『自己認識は、私たちが自分や他人のためにできる最も重要なことです。自分を知
るとは、何が私たちを幸せにし、何が幸せにしないのかを知るということです。そ
れは、より大きな愛や幸せに導いてくれる道を選択するために、十分な気づきを持
つという意味です』(アニータ・ムアジャーニさん)
こんにちは。アクシスエボリューション田中伸一です。
10月に入り緊急事態宣言が解除され、息子の絵画教室と書道教室も再開。秋らし
い絵を存分に楽しみながら描いています。息子は描くのを楽しんでいるだけなので
すが、親バカながらもっと多くの人に見てもらえたらなって思っています。
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■1 私たちが対立していると認識している性質は?
■2 本物の自分でいること(10月26日のブログ記事より)
■3 あとがき
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■1 私たちが対立していると認識している性質は?
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ステージⅣの末期がんから臨死体験を経て生還したアニータ・ムアジャーニさんの
著書『もしここが天国だったら?― あなたを制限する信念から自由になり、本当
の自分を生きる』からのご紹介です。
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ところが三次元のこの世では、私たちが現実として見ているものを作り上げるため
に、対比と相違が必要になります。これが二元性と呼ばれるものです。私たちは、
他のものと比較することによってのみ何かを認識できるのです。でも、このように
違いに注目することによって、私たちはしばしばお互いを敵として見なしてしまい
ます。
この世では、判断しないことはほとんど不可能です。というのも、私たちは常に識
別し、区別し、判断しなければならないからです。それが私たちの、人生の航海の
仕方なのです。私たちは、善か悪か、ネガティブかポジティブか、光か闇かを区別
できなければなりません。これらはお互いに対立した性質として認識されます。私
たちはいつも比較と判断をしながら、常に選択をしています。(中略)
でも、私が臨死体験中に学んだことは、互いに対立していると認識していた性質が
本当は対立していないということでした。それは協力し合って働いており、もし一
方がなくなればもう片方も消えてしまうのです。片方を知ることなしに、もう一方
を知ることはできません。あらゆるものが同時にわかる完全な明晰さの中において
は、分離というものは存在していませんでした。
つまり、私は同時に硬貨の両面を見ることができただけでなく、実はそれらは同じ
一つのものであると理解したのです。メビウスの帯には、裏と表がありそうに見え
ても本当は一面しかないように……。
非二元性の世界では私たちは硬貨になり、いかなるものが存在するにも両面が必要
だと完全に理解します。結局のところ、片面しかない硬貨は存在できません。です
から私は、向こう側の世界では人生をありのままに受け入れていました。実際それ
は受け入れるという以上のもので、私はあらゆる人やあらゆるものに対して完全に
無条件の愛を感じていました。自分自身や他のすべての人に思いやりや共感を抱い
ていたのです。
さらに、自分や他人のあらゆる行動の理由がわかりました。他人を傷つけるような
ひどい行動についてさえもです。すべてがわかっていき、見事なタペストリーの全
体が目の前で明らかになりました。そして、他人を傷つけるような行動も含め、私
が人生で行ったことの多くは制限のある見方からなされたものだと理解しました。
言い換えれば、自分が他人を傷つけた時のその行為は、自分自身の苦しみや恐れ、
無知、気づきの欠如からやっていたとわかったのです。私はいつでも、その時に知
っていたことの中で、最善のことをしていたのです。
私たちが破壊的になるのは最終手段であり、制限のある観点からよいか悪いかを判
断して、他に選択肢がないと信じた時にのみ相手を傷つけるのだということを、私
は無限の領域の観点から理解しました。
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私たちは様々な体験をしますが、どれもが貴重な体験であり、本質的に物事には「よ
い・悪い」はないようです。すべては自分を知るため、学びのためにあること。大
きな視点を持ってすべてを受け入れて生きていければ、この世界をもっと素晴らし
く感じるかもしれません。
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■2 本物の自分でいること(10月26日のブログ記事より)
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前回のブログ記事の続きです。
息子は小さいときに呼吸ができず何度か死にそうになったことがあり、私は息子が
臨死体験をしたのではないかと思っています。
臨死体験者のアニータ・ムアジャーニさんの著書『もしここが天国だったら?』に
書かれていることは、息子が感じていることを解説してくれているような気がしま
す。
「他人が望むような人物になろうとすれば、私たちは本当の自分ではなくなってし
まい、ハートからではなく頭で生きるようになるでしょう。ハートから生きている
と、メッセージは私たちからではなく、私たちを通してやってくるようになります。
私の教えで一番大切なことは、何よりも本物の自分でいることです」
息子はいつも自分の気持ちを大事にしていて、いい意味で私の期待を裏切ってくれ
ます。(笑)
そういう息子といるとたくさんの学びがあり、お陰で私自身成長できたと思ってい
ます。
「死後の世界を垣間見てこの世に戻り、ようやく私は、誰もが自分に必要な能力を
携えて生まれてきたのだとわかりました。死の淵から戻ったことが、無敵であると
いう感覚を私に与えてくれたのです」
まさしく息子は無敵です。(笑)
特別支援学校の卒業式のときに同級生の子が息子のことを「最強」と言ったのは多
分そういうことだと思います。
「この人生で起こるあらゆることは最終的には自分の役に立つこと、正反対のもの
を経験することによって自分の現実についての真実がわかるのだということを、私
は信じています。おそらく苦しみや恐れは、愛や受容、美や喜びとはどんな感じが
するのかを理解し、それに感謝するために必要なものなのでしょう」
私もまったく同感です。もし私が愛や喜びしか体験したことがなければその素晴ら
しさはわからないと思います。反対の苦しみや恐れがあるからこそ、愛や喜びの価
値がわかります。
息子は赤ちゃんの時からその極限の体験をしたこと。声が出せなかったり、様々な
制約の中で生きているからこそ、今の生きていることに感謝しているのだと思いま
す。
改めて著者のアニータ・ムアジャーニさんや私の人生を導いてくれた息子に感謝で
す。
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■3 あとがき
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10月前半までは夏のような暑さだったのですが、後半に入り秋らしい季節を感じ
るようになりました。市民農園の野菜もゴーヤ・ナス・ピーマンを撤去し、カブ・
ラディッシュ・ホーレン草・春菊の種まきし芽が出そろい始めました。今週末はサ
ツマイモと落花生を収穫予定です。来月にはダイコンの収穫が始まります。
季節を感じながら市民農園の野菜づくりを楽しめて幸せです。(*^_^*)
最後までお読みいただきありがとうございます。
皆様に、すべての良きことが向かっています!