『あらゆる人の手の中に、善または悪を行なう力が委ねられている。それは、その
人の人生そのものが周りに与える影響である。どう見せかけるかではなく、本当の
ところ、あなたはどうあるかが常に周りに発信し続けているのだ。』(ウィリアム・
ジョージ・ジョーダン)
こんにちは。“魂のコーチング”アクシスエボリューション田中伸一です。
最近特に大切だなと思うことは、自分の目ざす目標を達成するにふさわしい人に
なること。そんな自分だったら、普段はどうするだろうと考えて行動すること。
すると、自然と目標が近づいてくると思います。
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■1 穏やかな心を持つ人間は・・・
■2 腹の立たない自分になるには
■3 あとがき
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■1 穏やかな心を持つ人間は・・・
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世界の歴史上もっとも多くの読者を獲得してきた自己啓発書と言われる『「原因」
と「結果」の法則』(ジェームス・アレン著)の中からのご紹介です。
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穏やかな人間は、自分自身を正しくコントロールすることのできる人であり、自分
自身をほかの人たちに容易に順応させられます。
そしてそのために、彼(または彼女)と接した人たちは、彼の心の強さを知って敬
うとともに、彼が自分たちの手本となりうる人物であることを、肌で感じることに
なります。
人間は、穏やかになればなるほど、より大きな成功、より大きな影響力、より大き
な権威を手にできます。ごく一般の商人でさえ、より確かな自己コントロール能力
と穏やかさを身につけることで、より大きな繁栄を果たせるようになります。
なぜならば、人々はつねに、冷静で穏やかにふるまう人間との関わりを好むもので
あるからです。
この上なく穏やかな心は、この上なく強い心です。
穏やかな心の持ち主は、つねに愛され敬われます。
彼は、まるで灼熱の大地に立つ日除けの大木のようです。
あるいは、嵐を遮ってくれる巨大な岩のようです。
そんな人間を愛さない人間がどこにいるでしょう。
彼は、雨が降ろうと晴れようと、あるいはその他のいかなる変化に直面しようと、
そんなことには無関係に、つねに柔和であり、静かであり、穏やかです。
「心の平和」とも呼ばれる、そのこの上なく貴重な人格的要素を身につけることは、
私たち一人ひとりの究極的な目標です。
それは知恵の極地であり、黄金以上に求められてしかるべきものです。
そうなのです。
その価値は、純金の価値さえもしのいでいるのです。
金銭的な富ばかりを追求している心は、穏やかな心とくらべたとき、どんなに見劣
りがすることでしょう!
穏やかな心は、真実の海のなか……水面から遠く離れた、いかなる嵐の影響もおよ
ばない永遠の静寂のなか……に住んでいます。
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「穏やかな心」、人格・人間性を磨くことが、私たちの人としての究極的な目標と
いわれています。
日々の心掛け、善い行いを一つひとつ積み重ねることで、少しでもその究極的な目
標に近づいていきたいです。
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■2 腹の立たない自分になるには
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(アクシスエボリューション通信創刊号でも紹介しました1年8か月前のブログか
らです)
昨日、「人間力向上」がテーマのセミナーに参加しました。
色々と勉強になるセミナーでしたが、その中で印象に残った話をひとつご紹介します。
その講師の方(以下、Aさん)が数年前にあるセミナーを受講した時のことです。
そのセミナーは1週間の合宿研修。その中でのある1日です。
その日のテーマは「腹の立たない自分になる」。
朝、研修の先生が「最近、腹の立ったことを思い出して下さい。そして、思い出し
た方から話に来て下さい」と言います。
これが1日の研修のすべてです。
参加者60人に、聞き手の先生は2人です。
Aさんが最近腹が立ったことは次のような内容です。
Aさんは、個人で開業して年収1,000万円の目標を立て、部屋に張り出していました。
それをAさんのお父さんが見て「お前に出来るわけない。こんな目標立ててバカじ
ゃないか!」と言いました。
Aさんは、せっかく目標を立てたのに「そんな言い方ないだろう。『目標に向かっ
て頑張れ』ぐらい言うのが親じゃないか」と喧嘩したことを思い出しました。
Aさんは先生にその話をします。
すると先生が一言。
「何でそのことに腹が立ったんですか?」
Aさん (この先生、私の話を聞いてないのか?)
「今言ったじゃないですか」と言いながら、もう一度その内容を話します。
すると先生が一言。
「何でそのことに腹がたったんですか?」
Aさん (えっ、この先生何なの?信じられない。仕方ない。もう一度言おう。)
もう一度その話を繰り返します。
すると先生・・・
続きはこちらです。
⇒ http://www.axisevolution.com/axisblog/archives/53
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■3 あとがき
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中国のことわざに「一命、二運、三風水、四積陰徳、五読書」というのがあります。
一の命は天命・宿命、二の運は運が良い悪いの運、三の風水は風水を取り入れ環境
を整える、四は陰徳を積むこと、善い行いをすること。五は読書をすることです。
一命・二運は、自分の力では、どうしようもないこともありますが、四積陰徳・五
読書は自分の心掛け次第でできます。そして、三風水も意識して取り入れれば、不
思議と二の運にも繋がってきます。良いと思ったことは何でも取り入れてみる私で
す。^_^;
最後までお読みいただきありがとうございます。
皆様に、すべての良きことが向かっています!