『我々の直面する重要な問題は、その問題を作ったときと同じ考えのレベルで、
解決することはできない』(アルベルト・アインシュタイン)
こんにちは。“魂のコーチング”アクシスエボリューション田中伸一です。
震災後、ここ1~2カ月で私自身色々と心掛けて実践していることがあります。
その中の一つが、「肉を食べない」ことです。
これは震災とは直接関係ないのですが・・・続きは「あとがき」にて。
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■1 「あなたの家族や会社の人たちはどんな人ですか?」
■2 「自分のことは自分でしなさい」の次は?
■3 あとがき
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■1 「あなたの家族や会社の人たちはどんな人ですか?」
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『迷ったときは運命を信じなさい』ディーパック・チョプラさん著(サンマーク
出版)からのご紹介です。文庫版で『ゆだねるということ』(上下巻)というタイ
トルでも出版されています。
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関係の鏡が人生に及ぼす大きな影響について説明している、スーフィー教の素晴ら
しい話があります。
ひとりの男がある村を訪れ、村の古老でスーフィー教の師に会いに行きました。
訪問者は言いました。
「この村に引っ越そうかどうか、考えているところです。ここに住む村人たちは
どんな人か、教えていただけませんか?」
スーフィー教の師が、「あなたが住んでいた村の人々は、どんな人たちでしたか?」
と逆に尋ね返すと、訪問者は「強盗、詐欺師、嘘つきだらけです」と答えました。
すると、師はこう答えました。
「いいですか。ここの村もまったく同じ人間ばかりですよ」
男は村を去り、二度と戻ってはきませんでした。
三十分後、別の男が村にやってきました。
彼もスーフィー教の師を探しに、こう尋ねました。
「わたしはここに引っ越そうかどうか、考えているところです。ここに住む村人
たちはどんな人か、教えていただけませんか?」
師は再び、「あなたが住んでいた村の人々は、どんな人たちでしたか?」と
問い返しました。
訪問者は「とても親切で、やさしくて、思いやりがあり、愛情深い人々でした。
会えなくなると、とてもさびしくなるでしょう」と答えました。
すると師は答えました。
「ここに住んでいる村人もまったく同じ人間ばかりですよ」
この話は、他人のなかにもはっきりと見えている特色が、自分のもついちばん強烈
な性格であることを思い出させてくれます。
関係の鏡を覗き込めるようになると、自分の全貌が見えてきます。この鏡を使える
ようにするためには、曖昧な状況に置かれても不安にならず、自分のもっているす
べての面を認めなくてはなりません。
心の奥深くに否定的な特徴があるからといって、人間失格というわけではないので
す。弱点のない人などひとりもいません。自分の短所を認めるのは、逆に自分が完
璧な人間であることの証明なのです。
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この本には、具体的な瞑想法なども書かれています。
私も一部それ取り入れ実践しているのですが、心の状態も変わっている気がします。
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■2 「自分のことは自分でしなさい」の次は?
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「自分のことは自分でしなさい」
こう言って、子どもを育てることって多いですよね。
これは、「自立」という意味で大切なことです。
今から2、3年前のことですが、
家のゴミ出しで、娘に対して感じたことです。
日曜日と水曜日がゴミ出しの日。
その日の夜になると、大きなゴミ袋に家の中のゴミをまとめます。
妻がまとめて大きなゴミ袋を外に出しに行くのですが、
2階にある私の部屋と娘の部屋のゴミは、
それぞれ自分で部屋のゴミを1階の大きなゴミ袋に入れていました。
「自分のことは自分でしなさい」ということで、
娘の部屋のゴミは、娘が自分で捨てる。
特に問題はありません。
あるとすれば、 時々お互いにゴミを捨て忘れる時があるぐらい。
そんな時、ふと「これでいいのかな」という考えが、
私の頭をよぎりました。
「自分のことは自分でする」は、大切なことですが、
それよりも大切なことがあるんじゃないかな。と。
それは、「お互いを思いやって助け合うこと」。
そう思い、まずは私自身がそれを実践することに。
次のゴミ出しから、2階のゴミを捨てる時は、
私のゴミと一緒に娘の部屋のゴミも捨てることにしました。
娘が私に「ありがとう」って言ってくれます。
その後も、私が率先して2階のゴミを捨てるようにしたのですが、
私が遅くなったり、忘れたりする時もあります。
すると、
続きはこちらです。
⇒ http://www.axisevolution.com/axisblog/archives/258
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■3 あとがき
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震災や原発に関連して地球環境問題を勉強していくと、食糧問題や飢餓の問題にも
つながっていきました。
世界の年間穀物生産量は19億トン、世界人口62億人で割ると一人当たり306㎏。
一人当たりの標準量は180㎏なので、十分足りています。
なのに、世界で見ると飢餓が原因で1日4~5万人の方がなくなっています。
一方、日本や先進国(世界の2割)は飽食です。その先進国では穀物の6割(4億
トン)が家畜(牛・豚・鶏)の餌になっています。牛肉1㎏作るために穀物8㎏、
豚肉1㎏作るために穀物4㎏、鶏肉1㎏作るために穀物2㎏を消費しています。
結果として、世界の 2割足らずの先進国にすむ私たちが世界の穀物の半分以上消
費しています。
また、地球の世界の熱帯雨林の30%を占めるアマゾンもここ40年で20%の森林が
消滅。その原因として、先進国の牛肉のための放牧地・欧州での畜産のための大豆
畑の増加等が挙げられています。
アマゾン河口のベレン市では、1980年代より、中央アメリカでの食用肉の生産の
ため熱帯林が伐採され、放牧場が作られていることから、「ハンバーガーコネクシ
ョン」と呼ばれ、「ハンバーガーを1個食べると約9平方メートルの熱帯雨林が失
われる」と試算されています。
日本国産の肉であっても、飼料の約90%は輸入です。
このような事実を知ると、私たち自身の生活そのものを見直す必要を感じ、自分に
できることの一つとして、肉食をやめました。
肉を食べなくなると、何となく気持ちも穏やかになってきた気がします。
最後までお読みいただきありがとうございます。
皆様に、すべての良きことが向かっています!