心の成長と幸せのコーチング 田中伸一 アクシスエボリューション Axis evolution

配信日: 2013/10/31

vol.60 操ろうとするのではなく、信頼してみる (2013.10)

『すべての不幸はエゴに帰因する。エゴとともにあなたのすべての困難がやってく
る。もしあなたがエゴを否定し、それを無視することによって焼き尽くすならば、
あなたは自由になるだろう』(ラマナ・マルハシ)

 


こんにちは。“魂のコーチング”アクシスエボリューション田中伸一です。

 

 

少し前になりますが、10月10日は20回目の結婚記念日でした。振り返るといろ
んなことがありましたが、今はとっても幸せな日々を送っています。そのお礼に妻
へ手紙を。3カ月間、日記に書き綴った妻への感謝の言葉100個を便せん5枚に書
き写し、あらためて感謝の気持ちを伝えました。本当にありがたいです。

 


*****《 メニュー 》**********************


■1 操ろうとするのではなく、信頼してみる
■2 抵抗しない、判断しない、執着しない
■3 あとがき

 

***********************************


----------------------------------------------------------------------
■1 操ろうとするのではなく、信頼してみる
----------------------------------------------------------------------


アメリカの心理学者ウェイン・W・ダイアー博士著の『ザ・シフト ~成功よりも
「意義ある人生」へ向かう4つのステップ~』からの紹介です。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


正直に言うと誰にでも、自分の人生や、そして他人をコントロールしたくなった
ことがあると思います。

 

家族、友人、同僚、さらには見知らぬ人にまで、エゴはつねに「神を追い出し(edge
God out = EGO)」、巧みに操ろうとするものです。

 

でも、エゴとは異なる方向に進み始めると、やがて、いかなる理由があっても、
他人をコントロールしようとしてもまったく意味がないのに気がつき始めます。

 

誰かが偽りの自分でいるのに気がついても、自分はそれを眺めてじっと座って観察
しているだけで十分だと感じられるようになり、たとえそれに同意できないと思っ
ても、相手が子供であったとしても、本人が選択したものをただ微笑んで見ていら
れるようになるのです。

 

支配から信頼することにシフトしてから、どんどん人に「干渉」しなくなりました。


すると、家族や友人以外の誰に対しても、はるかに大きな信頼感を持てるようにな
り、コントロールしようとも思わなくなったのです。代わりに神がこの本を、私が
口にしたいことが伝わるように書かせてくれているとわかっています。

 

信頼が支配したい気持ちに取って代わると、「エゴ(edge God out)」が訴えること
もなくなりました。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


その後、エゴから逃れ、信じるべき3つのポイントが書かれています。

 

1.自分を信じる。自分の魂の声を聞くこと。直観もその一つの表れ。

 

2.他人を信じる。できるだけ人に干渉しないこと。誰もがそれぞれの価値観を
もって生きている。干渉しなければ、やがて干渉が必要なかったとわかります。
(その人に必要な時に必要なことが起こります)

 

3.源(ソース)を信じる。万物(宇宙)を創造した根源は目に見えないかもし
れないが、私たちが母親の子宮にいた時のように、成長するように導いてくれます。
源を信じると、意義ある人生へと導かれていくようになります。

 


----------------------------------------------------------------------
■2 抵抗しない、判断しない、執着しない
----------------------------------------------------------------------


私が心掛けていることの一つに「抵抗しない、判断しない、執着しない」というの
があります。(どこまでできているかは別ですが・・・^_^;)

 

先日、ある公的機関の窓口に申請書類を持って行った時のことです。


イレギュラーな内容だったので、事前に電話で担当者に確認して書類を作成し、
持って行きました。

 

すると、電話とは別の担当者が対応されて、私が持って行った申請書類は、「規定
通りではないので受け付けられません」と言われ、私が「電話で事前に確認したん
ですが」と言うとイライラした感じで困っている様子でした。

 

その後、「上司に相談するので」と一端奥に下がられたんですが、担当上司が不在
のようで、「書類は一端預かりますが、多分受け付けできないと思います。一応、
明日確認して電話しますので」という返答をもらいました。

 

昔の私だったら、事前に電話で確認して作成した書類なので、受け付けられないと
言われると、「抵抗する」気持ちが起こっていたと思います。

 

でも、その時は、第三者的な感覚で、「受け付けられないのか」「明日の連絡を待と
う」「もしダメならそういうことだったんだな」「もし大丈夫ならそういうことだっ
たんな」と執着心もなく、そのまま相手にゆだねる気持ちになっていました。

 

翌日、電話があり、「書類は受付可能でした」と。


書類の受領書をもらいに、再度窓口に行くと、その担当者が大変申し訳なさそうに
私に対応してくれました。


その時の私は「あぁ、大丈夫だったんだ~」という感覚と、担当者の昨日とは反対
の対応にありがたさを感じました。


少し成長した自分と、「抵抗しない、判断しない、執着しない」=「ゆだねる」
ことの心地よさを実感しました。(*^_^*)

 


----------------------------------------------------------------------
■3 あとがき
----------------------------------------------------------------------


生きる意味や人生の目的について考えるのが、趣味でもあり、セミナーやコーチン
グの仕事でも取り扱っていますが、翻訳家の山川亜希子さんの書かれた言葉に共感
したので、ご紹介させていただきます。

 

この人生での使命について。
実はみんな同じなのです。
この世界を愛と平和に満ちた明るい世界にすること。
そのためには自分 自身を平和と愛にすること。
それがすべての人の使命なのです。
その上でいろいろ具体的な仕事を与えられている、
または選択するのが、私たちの人生。


最後までお読みいただきありがとうございます。


皆様に、すべての良きことが向かっています!

 

お知らせ・無料メールマガジン アクシスエボリューション通信 自分らしく生きるヒントになるメールマガジンを毎月1回お届けします。お気軽にご登録ください。