心の成長と幸せのコーチング 田中伸一 アクシスエボリューション Axis evolution

配信日: 2024/11/29

vol.193 自然な感情と抑圧され続けた感情(2024.11)

『まず、こうありたいと思うとおりに行動しなさい。それから、こうありたいと思

うことを言葉にしなさい。それを何度も実行していれば、新しい考え方ができるよ

うになる』(二ール・ドナルド・ウォルシュ)

 

 

こんにちは。アクシスエボリューション田中伸一です。

 

10月までは夏のような暑さでしたが、ここ数日はもう冬のような寒さです。それ

でも11月は秋の収穫の季節で、市民農園では秋野菜を大量に収穫中で、果物狩り

は、りんご狩り、みかん狩り、柿狩りと3つの果物狩りを楽しみました。あとがき

へ続く。

 

 

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■1 自然な感情と抑圧され続けた感情

■2 自分たちの力で世界は変えられる

■3 あとがき

 

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■1 自然な感情と抑圧され続けた感情

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『神との対話③』(二ール・ドナルド・ウォルシュ著)からのご紹介です。

https://amzn.to/3BaqNoQ

 

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悲しみも自然な感情だ。悲しむことができるから、言いたくないときにも「さよな

ら」が言える。ひとは何かを失う体験をしたとき、自分のなかの悲しさを表す(外

に向かって押し出す)。愛する者を失う悲しみもあれば、コンタクトレンズをなく

した悲しみもあるだろう。悲しみを表すことができれば、悲しみは処理できる。

 

悲しいときには悲しんでいいんだよ、と言われて育った子供は、おとなになったと

き、悲しみは健全だと思える。だから、とても早く悲しみから抜け出せる。「こら

こら、泣いてはいけません」と言われた子供は、おとなになって泣きたいとき、苦

しい思いをする。だって、泣くなと言われて育ったのだからね。だから、悲しみを

抑圧する。抑圧されつづけた悲しみは、慢性的なうつになる。(中略)

 

怒りは自然な感情だ。「ノー」と断るための道具だ。必ずしも無礼なものとは限ら

ないし、決して他者を傷つけるものではない。

 

怒ることを許されて育った子供は、おとなになったときも怒りに対して健全な態度

でいられる。だから、とても早く怒りから抜け出せる。怒りはよくないものだと教

えられて育った子供、怒りを表してはいけない、それどころか怒りを感じることす

らいけないと言われて育った子供は、成人後、怒りをうまく処理するのに苦労する。

抑圧されつづけた怒りは、憤怒になる。(中略)

 

羨望は自然な感情だ。五歳の子供が、お姉ちゃんのように自転車に乗れるといいな

と思う、その感情だ。羨望という自然な感情があるから、もう一度やってみたいと

思う。もっとがんばろうと思う。成功するまであきらめないぞ、と思う。羨望を感

じるのはとても健全で、自然なことだ。

 

羨望を表すことを許されて育った子供は、おとなになったときも羨望に対して健全

な態度でいられる。だから、とても早く羨望から抜け出せる。羨望はよくないもの

だと教えられた育った子供、羨望を表してはいけない、それどころか羨ましいと感

じることすらいけないと言われて育った子供は、成人後、羨望をうまく処理するの

に苦労する。抑圧されつづけた羨望は、嫉妬になる。(中略)

 

不安は自然な感情だ。赤ん坊はみんな、不安を二つだけもって生まれてくる。墜落

する不安と大きな音に対する不安だ。ほかの不安はすべて学習された反応で、環境

から学び、親に教えられる。もって生まれた自然な不安の目的は、もうちょっと注

意しないさいとわからせることだ。身体を安全に生きながらえさせるための注意。

それは愛から生まれる。自分自身への愛だ。

 

不安はよくないものだ、不安を表してはいけない、不安を感じることすらいけない

と言われて育った子供は、成人後、不安をうまく処理するのに苦労する。抑圧され

続けた不安はパニックになる。(中略)

 

愛は自然な感情だ。子供が正常に自然に、制限や条件をつけず、禁忌や気まずさな

しに愛を表現し、受け入れることを許されて育つと、それ以上必要としなくなる。

こんなふうに表現され、受け入れられた愛の喜びは、それだけで充分だから。だが、

条件や制限をつけられ、規則やしきたり、儀式や制約によってゆがめられ、管理さ

れ、あやつられ、抑えられた愛は不自然になる。

 

