『人生で起こってくるあらゆる出来事は、自らの心が引き寄せたものです。それら
はまるで映写機がスクリーンに映像を映し出すように、心が描いたものを忠実に再
現しています』(稲盛和夫さん)
こんにちは。アクシスエボリューション田中伸一です。
先日、宝くじ当選祈願で有名な宝当神社へ行ってきました。神社には「宝が当たる
宝当神社」と看板があります。考えてみると、私にとって一番の宝は息子。息子が
私の子として生まれてきてくれたのが、私にとっては人生一番の大当たりです。
そのブログ記事は↓↓↓
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■1 喜んで感謝すれば、悪しき「業」も消えていく
■2 最後の卒業式、愛を放つ息子(ブログ記事より)
■3 あとがき
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■1 喜んで感謝すれば、悪しき「業」も消えていく
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京セラやKDDI、日本航空の再建など当代随一の経営者・稲盛和夫さんのご著書
『心。』からのご紹介です。
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いついかなるときでも、すべてのことに感謝の心で対応する―そのことには、実は
とても大切な意味が秘められています。
何らかの災難に見舞われたとき、それまで自分を苦しめていた“業(ごう)”が消
えるか、あるいはさらなる災難を呼び込むか。それは、そのときの心ひとつにかか
っているからです。
心に思い描いたことが現実になる。仏教ではこのことを「思念が業をつくる」とい
う言葉で表現しています。すなわち心で思ったことが、業すなわち「原因」となっ
て、それが現実という「結果」をつくっていく。そうした「原因と結果」が織りな
す法則が、この世には厳然と働いています。
業をつくるのは思念だけではありません。行動もまた業をつくり、それはかならず
や現象として現れてきます。これまで知らずしらずのうちに口にしていた言葉、あ
るいはふとしてしまった行動が「業」となって、あるとき災難になって降りかかっ
てくるのです。
私たちは災難にあうと、あわてふためき、うろたえ、のたうちまわります。だから、
できるかぎり災難にはあいたくないと思う。しかし、どれだけよきことを思い、よ
きことをなしたとしても、過去につくり出した業は、現象として現れるまでは消え
ません。
そして災難がやってきたときの心のありようによっては、さらなる災難を呼び込む
ことになりかねない。そうならないための方策が、災難を「喜んで」受け止めるこ
とです。
怪我をしたなら、「ああ、これくらいの程度の怪我ですんでよかった。体が動かせ
ないほどの惨事にならずにすんだ」と思う。病気であっても、「これぐらいの病気
で、手術でよくなってよかった」と喜ぶことです。
災難が起こったということは、業が消えたということです。だからこそ、大きなこ
とはもちろん、ごく小さなことであっても、それによって業がなくなったことを「喜
ぶ」べきなのです。たとえ心からそう思えなかったとしても、理性を使って喜ぼう
とする思いをもつことが大切です。
喜ぶことができれば、おのずと感謝することができます。どんな災難でも喜び、感
謝すれば、もうそれは消えてなくなるのです。
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災難と思われる出来事で、これまでの「業」が消えると思うと、自ずと感謝の念が
湧いてきます。嬉しい出来事も、そうでない出来事も感謝の気持ちが持てれば、生
きることは喜びだけになります。ありがたいことです。
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■2 最後の卒業式、愛を放つ息子(ブログ記事より)
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ブログに連載中の「息子が生まれてからの物語」111話目(息子が18歳の時)
からのご紹介です。
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2015年3月。12年間通った特別支援学校での小学部、中学部につづき高等部での
最後の卒業式。この日は心に残る1日になった。
私から見ると息子はとってもかわいくて、同時に私の人生を導いてくれた師匠のよ
うな存在でもある。息子といると息子が何もしていなくても自然と笑顔になり、心
が安らぎ、癒されていく。
息子は気道が塞がり呼吸できなかったり、度重なる苦しい気管の手術を受け、声を
発することもできず、数々の試練を乗り越えてきた。そして、物欲も承認欲求もな
く、いわゆるエゴ(利己主義的なもの)はない。人生を悟ったようにも見える。息
子の存在そのものが愛を放っているようにすら思える。
でも、私が「親だから」そう思っているのだろう。他の人から見れば、私が思うほ
ど、「息子は特別な存在ではない」と思っていた。
まだ肌寒い季節で、卒業式が行われる体育館の中はひんやりしている。私と妻は保
護者席に座って、卒業生の入場を待つ。先生に先導されて卒業生が入場。息子はい
つも通りにゆっくりと歩き、息子らしく堂々と卒業証書を受け取る。
特別支援学校への通学も考えて、息子が3歳の時に引っ越し、無事に12年間の学
校生活を過ごすことができた。たくさんの先生やお友達、運動会や学習発表会の思
い出……。自然と目に涙があふれてきた。
息子はどう思っているんだろう?
卒業式といっても、同じ学校で3度目。小学部、中学部の卒業式の後は、春休みに
なり学校がお休みの日が続くが、しばらくして、また同じ学校に通った。息子は今
日がこの学校の最後に1日になるとは思っていないだろう。
いや、息子は自分に起きることをそのまま受け止めるので最後とか、また学校に来
るとかは、考えていないかもしれない。
式を終えると、教室に戻る。先生からお話しがあり、生徒一人一人に記念品の授与
や写真撮影をする。写真撮影もカメラを意識せずマイペースな息子。そして、教室
での時間を終え、お別れ。みんなで校庭に出ていくが、ここで息子の存在の大きさ
を知ることになる。
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■3 あとがき
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5月末からミリオンセラー『鏡の法則』で有名な野口嘉則さんとClubhouse「自己
実現の心理学」というルームを毎週火曜日の20時~やっています。毎回500人以
上の方が聴かれている超人気ルームで、人生に役立つお話しが満載です。
次回は8月3日(火)20時~、『【人生を変えるトリガーになる20の寓話】~勇気
と感動を与えてくれる極上の寓話~』というテーマです。
⇒ https://www.clubhouse.com/event/M8Layq9D
お時間ある方は是非お聴きください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
皆様に、すべての良きことが向かっています!