『幸福とは外界から何かを獲得した結果得られるものではなく、内的な自己充実感
であることを発見します。完全に成熟すると、何を持っているか、何をしたかでは
なく、自分自身がどのような状態にあるかということから喜びが生じるようになり
ます』(デヴィッド・R・ホーキンズ博士)
こんにちは。アクシスエボリューション田中伸一です。
先日、四世代で家族旅行に行ってきました。一昨年に孫が生まれて、娘家族に母や
妹も一緒、四世代で2回目の家族旅行になります。近くの温泉宿で、部屋は3つに
分かれて泊まったのですが、私たち家族の部屋にみんな集まると、息子がいつもと
違う行動を……。(続きは、あとがきへ)
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■1 今の状態に幸せを感じられなければ
■2 息子らしさを遮らないこと(2月14日のブログより)
■3 あとがき
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■1 今の状態に幸せを感じられなければ
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私の大好きな本の一つ『<わたし>―主観性と真実』からのご紹介です。著者は精神
科医であり覚者でもあるデヴィッド・R・ホーキンズ博士で、人間の意識の進化に
ついて書かれている著書です。
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通常の人生では、欲望や達成は一時的な解放感をもたらしてくれますが、またすぐ
別のものに欲望の対象が移り、それが欲しくなります。成功とお金は、わたしたち
が最も抱きがちな幻想のゴールであり、それに取りつかれてしまうことも少なくあ
りません。
そこで、あなたが今の状態に幸せを感じられなければ、状況が変化して欲しい物が
手に入ったとしても、まだ幸せを感じられない可能性があることを知っておいたほ
うがよいでしょう。今を幸せに感じられなければ、未来においても同じです。とい
うのも、どこに幸せの源があるのか、発見できていないからです。
禁欲主義の価値は、生きるために必要最小限のもので満たされ幸せを感じることが
できる力を発見することにあります。幸せになるためには、実際に何ひとつ必要と
しないことに気づくことは、大いなる喜びをもたらします。テレビや音楽などの小
さな外的な刺激さえも必要ないのです。会話や人の存在、活動も然りです。
さらに進んだレベルでは、ちょっとした考え事などの気晴らしさえもいらず、存在
そのものの気づきだけで充分であることを学びます。「自己」が「十全性」として
輝き出し、あらゆる欠乏と他の何かを消滅させる、より大きな幸せを発見するので
す。
すると、欲するものは何ひとつなくなり、欲望の源が消滅します。なぜなら「無限
の<わたし>」としての全体性は、それだけで完結しているからです。
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息子を見ていると、何を欲するでもなく、自分の内面を深め、ただ存在することに
幸せと喜びを感じているようです。何もなくても、内なる自己と一体となり、ニコ
ニコ笑顔で幸せを感じています。
その息子の導きなのか、私も自分の内面を深め、探求することが好きで、今の状態
に幸せを感じることができるようになってきました。真の幸せは自分の外側ではな
く、内側にあります。
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■2 息子らしさを遮らないこと(2月14日のブログより)
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この前の日曜日は書道教室。
ここ数か月、だんだんと筆を持つことが減り、
墨入れをひっくり返して墨を飛ばすことと
ほぼ白紙の半紙を並べてることを楽しんでいます。
他の生徒さんは、普通に筆を持ち、先生のお手本を見ながら、
文字を書いているのですが、息子は別世界。
私も子どもの頃、書道教室に通っていましたが、
息子のような行動は思いもつきませんでした。
書道は筆で文字をきれいに書くもの、そう教わっていたからです。
息子は文字を書けないにしても
ここまで自由にやっている人って
他の障がい者向け書道教室でもおそらくいないだろうと思います。
どんどん自由というか、
自分らしさを発揮していく息子。
私にできることと言えば、
その息子らしさを遮らないこと。
せっかくの人生を楽しんでもらうこと。
息子の場合は、桁外れの苦労をしているので。
そんな楽しそうな息子を見ていると
「私は幸せだな~」と思うし、
同時に、
「私自身色んな既成概念に縛られて生きてきたんだな~」と思います。
続きは、こちらから。
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■3 あとがき
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8人全員が私たち家族の部屋に集まると、息子がなんだかとっても嬉しそうで、い
つも以上にニコニコ笑顔になります。
そして、普段は自分から人に働きかけることのない息子が、自分から手でタッチし
に行きます。母(祖母)、妹(叔母)、娘(姉)、娘婿(義兄)と座っている順番に
周り、タッチ。しばらくすると、また周り、合計5,6回嬉しそうに周りました。
なんでもないことですが、それだけで家族全員大盛り上がりです。
温泉もお料理も楽しみ、幸せなひとときでした。
最後までお読みいただきありがとうございます。
皆様に、すべての良きことが向かっています!