自然な愛はよくないものだ、愛を表してはいけない、それどころか愛を感じること

すらいけないと言われて育った子供は、成人後、愛をうまく処理するのに苦労する。

抑圧されつづけた愛は所有欲になる。(中略)

 

自然な感情が抑圧されると、不自然な反応と対応が生じる。たいていのひとは、最

も自然な感情を抑圧している。だが、自然な感情はあなたがたの友人だ。贈り物だ。

経験をきざみ出す神聖な道具だ。あなたがたは、生れたときに与えられた道具を使

って、人生をうまく渡っていくべきなのだ。

 

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私たちは本来ピュアな存在ですが、育った環境によって不自然な抑圧をされること

によって、不自然な状態になってしまいます。

 

内なる自分を信じ、無理のない範囲で感じ、必要に応じてコーチ、カウンセラーな

どの適切なサポートを得ながら、本来の自分らしい人生を生きたいものです。

 

 

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■2 自分たちの力で世界は変えられる

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『神との対話③』の巻末に解説があり、当時俳優の山本太郎さんが書かれていまし

た。その最後の部分のご紹介です。

https://amzn.to/3OsP3FI (上段は現在販売中の「新装版」のAmazonリンクで、

↑こちらは私が持っている2002年文庫版のリンクです)

 

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この本に書いてあるように、神が自分と同じようなものとして人間をつくったのな

ら、自分たちの力で世界は変えられるんじゃないかと思う。今の僕は特定の宗教を

信じているわけでもない。キリストやマホメット、ブッダとか、特別に信仰してい

る神や仏もいない。

 

だが、いつもなんとなく、目に見えない大いなる神の存在はあると確かに感じてい

る。どこかに向かって祈るわけじゃない。だが、どんな人も何かに夢中になってい

る一番ピュアな状態が、神に近いような気がしている。

 

また、殺戮や貧困、飢餓という悲惨な状況下の人を報道で見るたびに心が痛むのは、

僕の潜在意識に「地球人」、「みんな家族」という考えがインプットされているから

だと思う。

 

うちは母子家庭だが、物心ついた頃から、母は子どもにいっさい隠し事をせず、「ボ

ーイフレンドができた」「今月はもうこれだけしかお金がない」など包み隠さず話

してくれた。母が死んだあとでも、何が起きても動じないよう、この世の中で起こ

り得るすべてのことに対処できるようトレーニングを施してくれた。

 

僕が悪事を働いたときは、人間として真正面から向き合ってくれた。母親でありな

がら、「いい師匠にあったなあ」と思わせてくれる母も、『神との対話』に書いてあ

るような「家族」というものの愛と大きさを、教えてくれているのかもしれない。

 

自分が自分らしくない時。

最高の考えももてない時。

高いビジョンなどとんでもないという時。

 

残念ながら、そんな日は多々ある。そういう時、僕は『神との対話』を読み返す。

目次を見て、目についたところをぱっと読む。地方ロケに行く時にも、ぽんと鞄に

放り込んで行く。

 

もし、僕も神と対話ができたら聞いてみたい。

「地球はこれからどうなるのか?」と。

 

                           二〇〇二年 五月

 

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私が初めて『神との対話』シリーズを読んだのは10数年前で、当時の山本太郎さ

んは俳優さんとしてしか認識がありませんでした。しかし、こういう考えの人だっ

たのかと感銘を受けた記憶があります。その後、政治家となり、一人で始めた活動

も現在は14人の国会議員を有するれいわ新選組の代表としてご活躍されていま

す。その原点が垣間見れる解説です。

 

 

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■3 あとがき

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市民農園では11月に入り落花生の大収穫。

 

他にもダイコン、聖護院ダイコン、カブ、ブロッコリー、ルッコラ、水菜、春菊、

ホーレン草、ニラなどたくさんの秋野菜を収穫中です。

 

障がい者支援施設での秋の収穫祭でも息子と一緒にサツマイモや落花生の収穫、

 

りんご狩り、

 

みかん狩り、

 

柿狩り、

 

と収穫の秋を楽しみました。

 

近年は異常気象と言われていますが、それでも四季があるのはありがたいです。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

皆様に、すべての良きことが向かっています!

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