『最初は小さなものから感謝を始めました、そして感謝すればする程、その恩恵に
与りました。あなたが意識を向けたものは大きくなるので、人生の良きことに意識
を向けると、あなたは良きことをもっとたくさん作り出すからです』(オプラ・ウ
ィンフリーさん)
こんにちは。アクシスエボリューション田中伸一です。
実りの秋も深まってきました。今月の我が家は果物狩りを楽しんでいます。上旬は
みかん狩り、中旬はりんご狩りをし、下旬は柿狩りの予定です。みかん狩りは8年
連続で秋の恒例行事の一つ。りんご狩りは家族で行くのは初めて。りんごはもぎり
やすく、息子も予想以上に楽しんでくれました。(*^_^*)
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■1 どこまで人を許せるか
■2 何があっても大丈夫(10月29日のブログ記事より)
■3 あとがき
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■1 どこまで人を許せるか
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『1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書』の中から、塩見志満子
さんのお話しのご紹介です。
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長男が白血病のために小学二年生でなくなりましたので、四人兄弟姉妹の末っ子の
二男が三年生になった時、私たちは「ああこの子は大丈夫じゃ。お兄ちゃんのよう
に死んだりはしない」と喜んでいたんです。ところが、その二男もその年の夏にプ
ールの時間に沈んで亡くなってしまった。長男が亡くなって八年後の同じ七月でし
た。
近くの高校に勤めていた私のもとに「はよう来てください」と連絡があって、タク
シーで駆けつけたらもう亡くなっていました。子供たちが集まってきて「ごめんよ、
おばちゃん、ごめんよ」と。「どうしたんや」と聞いたら十分の休み時間に誰かに
背中を押されてコンクリートに頭をぶつけて、沈んでしまったと話してくれました。
母親は馬鹿ですね。「押したのは誰だ。犯人を見つけるまでは、学校も友達も絶対
に許さんぞ」という怒りが込み上げてくるんです。新聞社が来て、テレビ局が来て
大騒ぎになった時、同じく高校の教師だった主人が大泣きしながら駆けつけてきま
した。そして、私を裏の倉庫に連れていって、こう話したんです。
「これは辛く悲しいことや。だけど見方を変えてみろ。犯人を見つけたら、その子
の両親はこれから、過ちとはいえ自分の子は友達を殺してしまった、という罪を背
負って生きてかないかん。わしらは死んだ子をいつかは忘れることがあるけん、わ
しら二人が我慢しようや。うちの子が心臓麻痺で死んだという診断書さえ書いても
ろうたら、学校も友達も許してやれるやないか。そうしようや。そうしようや」
(中略)
許してあげてよかったなぁと思うのは、命日の七月二日に墓前に花がない年が一年
もないんです。三十年も前の話なのに、毎年友達が花を手向けてタワシで墓を磨い
ていくれている。
もし、私があの時学校を訴えていたら、お金はもらえてもこんなに優しい人を育て
ることはできなかった。そういう人が生活をする町にはできなかった。心からそう
思います。
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「許し」は人生の大きなレッスンの一つと言われています。自分を愛し、他者を愛
し、自分を許し、他者を許す。簡単なことではありませんが、一歩ずつゆっくりと
そういう人に、そういう社会に近づていけたらと思います。
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■2 何があっても大丈夫(10月29日のブログ記事より)
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今日のブログは「息子の名言集」。といっても、実際に息子が発した言葉ではなく、
私が息子との心の対話で息子から感じとったメッセージです。
息子は声を出すことできず、文字も分かりません。
そんな息子の気持ちをわかりたいと10年前から息子との心の対話に取り組み始
めます。
その後、氣の先生やアニマルコミュニケーションの先生に学び、2年半前からは息
子との対話を記録するようになりました。その中から息子の名言と思われるものを
いくつか紹介します。
・・・
みんなすべて思い込み。
すべては「自分がどう思うか」だもんね。
・・・
この世界は3D・幻想だよ。
本当は何もないの。
だから見ているだけなの。
幻想の中で自分が何を感じるのかを楽しむの。
すべてにいい悪いはないから、どう感じても、どう思ってもいい。
それに気づくだけでいい。
すべてを神さまにゆだねるといいよ。
この世界は神さまが見せてくれている愛の世界だからね。
・・・
ぼくは毎日、自分の中を見つめているの。
宇宙、星、その中を旅している。
飛んでいる。
浮いている。
この世界もそうだよ。
楽しいと思うときは楽しいし、面白いよ。
いろんな世界が見えるから。
一番楽しかったのはビッグバン。
宇宙が誕生して広がっていくの。
でも、どれも全部空想。
あるには神さまの意識だけ。
・・・
ぼくたちはみんな宇宙から来たし、その大元は、愛だよ。
みんな一つ。
ワンネスだね。
だからどうなってもいいし、何があっても大丈夫。
人生を体験することだけだよね。
・・・
息子は人とのコミュニケーションが取りづらいせいもあり、一人でよく上を見上げ
ながら誰かと話しているように見えます。そこで名言になる体験をしているのかも。
この息子からのメッセージも私の空想かもしれませんが。
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■3 あとがき
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冒頭のみかん狩りは、8年前にみかん狩りを始めた当初は、ハサミでみかんをちょ
きんするのを楽しんでいた息子。ですが、だんだんとハサミを使うのが楽しくなさ
そうになってきました。それでも昨年までは、ハサミを使わせようとしていたので
すが、今年は方針転換。
私がハサミでみかんを採って、息子に渡し、息子は妻が持っている袋に入れるのを
手伝ってもらいました。すると、息子はとっても楽しそう。元々、袋やカゴにモノ
を入れるのが好きな息子なので、好きなことをして楽しませるのが一番。
昨年までは、好きでないこと(ハサミ)で楽しませようとしていたな~って、気づ
き、ちょっと反省です。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
皆様に、すべての良きことが向かっています!