心の成長と幸せのコーチング 田中伸一 アクシスエボリューション Axis evolution

配信日: 2024/08/29

vol.190 本質的な自分に生まれ変わる前兆(2024.08)

『人生に期待することをやめた人間は、どんな結果であろうと受け入れる覚悟がで

きている。結果は問題とならない。それよりも大切なものは、自分の責任を果たす

べく、全力を尽くすことだけだ。結果よりも行為そのものに意識を向けるようにな

る』(『フランクルに学ぶ 生きる意味を発見する30章』(斉藤啓一氏著)から)

 

 

こんにちは。アクシスエボリューション田中伸一です。

 

今月に入って庭のイチジクの収穫が始まりました。毎日収穫していて多いときは7

個とれるときもあり、毎日の楽しみの一つです。9年前に小さな苗木を植えて、翌

年には114個収穫。ピーク時は514個とれたこともあります。木が大きくなり

すぎて枝は毎年切り落としていますが、今年は何個収穫できるか楽しみです。

 

 

*****《 メニュー 》**********************

 

■1 本質的な自分に生まれ変わる前兆

■2 生活の中で大事にしているもの

■3 あとがき

 

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■1 本質的な自分に生まれ変わる前兆

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第二次世界大戦中、ナチスの強制収容所に送還された体験を持つ、精神科医・心理

学者であるヴィクトール・E・フランクル博士。そのフランクル博士の人と教えを

紹介した入門書『フランクルに学ぶ 生きる意味を発見する30章』(斉藤啓一氏

著)からのご紹介です。

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フランクルはいう。

人は絶望的な経験を通して、すべての非本質的なものが溶解すると。

 

すなわち、本当の自分ではない「虚構の自分」が溶けてしまうのだ。自我が消えて

しまうのである。人はそのとき、完全な「無」となる。そのためフランクルが、「彼

らは仕返しや復讐の気持ちを克服している」と述べたとしても、それほど意外では

ないだろう。

 

すべてを失った者、自分自身さえ失った者に、守るべき何があるだろう。それゆえ

復讐心もなければ、名声欲も、権力欲もない。あるのはただ、神以外には何も怖れ

ないという勇気、そしてまた、小さなパンの一切れが口にでき、ベッドで寝られ、

点呼に立たなくてもいいこと、死の危険がある中で過ごさなくてもいいこと、これ

だけの状況さえ与えられたなら、あとはどんな運命も感謝をもって受け止めるとい

う「謙虚さ」だったのである。

 

彼らは謙虚に従う。たとえ、それがどのような運命であるとしても。

 

それはもちろん、投げやりな諦めの態度ではない。究極の絶望の果てに、人生に対

するいかなる期待も放棄した心に生まれる、まったく新たな精神の境地なのだ。

 

「文字通り無になった人は、まさに生まれ変わったように感じる。しかし、以前の

自分に生まれ変わるのではなく、もっと本質的な自分に生まれ変わる」

 

絶望とは、もうすぐ新しい自分、新しい希望が生まれるという前兆に他ならない。

 

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「絶望とは、もうすぐ新しい自分、新しい希望が生まれるという前兆」

 

本の続きに書かれていることでもあるのですが、人生は円環的で、始点と終点は究

極的には同じで、徹底した究極の絶望を経験した者は、徹底した究極の希望に到達

するようです。

 

いかなる運命にも意味があり、それを信じることができれば、人生を力強く生きて

いけるのかもしれません。

 

 

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■2 生活の中で大事にしているもの

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16年前に独立してから、私の生活習慣やライフスタイルも大きく変わりました。

 

独立を決めて始めたのが日記。

書き始めた理由は、独立に向けての心境を書き残したいと思ったから。

書きたいときに書こうと思い、毎日書くつもりはありませんでしたが、ほぼ毎日書

いていました。その後、仕事が忙しくなり、2か月ほど書いていない時期がありま

したが、やっぱり1日をきちんと振り返りたいと思い、再開。

 

以後、毎日書き続けて、2012年秋ごろからは、ほぼ毎朝夢を覚えているように

なり、朝起きてすぐに日記に夢を書き、その後、前日を振り返りながらの自分の内

面を書くのが習慣になりました。日記を書きながら思いつくこともあり、次の自分

の行動のヒントにもなっています。

 

その他にも、感謝のお祈りやワーク、瞑想や呼吸法、般若心経やマントラを唱えた

り、息子との心の対話など毎日1時間半ぐらい、ルーティンとして日々取り組んで

います。

 

体の方は、中学時代から筋トレは継続的にやっていましたが、40代後半からは、

ストレッチとインナーマッスルトレーニングに切り替えて、1日1時間程度、日に

よってはできない日もありますが、月に25日程度は行っています。

 

また、仕事やプライベートも含めた日次、月次、年次の計画や振り返り、記録も取

るなど、これらの日々のルーティンが私の生活の土台となって、今の自分があると

思っています。

 

お陰さまで、仕事もいいお客様に恵まれ、趣味と実益を兼ねた野菜づくり、息子と

の時間など、充実した日々を送っています。

 

以前は、目標を決めて、日々コツコツ取り組むことに重きを置いていましたが、今

もそれはあるのですが、毎日のルーティンを通して心と体を整えること。そうすれ

ば、あとは自分の中から湧き出てくる想いや感情にゆだねていけば、自分を導いて

くれるような確信が持てるようになってきました。

 

ある意味、自然体で自分の中から湧き出てくる流れに任せている感じです。

 

今後も変化はあると思いますが、そういう自分も観察していこうと思います。

 

 

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■3 あとがき

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毎年8月のお楽しみが、私の大好きな柴咲コウさんのバースデーライブ。

2016年に初のバースデーイベントが始まり、コロナで一時期中断しましたが

(オンライン配信に変更)、2022年からはビルボードライブ東京・大阪でのラ

イブになり、今年は横浜も加わり、3会場6公演が開催されました。

今年も全公演に参加し、歌やトーク、全員参加のクイズ大会など至福の時間を過ご

すことができました。

 

このバースデーライブも私のルーティンの一つで、自分の中から湧き出る想いや感

情にゆだねて、参加しています。

 

6公演中、1公演では、最前テーブル中央の神席。300席のビルボードライブの

会場なので、その席からは手を伸ばせば、コウちゃんに手が届きそうな距離で90

分のライブを楽しめました。

 

また6公演中、4公演がスペシャルシートで、終演後にコウちゃんから、お見送り

プレゼント手渡しがあり、「いつもありがとう」「いつもお手紙読んでます」「また

お手紙待ってます」「また来てね」と嬉しい言葉をもらい、めちゃめちゃ幸せでし

た。

 

また次のツアーや来年のバースデーライブも楽しみです!!

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

皆様に、すべての良きことが向かっています!

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