心の成長と幸せのコーチング 田中伸一 アクシスエボリューション Axis evolution

配信日: 2011/01/28

vol.27 行動の動機は二つしかない (2011.01)

『人は、努力する自分に誇りを抱くことによって、人生を切り拓く精神力を

得ることができる』(飯田史彦様)

 

 

こんにちは。“魂のコーチング”アクシスエボリューション田中伸一です。

 

 

年が明け、もう1か月が終わろうとしています。早いですね。

寒さは厳しいですが、少しずつ日が長くなり、季節の変化を感じています。

アクシスエボリューション通信、今年もどうぞよろしくお願いします。

 

 

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■1 行動の動機は二つしかない

■2 「ほめる」について、どう思いますか?

■3 あとがき

 

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■1 行動の動機は二つしかない

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私がセミナーでも紹介している一番大好きな本が、野口嘉則様の

『3つの真実 ~人生を変える“愛と幸せと豊かさの秘密~』です。

 

 

2008年5月に出版された本ですが、先週文庫化されました。

 

この本は、“ミスター目標達成”と言われる主人公にピンチが訪れ、

その出来事がきっかけである老人と出会い、対話形式で物語が進んで行きます。

 

その中の会話に次のような一節があります。

 

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「人間の行動の動機は、突き詰めていくと愛か怖れのどちらかしかないのじゃ。

このことを知ると、自分の行動の背後にあるものを理解できるようになる」

 

 

「行動の動機が、愛か怖れの二つしかない?

…たとえば怒りというのはどうですか?

僕は、やる気が落ちている社員を見ると腹が立ってきます。

『やればできる』って僕が励ましているにも関わらず、行動量を増やさないんです。

そんなとき、怒りをぶつけるような叱り方をしてしまいます。

特にその社員のためを思って叱っているわけではなく、

ただ、腹が立って叱っているんです。

この場合、僕の行動の動機は、愛でもなく怖れでもなく、怒りですよね」

 

 

「君が公園のそばを歩いていたら、五歳くらいの男の子がきたとする。

嬉しそうにおもちゃの刀を振り回し、君に切りかかってきた。

怒りが湧いてくるかね」

 

 

「まさか。そんなことで怒ったりしませんよ」

 

 

「君は、その小さな子どもを怖いと思わんじゃろう。

だから怒りが湧いてこないのじゃ。

やる気が落ちている社員に関してはどうじゃ。

『彼の状態が、会社に悪影響をもたらすのではないか』という怖れはないかね?

あるいは、自分がいくら励ましても彼の行動量が増えないわけじゃから、

『自分が無視されているのではないか?』、

あるいは『経営者として尊敬されていないのではないか?』、

そんな怖れもないかね」

 

 

「あ、あります。全部」

 

 

「君の中の怖れが、彼を敵として捉え、怒りという感情を生み出すのじゃ。

怒りの背後には怖れがあるのじゃ」

 

 

「…では、こういうのはどうなんでしょう?

僕は旅行が好きなんです。

しばらく行ってませんけどね。

学生時代はよく一人旅もしました。

一人旅ってけっこうワクワクするんですよね。

自分がワクワクするから旅行するっていうことの動機は、

愛でも怖れでもないんじゃないですか?」

 

 

「自分が感じていることを大切にしようとするのは、自分に対する愛じゃ」

 

 

「あっそうか、自分への愛というのもあるんですね」

 

 

「自分を愛することも本質は同じじゃ」

 

 

老人は続けた。

「さて話を戻そう。当時のわしは、愛ではなく怖れにもとづいて行動していた。

『人から認められたい』という衝動も、怖れからきていたのじゃ。

自分では気づいていなかったがね。

その恐れとは、人から見限られることへの怖れ、相手にされなくなることへの怖れ。

つまり、つながりを失ってしまうことへの怖れじゃ。

これは同時に、自分の存在価値に自信を持てなくなることへの怖れでもなる」

 

 

これらの怖れは、明らかに僕の中にもある。

そのことに気づいた。

僕が混乱しているのは、この怖れのせいに違いない。

 

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怖れに支配されないためには、まず自分の怖れを認めること。

自分の本質的な感情を知ることから始まります。

 

会話はこの後も続き、主人公はこの先、老人から人生を変える3つの真実を教えて

もらいます。

 

私の一番のお薦め本、野口嘉則様の『3つの真実』、是非お読みください。

 

 

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■2 「ほめる」について、どう思いますか?

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「ほめる」について、どう思いますか?

 

 

相手のことを認めて、その良さを伝えるって素晴らしいことだと思います。

また、一般的に、ほめられると嬉しいものです。

 

 

でも、それが上手くいかない場合もあります。

 

 

なぜでしょうか?

 

 

JR西日本が福知山線事故の反省からヒューマンファクター(人的要因)に関する

研究や取り組みを行い、その中で全社的に「ほめる」ことに取り組んでいたようで

す。

 

しかし、それまで上司も部下もほとんど「ほめる」という経験がなかったことから、

うまくいきませんでした。

 

その後、ある大学と「効果的な褒め方」を共同研究した結果、次のことがわかりま

した。

 

・上司が褒めているつもりでも部下は褒められたと思っていない。

・部下が褒められたいと思っていることが褒められていない。

・上司と部下の関係が良いと、褒めるとモチベーションが上がり褒めないと下がる。

・上司と部下の関係が悪いと、褒めるとモチベーションが下がる。

 

 

人間関係が良いと「ほめる」効果はあるが、悪いと「ほめる」と逆効果ということ

です。

 

 

その理由は何でしょうか?

 

続きはこちらです。

 

http://www.axisevolution.com/axisblog/archives/254

 

 

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■3 あとがき

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昨年秋ぐらいから、食事の量を少し減らしました。

ご飯は一膳で、おかわりなしです。

 

きっかけは、友人がダイエットのために「おかわりしない」と宣言し、それに取り

組む姿に影響を受けて。

 

私はダイエットという訳ではありませんが、当時はついつい食べ過ぎ、満腹感に満

たされる時間が多いなと感じていて、健康と自分を律するために、ご飯一膳を心掛

けました。

 

今は間食することもなくなり、食事の前はいつも空腹で、ご飯が一層おいしく感じ

ます。

 

そして、今度は断食にチャレンジしようと思います。

 

断食と言っても1日間だけのプチ断食。

満月の日が効果的らしいので、次の満月2月18日に挑戦します。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

皆さまに、すべての良きことが雪崩のように起きます!

 

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