心の成長と幸せのコーチング 田中伸一 アクシスエボリューション Axis evolution

配信日: 2013/06/30

vol.56 相手の言葉にどう反応するかは、自分の・・・しだい (2013.06)

『人は信じたいことしか信じない』(ジュリアス・シーザー)

 

 

こんにちは。“魂のコーチング”アクシスエボリューション田中伸一です。

 

 

時間が経つのは早いもので、もう今年も折り返しです。
この時期なると畑の夏野菜も収穫が始まり、現時点でもキュウリ・ピーマン・トマ
ト・ナスなどを収穫して、おいしくいただいています。もう少しすると、オクラや
ゴーヤ、そして今年初挑戦のカボチャやスイカも収穫できそうです。(*^_^*)

 

 

*****《 メニュー 》**********************


■1 相手の言葉にどう反応するかは、自分の・・・しだい
■2 「相手をコントロールしよう」とすることは
■3 あとがき(「食」についての変化)


***********************************


----------------------------------------------------------------------
■1 相手の言葉にどう反応するかは、自分の・・・しだい
----------------------------------------------------------------------


『奇跡のコース』のワークを学ぶガイドブック1『わたしは何も知らない』
(香咲弥須子さん著)からの紹介です。


 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


心がすべての経験の原因です。心だけが原因です。
そして、原因が存在するとき、結果は同時に起こります。


このことを、もう少し考察してみましょう。

 

たとえば、夏子さんは、春夫さんの口からこんな言葉を“聞きます”。


「ちょっと会っていない間に、君、ずいぶん老けたね」


夏子さんが、老いること、病むこと、ひいては死ぬことをとても怖がっていれば、
その声はまっすぐにその恐怖心に突き刺さってきます。
ズキッと痛みます。傷つきます。

 

「デリカシーのない人ね!」


と夏子さんは怒って、もう春夫さんとは口をききたくない、顔も合わせたくないと
思い、合わなくなって10年たっても、何かの拍子に傷はうずいてくるかもしれま
せん。

 

あるいは、傷が相当深ければ、夏子さんはその傷(年をとるのを怖がっていること)
を隠そうとして、春夫さんの言葉を気にしていないフリをするかもしれません。

 

でも、顔にはなんとか笑顔を浮かべても、目には見えない怒りと痛みの波動は彼に
伝わってしまい、ふたりの間は少しずつぎこちなくなって、いつか友情はきれてい
くことでしょう。

 

けれども、同じことを言われた秋子さんは、老いることを怖がっていません。
「老けたね」という声に傷つく理由がありません。

 

すると秋子さんは、その言葉よりも声に含まれた、秋子さん自身ではなく春夫さん
の、老けた様子、疲れた様子に気づくかもしれません。

 

「いつもの春夫さんらしくないわね。いったいどうしたの? 何かあったの?」

 

そう、聞いてあげるかもしれません。

 

「ああ、ごめん。心にもないことを口走っちゃった。じつはね。今朝うちの犬が
死んでね」

 

「そうだったの。その気持ち、わかるわ。ワンちゃんのこと、よかったら話して」

 

そんなふうに秋子さんは春夫さんの気持ちに寄り添い、慰めてあげられるでしょう。

 

そして、そのときすでに秋子さんの耳から、最初に発せられた春夫さんの言葉は
消えているに違いありません。つまり「聞いてなかった」ことになるのです。
彼女が聞いたのは、「つらいよ。さびしいよ。助けて」という声だったのですから。

 

夏子さんは、春夫さんに言われたことで傷ついたのではなく、「老いていくのが
怖い」「つらい。さびしい。助けて」という自分の声を聞いていたのです。
春夫さんの声音に、自分自身の声をかぶせたのです。


人の言葉というのは、たとえばこんなふうに異なって受け取られると言えます。
相手を、「好きになれない人」として退けることになるのか、より深くやさしい
友情を築くことになるのか、それは相手の言葉しだいではなく自分の心のありよう
しだいです。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


最終的には、どんなことでも自分自身の心の持ち方ひとつです。
相手に何を言うか、何をするかも大切ですが、それ以上に自分の心を磨き高める
ことこそが、本質的に私たちが取り組む課題だと思います。


私自身、『奇跡のコース』のワークに取り組み始めて約1カ月が経ちますが、
ものの見方・考え方にまた少しずつ変化が起こり始めています。
『奇跡のコース』のワークは、1日1テーマで、365日あるので、1年後の自分
が楽しみです。(*^_^*)

 

 

----------------------------------------------------------------------
■2 「相手をコントロールしよう」とすることは(Facebook記事より)
----------------------------------------------------------------------


