『怖れは、幸せと喜びの源は内側にあると知ることによって、止めることができま
す。それは、存在そのものの喜びが幸せの源であるという理解から発しています。
それは持続するもので、外部には依存していません』(デヴィッド・R・ホーキン
ズ博士)
こんにちは。アクシスエボリューション田中伸一です。
桜が満開の季節、どこに出掛けても綺麗な桜にうっとりしてしまいます。
春は緑が芽吹く季節で、新しいことに取り組むにもいい時期です。
私もついに初出版することが決まりました。これも皆さまのご支援のお陰です。
ありがとうございます。詳細は本文に書いていますので、是非ご覧ください。
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■1 自分を離れたところから自分を見る“眼”を養う
■2 初出版が決まりました
■3 あとがき
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■1 自分を離れたところから自分を見る“眼”を養う
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心理学の中でも私の好きな分野がトランスパーソナル心理学。その入門書である
『トランスパーソナル心理学入門』(諸富祥彦氏著)からのご紹介です。
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私たちの内部には、さまざまな異なる部分がいくつも共存しています。たとえば、
今の私について言うと、「今日のうちに書くと決めたところまでは書いておきたい」
と言っている“しっかり屋の自分”、「今日はもう遅いし疲れているから、もう止め
て寝たい」という“弱音を吐きたがっている自分”、そして、何となく明日のパー
ティーのことが気になっている“遊びたがり屋の自分”など、いろんな部分が私の
内側に共存していて、それぞれの言い分を私に語りたがっています。
しかし、私たちの意識はふつう、そうしたさまざまな部分のどれか一つに同一化し
てしまっています。そして、自分の中のどれか一部(例:頑張る自分、しっかりし
た自分)に同一化してしまっているから、私たちの心は必要なメッセージを受け取
れずにバランスを崩し、いつの間にか過労で倒れる、といったことが起きてしまう
のです。
そうならないためには、自分のさまざまな部分に偏ることなく、またまんべんなく
注意を払い、耳を傾ける、という態度が必要。そしてこれが可能となるには、自分
を超えた視点、自分を離れた視点を設け、その視点から自分自身を見ることが必要
になってくるのです。
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ここに書いてある通りで、私たちの中には様々な自分がいます。どれも自分の一部
で、どの自分にも、良いも悪いもありません。もし自分の好きになれない自分がい
ても「○○な自分がいるんだなぁ~」と受容すること。それを自己受容と言います。
自分の内面を振り返り、気づき、受容する。それを繰り返していくと、だんだんと
心の幅も広がっていいきます。瞑想したり、日記を書いたりしながら、自分の内面
に気づく習慣を持つといいですね。
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■2 初出版が決まりました
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このメルマガでも書いている息子のことを本として出版することが決まりました。
私は元々銀行員でしたが、息子の障がいのため、病院や施設の関係で転勤のない会
社に転職。そこで、コーチングを学んだことがきっかけで独立し、現在の仕事をし
ています。
もし息子に障がいがなかったら、今のようにはなっていないと思います。
息子が生れたときにダウン症と言われ、生後2か月で気道が塞がり呼吸困難になり、
気管切開をしました。その後、声を出すこともできません。
当時はそのことを不幸なことだと思っていました。
その後、息子に導かれるように仕事も変わり、人生観も少しずつ変わっていきます。
15年前に独立してからは、息子と過ごす時間も増えて、たくさんの気づきがあり
ました。息子の障がいの状態は変わりませんが、今は、息子と一緒に毎日幸せを感
じながら生きることができるようになってきました。
私にとって息子は、とってもかわいいのですが、同時に人生の師でもあり、神様の
ようでもあります。
私が息子と過ごした中で得たものは、すべての人が幸せに生きるために共通する普
遍的なことだと思っています。
「このことを一人でも多くの方にお伝えしたい」
という気持ちが次第に心の中で大きくなり、ブログや講演活動を行ってきました。
そして、今回書籍化が決定しました。
これもご支援くださった皆さまのお陰です。ありがとうございます。
発売時期は5月末~6月中旬の予定です。
詳細が決まりましたら、このメルマガでもお知らせいたします。
引き続き応援よろしくお願いいたします。
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■3 あとがき
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今月で日記帳36冊目になりました。日記帳といっても市販のノートです。
独立を決意して書き始めた日記も今年で16年目。今ではすっかり生活の一部です。
11年前からは、朝起きた時に、夢を覚えているようになったので、それを日記に
書こうと、朝起きてすぐに日記を書くようになりました。
毎朝、夢と前日を振り返りながら、30分程度日記帳と向き合っています。
こうした習慣のお陰で、「毎日を生きている」という実感も増してきました。
多分、日記は一生書き続けそうです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
皆様に、すべての良きことが向かっています!