうとしています。私の今年のテーマは「毎日を
丁寧に生きる」。毎日の生活やルーティンを大事にし、自分の内面を深めていきま
す。そこで内側から湧いてきたものがあれば、それに沿って楽しみながら、同時に
自分を客観視して今後の自分がどうなるか予測したり、そんな年を送っていこうと
思います。
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■1 完璧になる努力をしないで「よく頑張っているよな」と見てください
■2 心(自我)の成長ステップと幸せの関係
■3 あとがき
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■1 完璧になる努力をしないで「よく頑張っているよな」と見てください
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斎藤一人さんのご著書の中で私が一番好きな本『地球が天国になる話』からのご紹
介です。
この本と同じ内容の斎藤一人さんのCDは50回以上聞いていて、私の考え方のベ
ースの1つになっています。
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神様が、この地球で学びなさいと言っていることは、たった一つなの。
いいですか、最後の核心はむちゃくちゃ簡単だから。
あなたは自分を尊重してください。自分を愛して、自分を尊重すればいいんです。
尊重できない理由はたった一つなんです。あなたが完ぺき主義者だからなんです。
人間は完ぺきじゃないんです。完ぺきじゃないからあなたは、いろいろなことが完
ぺきにできなくていいんです。親からもこう言われて、ああ言われて。親も完ぺき
じゃないんです。あなたも完ぺきじゃないんです。
それで完ぺきじゃないあなたが、完ぺきになる努力をしちゃダメなんです。
「自分って能力や何かも大してないのに、よくこれだけ頑張っているよな」とか、
「偉いよね」と思えばいいんです。
人を見ても、「あなたは偉いよね」と言ってください。いちいち人のことを心配す
るのはやめてください。いちいち腹を立てないでください。あの人はああだとかこ
うだとかではなく、「よく頑張っているよな」と、見てください。
(中略)
みんながみんなのことを尊重したとき、たちまち地球が天国になる。
だって「心配」とは「恐れ」から出る言葉なの。
「尊敬」とか「尊重」というのは、「愛」からしか出ないの。
恐れを生み出すもの、恐れが出てきたとき、全部それをつぶしちゃえばいいの。
その癖をつければいいの。恐れって勝手に出てくるの。
恐れが出てきたら、「ついてる、ついてる」と言っちゃうとか、自分のことを劣等
感が出てきそうになったら、「しかし自分はよく頑張ってるよな」とか、「いや、お
れは自分のことを尊重して尊敬してるんだよ」とか。
だから自分より上の人間を見たらますます尊重するし、今頑張っている未熟な人間
を見ると、「あの魂やなんかも、あと五代とか十代したら、素晴らしいものになる
んだろうな、素晴らしい魂になるんだろうな」とか、尊重するの。
だから子どものことも、「おまえのこと心配でさ」というのは恐れなの。
何かしでかすんじゃないか、食っていけなくなるんじゃないか心配なんだよね。
そうじゃないの。
「お母さんは、あんたのこと信じてるからね」
「あんたなら大丈夫だよ」
「だってお母さんなんか、こんなに未熟だってこれだけやれたんだもん、だからお
母さんは自分のこと大好きだよ」と。
「大好きなお母さんが生んだ子なんだから、私はあんたのこと大好きだよ」と。
その言葉には恐れがないの。
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私たちの本質的な感情は「愛」と「恐れ」の二つ。「恐れ」は「愛」を知るために
あります。人生とは自分の中にある「恐れ」に気づいて、一つひとつ手放していく
プロセスかもしれません。そうすると残りは「愛」に満ちた人生になります。
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■2 心(自我)の成長ステップと幸せの関係
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昨年12月から1月にかけてブログに連載した『心(自我)の成長ステップと幸せ
の関係』(全7回)についての3つ目の記事からのご紹介です。
私たちの心の成長ステップは次の4つにわけられます。
(1)初期自我
(2)中期自我
(3)後期自我
(4)成熟した自我
(1)初期自我…自分中心で、自分のわがままが満たされた時が幸せ。
(2)中期自我…家族や社会のルールを受け容れることができ、家族や社会に認め
られ、承認されると幸せ。
(3)後期自我…与えられたルールを否定し、自分なりの価値観を持ち、必要であ
れば社会のルールを変える。自分の望む人生に向かって主体的に生きていく自立の
段階。社会的に成功している起業家は、後期自我にあると言われています。自分自
身の夢や目標を達成した時が一番の幸せになります。
私たちの社会では、初期自我の人が約1割、中期自我の人が約7割、後期自我の人
が約2割と言われています。ただ、完全に初期自我だけの人、完全に中期自我だけ
の人、完全に後期自我だけの人はおらず、中期自我の真ん中の人でも、中期自我の
要素が50%で、前後の要素の初期自我が25%、後期自我の要素が25%ありま
す。前後の要素も含みながら、少しずつ自我が発達していきます。
中期自我から後期自我に成長するには、充分に依存すること。すると守られている
という安心感から自然と依存状態の中期自我を卒業できます。
依存といっても単なる甘えではなく、健全な依存です。
子どもなら父性と母性を備えた親から育てられることが健全な依存になりますが、
そのような理想的な環境で育てられることはそう多くありません。
私たちが中期自我を卒業するために取り組みは
1.健全な依存をする
2.自分に優しくする
3.自分の気持ちに正直にNOを言う
この3つができると後期自我に進んでいきます。
1.健全な依存とは、特定の人に依存はしません。実際にいる人だと、結局その人
に依存してしまいます。
①大いなるものへ依存…この世界は人智には超えたものが私たちを導き生かし
てくれている。神様、仏様、宇宙、グレートサムシングなど色んな呼ばれ方が
あります。
あるいは
②大地、自然への依存…私たちには太陽や地球という星があり、この大自然が地
球上のすべてを生かしてくれている。
この両方あるいはどちらかに生かされている、守られていると心の深い部分で自覚
すること。それが健全な依存になります。自覚できると自ずと感謝する気持ちが心
の底から湧き出してきます。
息子を見ていると、誰から言われたわけでもないのこの感謝の気持ちがいつも感じ
られるのです。
続きは
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■3 あとがき
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先日、ダウン症に関するニュース記事を見つけました。
『ダウン症の子供を育てるべきなのか? 命の選別を迫られる親たち』
2004年からダウン症の出生前診断がすべての妊婦に提供されるようになったデン
マークでは、ダウン症の子供の出産数が急速に減少した。「陽性」の診断を受けて
中絶を選択する親は95%にものぼる。それは、「命の選別」ではないのか。重い選
択を迫られる親たちの思いを米誌が取材した。
デンマークでは2019年に生まれたダウン症の赤ちゃんは18名のみ。
日本でも出生前診断を受け、ダウン症と診断された方の9割が出産を断念していま
す。
ダウン症の息子を持つ父として、私の想いをブログに書きました。
是非、お読みいただければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
皆様に、すべての良きことが向かっています!