「相手をコントロールしよう」とすることは、本来の心のこもったいいコミュニケ
ーションとは逆のコミュニケーションになります。
 すべてを手放すことができれば・・・。


 
以下、天外伺朗さんのウォールからの転載。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


天外塾の塾生の間に「コーチング被害者の会」というのが出来ている。

 

長年コーチングの勉強をしてきたのに、それを使うと社員との人間関係がかえって
悪くなることに気付いた人たちだ。赤の他人だとうまくいくことが多いコーチング
も、経営者と従業員の間ではうまくいかないケースが目立つ。

 

・・・なぜか?・・・

 

経営者と従業員という絶対的な上下関係があること、経営者が猫なで声で「積極的
傾聴」を行っても、心の底の「コントロール願望」がバレバレなためだ。

 

コーチングの基本の一つがロジャーズ派のカウンセリングなのだが、カウンセラー
には「共感的、受容的、自己一致」などの態度が求められる。私はそれに加えて、
「コントロール願望がないこと」をあげたい。「こうなって欲しい」「ここが治ると
いいな」などの思いはセッションを破壊する。経営者はどうしても思いが強いから、
コーチングのセッションを破壊することが多い。

 

これはじつは、「フロー経営」の失敗の要因とまったく同じだ。

 

従業員を信頼して任せてしまう、という極めて簡単なオペレーションなのだが、
経営者が「コントロール願望」を心に秘めたままで表面的にまかせても、中々うま
くいかない。それに気付くまで、私は3年以上かかった。

 

いまでは経営者の葛藤を軽減し、「コントロール願望」に気づいてもらう事を天外
塾のメインワークにしている。

 

「エンカウンター」というのは、やはりロジャーズの発想なので基本原理はカウン
セリングとまったく同じだ。「先生のお陰でとても深い気づきが得られました」と
いう言葉を期待しているファシリテーターは、間違いなく失敗する。

 

それも「コントロール願望」だし、自己顕示欲が強すぎるのだ。

 

セッションが終了して、参加者はファシリテーターに挨拶をすることもなく、素知
らぬ顔で帰っていくようなら「存在のマネジメント」は成功だ。少しさびしいが、
これがエンカウンターの本質だ。

 

「先生のお陰で・・・」というのは、まだやらされ感が残っている証拠であり、
「自分でやった」という意識に行けなかったことを意味している。

 

「存在のマネジメント」というのは、自己顕示欲がある程度軽減していないと出来
ないし、自らの存在感を消して、ニュートラルな精神状態を保てないとうまくいか
ない。ファシリテーターは、どちらかというと宗教的な修行が必要なのだ。

 


----------------------------------------------------------------------
■3 あとがき(「食」についての変化)
----------------------------------------------------------------------


「食」に関しては、2年前から大きく変わりました。

 

まず、植物性のものしか食べなくなり、主食も白米から玄米へ、月に1回の断食日
を設け、朝食を食べず1日2食へ、果物や生野菜を多く食べるようになりました。
(主食以外で食べているものの約半分は、自分の畑で収穫した無農薬・無化学肥料
の野菜です)

 

お陰で、風邪も引かなくなり、花粉症の症状もほぼなくなり、何よりいつも体が軽
く「疲れる」といった感覚がなくなってきました。

 

また、食べ物への感謝の念が自然と湧き起ってきたように思います。
(本来食べ物というのはなく、すべて生きている命をいただくということなので、
当然のことですが・・・^_^;)

 

そして、これからは、質と同時に量にもチャレンジしようと思っています。

 

最近読んだ本にも共通して書かれていることですが、少食(必要最小限のものしか
食べない方)が体には良いことは古今東西はっきりとした事実のようです。

 

『無病法-極少食の威力』(ルイジ・コルナロ著)




『小食が健康の原点-万物への愛と慈悲がエネルギーを生む』(甲田光雄先生著)




『「食べること、やめました』-1日青汁1杯だけで元気に13年』(森美智代さん著)


 

人には欲(食欲という我欲)があるので、少食は簡単ではありませんが、
私のこれまでを振り返ると少食の方が体調がいいのは実体験からも感じます。

 

まずは、空腹時以外は食べない、食事は常に腹八分以下、月2回断食から開始
しようと思います。^_^

 


最後までお読みいただきありがとうございます。


皆様に、すべての良きことが向かっています!

 

お知らせ・無料メールマガジン アクシスエボリューション通信 自分らしく生きるヒントになるメールマガジンを毎月1回お届けします。お気軽にご登録ください。