『私たちは、自らの人生に起きていることを見ることよって、自分の心のありよう
を推察することができ、それによって、自らを変えるためのヒントを探っていける』
(野口嘉則さん)
こんにちは。アクシスエボリューション田中伸一です。
先日初めて、熊本県阿蘇くじゅう国立公園の菊池渓谷へ行ってきました。暑い日が
続き、当日も晴れで気温は高かったのですが、菊池渓谷へ入ると空気もひんやり。
マイナスイオンたっぷりで、とっても心地いい空間でした。滝もあまりに美しく、
心が洗われるような素晴らしい景色で、ずっと観ていたい気持ちになりました。
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■1 「私」と「あなた」を分ける境界線が弱いと
■2 7月27日(水)20時~Clubhouseでお話しします!
■3 あとがき
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■1 「私」と「あなた」を分ける境界線が弱いと
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ミリオンセラー作家で心理カウンセラーの野口嘉則さんの新刊『自分を好きになれ
ない君へ』からのご紹介です。
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人間は一人ひとり別の存在です。「私は私」「あなたはあなた」であり、独立した存
在です。
ですから同じものを見ても、それぞれ別の感じ方をします。テレビで一緒にニュー
スを見ていても、ある政治家の発言に関して「勇気ある決断だ」と思う人がいる一
方で、「弱者のことを切り捨てるなんてかわいそうだ」と感じる人もいます。
でも「私」と「あなた」を分ける境界線自体が弱いと、自分と他者というものがき
ちんと分離していません。そのため他人も自分と同じように感じるはずだ、同じよ
うに感じるべきだと考えてしまいます。
そして他人を自分の思いどおりにコントロールしようとしたり、自分のほうが立場
が弱いときには、逆に、相手の思いどおりにならなければいけないと感じてしまう
のです。
他者との間に境界線を引くということは、自分は自分、他人は他人だと考えること
です。自分の感情の責任は自分で引き受ける。けれども他者の感情の責任まで引き
受ける必要はないのです。もちろん相手の立場を配慮したり、尊重するのは大切な
ことです。
自分を確立して、他者との間に境界線をきちんと引いた上で、相手のことを思いや
っているのであればいいのですが、他者との境界線の弱い人は、自分と他者を同一
視してしまうことがよくあります。
「相手と同じように感じなければいけない」「相手も自分と同じように感じるはず
だ」というのは、実は相手を尊重していることでもなんでもありません。
相手が自分と違った人間であり、違うように感じたり、考えている。そのことを受
け入れることが、本当の意味で他者を尊重することになります。
こうして境界線をしっかりつくっていくことは、周囲の人と快適な関係をつくって
いく上でも、とても重要なことなのです。
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私も自分と他者との境界線を意識して人と接していくと、自分と違う考え方の人も
受け入れられるようになってきました。境界線がしっかりしてくると「私たちは他
人の期待に応えるために生きているのではない」ので、自分らしく自分の人生を生
きることができるようになっていきます。
自分の人生を生きていく上で大切なのが、自分の感情をそのまま受け容れる「自己
受容」。その自己受容を深めていくプロセスがとってもわかりやすく書かれている
本『自分を好きになれない君へ』、お勧めです。
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■2 7月27日(水)20時~Clubhouseでお話しします!
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私もモデレーターとして参加しているClubhouseの【自己実現の心理学】ルーム。
毎週水曜日に開かれ、毎回1000人以上の方が聴かれている超人気ルームです。
そのルームで7月27日(今週の水曜日)は私がお話しします!
『鏡の法則』でミリオンセラー作家、心理カウンセラーの野口嘉則さんが私にイン
タビューする形式です。
タイトルは、
【自己実現の心理学】人生を信頼する力と幸せを感じる力。
自分に起きる現実とどう向き合うか?
案内文です。
「人生を信頼する力」と「幸せを感じる力」を高めることによって、僕たちは、し
なかやでゆるぎない軸を確立し、自分の人生を自分らしく生きることができます。
この2つの力を、コーチングのプロとして活躍されている田中伸一さんが、声を失
ったダウン症の息子さんとのかかわりの中で、どのように高めてこられたのか、そ
のプロセスを野口嘉則が聞きだし、【愛すること、学ぶこと、生きること】につい
て深めていきます。
日時は7月27日(水)20時~で、90分間たっぷりとお話しします。
以前のClubhouseは招待制でしたが、現在はスマホにアプリをインストールすれば、
どなたでもすぐに利用できます。
Clubhouseで「田中伸一」をフォローすると当日19時55分ぐらいにルームが開か
れ、そこをタップすると聞くことができます。
アーカイブは残さないので、リアルタイムでお聴きください。
どなたが聴かれても、きっと何かしらの生きるヒントになると思います。
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■3 あとがき
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今月、久し振りに息子からの学びと気づきの講演をしました。
タイトルは、『愛すること、学ぶこと、生きること~声を失ったダウン症の息子が
気づかせてくれた「人間的な成長」と「自分らしく幸せな生き方」』。
講演や研修では、人間力・コミュニケーション力・人材育成などをテーマに話をし
ていますが、それらの大元は私にとっては息子です。
100%自分の体験を話し、うれしいご感想もいただき本当にありがたいです。
ご興味ありましたら、是非お声掛けください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
皆様に、すべての良きことが向かっています!