『人は誰にでも天命がある。正しく自分を磨くことで、内なる“声”がそれを教え
てくれる』(スティーブン・R・コビー博士)
こんにちは。“魂のコーチング”アクシスエボリューション田中伸一です。
11月25日(日)、ドリプラ福岡2012に観客として参加してきました。
http://drepla-fukuoka.jimdo.com/
どれも魂のこもった素晴らしいプレゼンで、1年前の感動を思い出しました。
プレゼンターのみなさん、スタッフのみなさん、ありがとうございます!
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■1 病気になると相手との違いが我慢できなくなる
■2 散らかし始めた子にどうかかわりますか?
■3 あとがき
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■1 病気になると相手との違いが我慢できなくなる
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身近な方との人間関係やコミュニケーションの改善に是非お勧めの一冊『対人関係
療法で改善する 夫婦・パートナー関係』(水島広子氏著)からのご紹介です。
具体的なコミュニケーションの事例も多く、その深層心理や解決策までわかりやす
く解説されています。
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アユさんは夫が食事をするときにくちゃくちゃ音を立てることが気になってたま
りません。夫が洗面所を散らかしたままにすることなども、見るたびにイライラし
ます。そして、口うるさく注意したり、不機嫌に黙り込んだりしています。
アユさんの不満は、そんな夫を育てた義父母にも向い、「だいたいあなたのお父さ
んをお母さんもだらしないのよ」などと言うときもあります。
夫はそんなアユさんの様子を見て、「お前は本当に細かいな」「こっちだって仕事で
疲れているのだし、家で口うるさく言われるとくつろげない。もっと寛大になれな
いのか」と言います。
アユさんはそんな夫の言い分にいらだちながらも、その通りだともと思います。
自分はどうしてもっと寛大になれないのだろう、と思うのです。
* * *
実はアユさんはうつ病を患っていて、このイライラはうつ病の症状ともいえるもの
なのですが、アユさんも夫もそのことには気づいていませんでした。
うつ病の時に、イライラという症状はよく見られるのですが、案外知られていない
ものです。
うつ病のときにイライラが出てくるのは、我慢するエネルギーすら失われていると
考えるとわかりやすいでしょう。夫婦にはいろいろな違いがあって、確かに相手の
中には気に入らない点もあるものです。
自分に余裕があるときには、その違いや相手の欠点に対して寛大でいるエネルギー
もあるのですが、うつ病になって気力を失ってしまうと、違いや欠点に寛大になる
エネルギーすらなくなってしまいます。
そして、そんな自分を責めてしまうと、ますますストレスがたまり、病気が悪化し
てしまいます。
ですから、症状について自分を責めず、「病者の役割」をきちんと果たす、という
ことがここでも重要になります。
つまり、夫に対してイライラする自分を責めず、「それほど病気が重いのだから、
治療をきちんとうけよう」と思えばよい、ということですし、夫の側も、アユさん
のイライラの内容にいちいち反応せず、「病気とは言え、そうやってしょっちゅう
イライラするのは辛いだろうね。君の病気が治るまで、僕もできるだけきちんとし
よう」と受け止めてあげればよい、ということになります。
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今の日本では、潜在的には2人に1人は精神的に病んでいると言われています。
その時に大切なのは、その自分も相手もその状態を「受け止める」ことです。
ただ、根本的には、この社会のあり方を考え、変えていくこと。
簡単ではありませんが、少しでも、そのお役に立ちたいと思っています。
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■2 散らかし始めた子にどうかかわりますか?(11月30日ブログより)
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ある勉強会で一緒に学んでいる友人から
「主体性」と「感受性」について問い掛けがあり、
そこで、思い出した話を紹介します。
私の息子が小学校低学年の時の話です。
その日は、子供会の行事で公園清掃を行っていました。
枯葉を集めて、掃除が終わろうとしていた時、
私の息子が、集めた枯葉を手にとって、
パーッと飛ばして遊び始めました。
(きれいにした公園を散らかし始めたのです)
すると、
それまで一生懸命掃除をしていた小学校6年生の男の子が、
息子と一緒に枯葉を手に取り、パーッと散らかし始めたのです。
「こうやって遊ぶと楽しいね!」って息子に語りかけながら。
その後、少し経ってから、その6年生の男の子は、
「あー、面白かった。じゃあ、今から片付けようか」って
息子に語りかけました。
そしたら、息子も満足そうに一緒に片付け始めたのです。
私は妻からのこの話を聞いたのですが、
この6年生の男の子は本当に感受性と主体性に秀でている子だなって
感心しました。
ちなみに、この6年生の男の子は、・・・
続きはこちらです。
http://www.axisevolution.com/axisblog/archives/301
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■3 あとがき
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もうすぐ総選挙です。
今回は、3.11東日本大震災・原発事故後の初の総選挙になります。
今回の3大争点は、「原発・消費増税・TPP」。
どれもこれからの日本の未来を考える上で、重要なテーマです。
「未来を考えるには、歴史に学べ」とよく言われます。
そこでお勧め本は『戦後史の正体』(孫崎亨氏著)。
「日本の戦後史は、アメリカからの圧力を前提に考察しなければ、その本質が見え
てこない。元外務省・国際情報局長という日本のインテリジェンス(諜報)部門のト
ップで、『日本の外務省が生んだ唯一の国家戦略家』と呼ばれる著者が、これまで
のタブーを破り、日米関係と戦後70年の真実について語る」(amazon紹介文より)
ベストセラーなのでお読みの方も多いと思いますが、この観点からみれば、「原発・
消費増税・TPP」の実態もよくわかります。
最後までお読みいただきありがとうございます。
皆様に、すべての良きことが向かっています!