心の成長と幸せのコーチング 田中伸一 アクシスエボリューション Axis evolution

配信日: 2025/03/28

vol.197 否定的な感情を取り除いたり離れると(2025.03)

『人間は二つの部分から、すなわち本質と人格から成り立っていることを理解しな

ければならない。本質は彼自身のものであり、人格は彼自身のものではない。彼自

身のものではないというのは、外からきたものということであり、彼の学んだもの、

考えたこと、記憶や感覚の中に残っている印象、あらゆる痕跡、学んだ言葉や動作

や感情は模倣によってつくられた。これらすべては彼自身のものではない、すなわ

ち人格である』(ウスペンスキー)

 

 

こんにちは。アクシスエボリューション田中伸一です。

 

ここ数日、3月の過去最高を更新する気温で一気に春が来た感じで、桜の開花も進

みお花見が楽しみです。ただ、これから寒の戻りで寒そうですが。市民農園でもエ

ンドウ、紫エンドウ、ソラマメの花が咲き誇り、来月の収穫も楽しみです。

 

 

*****《 メニュー 》**********************

 

■1 否定的な感情を取り除いたり離れると

■2 「資本主義からはみ出している部分って何でしょうか?」

■3 あとがき

 

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■1 否定的な感情を取り除いたり離れると

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『覚醒の真実』(清水友邦氏著)からのご紹介です。

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否定的な感情を取り除いたり離れることで幸せになれると思い込んでいると、怒り

や恐れ、不安の感情が起きたとき幸福を邪魔する物と考え、感情と直面することを

止めてしまいます。自分自身の暗黒面を自覚することを拒絶していると自分の状態

を把握できずに混乱したまま自我は退行してしまいます。

 

もし精神的混乱が長く続くと自我は病的退行と呼ばれる幼児的な段階に逆戻りし

てしまいます。現実と非現実の境界がゆらいで方向喪失感が訪れます。いったい何

が起きているのか理性で把握できないために強い不安と恐怖にさらされるのです。

そこから逃れようと常に考えるために真の自己に気づくことができないのです。

 

無意識から湧き上がる衝動や感情と向き合い、抑圧された影が衝動となって無意識

からあらわれていることを自覚して、その葛藤を意識化できれば心は安定していき

ます。病的症状から目をそらさずにしっかり直面すると起きていることの真の意味

が体験的に理解されるのです。

 

心の中でどんな感情が起こってもそれを否定せず、受け入れ、「いまここ」で、そ

れを感じ取ることができれば、分離していた自我は統合されます。居心地の悪い感

情に振り舞わされて、情緒が不安定になって混乱することはなくなります。

 

しかし、自分にとって好ましくない感情が起きたとき、それに抵抗して戦うように

外から親や社会によって条件づけられている人は、観察的自我が育っていないので、

それを受け入れるのが容易ではありません。

 

否定的なエネルギーから自由になるには、「いまここ」にいて辛い体験にしっかり

向き合うことなのです。そこから逃げても苦悩が長引くだけなのです。

 

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私たちの感情には、良い悪いはありません。不安な恐れなどの感情は否定しがちで

すが、どんな感情も私たちに本来備わっている感情であり、必要だから感じていま

す。不安な感情を感じ、受け入れることによって、人間的にも成熟する方向に向か

っていきます。

 

 

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■2 「資本主義からはみ出している部分って何でしょうか?」

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日本有数のドヤ街(日雇い労働者が多く住む街)、東京・山谷に民間ホスピスを創

った山本雅基氏のルポルタージュ『マイホーム山谷』。

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小学館ノンフィクション大賞受賞作品でもあり、山本氏がホスピスを設立後、解任、

介護を受けるまで、引き込まれるように読んでいきました。終盤に特に心に響いた

部分をご紹介させていただきます。

 

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誰かのためを思って施すことで感謝され、それが喜びに繋がることはある。誤解を

恐れずに言うと山谷のシステムは、そうした奉仕の精神や善意といった、ある種不

確かなものに頼ることで成り立っている。

 

山谷のような成り立ちを持つ街でなければ成立しないシステムにも思える。高齢化

がさらに進む今後の日本が乗り越えなければならない課題は、この不確かな部分に

あるのかもしれない。

 

そんな話を山本さんに向けると、彼は次のように答えた。

 

「それはその通りだと思う。僕はこんなふうに考えているんだ。

 

社会の最小単位を家族とすると、ここには資本主義の論理は入ってこない。親が子

に生き方を教えるのにお金を取ったりしないだろう。だから家族は基本的に資本主

義とは手を結ばない。

 

その次が村落共同体なんだ。この場合も助け合いの精神でやっていくことができる。

いわゆる互助と共助だ。ここにも資本主義の精神はない。

 

これより大きくなると都市とか地域共同体になる。するとここからは資本主義の世

界なんだ。だから地域包括ケアと言っても、資本主義のベースで考えないと破綻す

る。でも山谷の地域包括ケアは資本主義からはみ出しているんだと思う」

 

「その資本主義からはみ出している部分って何でしょうか?」

 

「たぶん、愛なんじゃないかな」

 

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これからの日本社会を考える上でも、読んでいただきたい一冊です。

 

 

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■3 あとがき

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今月は息子の大好きなワンワンのイベント「ワンワンまつり わっしょいしょい!」

の公演で広島に行ってきました。息子と一緒に広島に行くのは6年振り。ワンワン

のショーでは息子は大喜び、広島のお好み焼きも美味しく、広島東照宮にも参拝。

楽しい時間を過ごせました。

 

ブログに連載中です。こちらからご覧ください。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

皆様に、すべての良きことが向かっています!

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