『宇宙には「良い」状況も「悪い」状況もない。それをまず理解しておくべきだ。
すべてはあるがままにすぎない。だから価値判断はやめなさい。』(ニール・ドナル
ド・ウォルシュ)
こんにちは。“魂のコーチング”アクシスエボリューション田中伸一です。
ここ数か月、「宇宙」に関する本やCS番組をよく見ています。この宇宙の創造、
ユニバース(一つの宇宙)ではなくマルチバース(複数の宇宙)、奇跡の連続でで
きた私たちが住む地球。解明されていないことも多いですが、宇宙に考えをめぐら
すと、人智を超えた偉大な存在、この世界に生きることの素晴らしさを感じます。
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■1 共感は世界を癒す
■2 自分が見ている世界は、すべて自分自身の心の投影
■3 あとがき
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■1 共感は世界を癒す
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『未来世療法』(ブライアン・L・ワイス博士著)からのご紹介です。
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共感とは、自分を誰か他の人の立場に置ける能力のことです。彼らの気持ちを感じ、
彼らの状況に身を置き、彼らの目線で物を見ることができる能力なのです。
もし共感することができれば、私たちは苦しんでいる人々とつながり、他の人々の
愛を共に喜び、誰かの成功に喜びを感じ、友人の怒りや知らない人の悲しみを理解
することができます。これはきちんと習得して正しく使えば、私たちの未来をさら
に推し進めてくれる特質です。(中略)
共感の基礎にある一番大切な原則は、私たちはみなつながっている、というもので
す。私がこのことを理解し始めたのは、東西冷戦の最中、ロシア人兵士に関する映
画を見た時でした。私は彼を憎むべきだということは知っていました。
しかし、ひげをそり、朝食を食べ、訓練に出かけるといった、日常的な行為を彼が
行う様子を見ているうちに、「この兵士は私よりほんの少し年上なだけだ。彼には、
彼を愛している妻と子供たちがいるのかもしれない。たぶん彼は、自分はそれに反
対なのに国の指導者の政治思想のために、無理矢理戦わされているのだろう。彼は
お前の敵だ、と私は教えられてきた。でも、もし彼の目を見つめたならば、私は自
分自身をそこに見るのではないだろうか? 自分自身を憎めと、私は教えられてい
るのだろうか?」と思ったのです。
昨日のそのロシア兵も今日のアラブ兵も、みんなあなたと同じ人間です。両方とも
魂を持ち、あなたも魂を持っていて、しかもすべての魂は同じ一つのものです。過
去世で、私たちは人種、性、経済状況、生活条件、宗教など次々と変えています。
そしてこれからも変え続けていくのです。だから、私たちが憎み、殺し、戦う時、
私たちは自分自身を憎み、殺し、自分自身と戦っているのです。
共感はこのことを学ぶレッスンです。そして、私たちがこの地球上で学ばなければ
ならない感情の一つであり、不死への準備に欠くことのできない重要な側面です。
これは難しい学びです。心だけでなく、自分の肉体でも体験しなければならないか
らです。心と身体の両方に、私たちは苦痛、暗い感情、困難な人間関係、敵、喪失、
悲しみなどを持っています。そのために、私たちはつい他の人々のことを忘れて、
自分に没頭してしまうのです。
しかし、一方、私たちには、愛、美、音楽、芸術、ダンス、自然、空気などもあり、
それを人々と分かち合いたいと望んでいます。共感なしには、否定的なものを肯定
的なものに変えることはできません。
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本当の意味で共感するというは、簡単なことではありません。だからこそ、そこに
近づこうとすることに大きな意義があり、人としての成長にもつながるのではない
かと思っています。そして、それがこの世界を癒していきます。
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■2 自分が見ている世界は、すべて自分自身の心の投影
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ここ数か月心理学の講座に通っています。
私も仕事柄色々と学び、実践をしているのですが、今思うのは、「自分が見ている
世界は、すべて自分自身の心の投影」ということ。
人はすべての人が自分の視点から、自分の色眼鏡でこの世界を見ています。
他の人の視点でこの世界を見ることはできません。(他の人の気持ちになろうとす
ることはできますが、100%同じ世界を見ることは不可能)
以前は、自分にとって好ましくない人がいたとしたら、その人のことを心の中で非
難する気持ちが強かったのですが、実は、その人の好ましくない言動も、自分の心
の内側にあるんだと思えるようになってきました。
そうすると、問題は相手や状況にあるのではなく、すべては自分の心の問題。
日々瞑想したり、呼吸を整えたり、自分自身を振り返っていくなかで、自分の至ら
ない点を多々気づき、その至らなさを受け止め、ゆるしていく作業をしています。
今の仕事を始めて6年経過しますが、少しずつそれが深まっていくにつれて、自分
の周りに、「ありがたいな」、「幸せだな」、「運がいいな」と思うことが増えて
きているような気がしています。
自分が見ているこの世界を平和で幸せな状態にするには、自分の心を愛と感謝で満
たすこと。その心が自分を通して、この世界に投影されていきます。
私の好きなマザー・テレサさんの言葉です。
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私たちは、この世で大きいことはできません。
小さなことを大きな愛をもって行うだけです。
平和は、笑顔からはじまります。
あなたに出会った人がみな、最高の気分になれるように
親切と慈しみを込めて人に接しなさい。
あなたの愛が表情や眼差し、微笑み、言葉にあらわれるようにするのです。
私は、どんな人にあっても、まずその人の中にある、
美しいものを見るようにしています。
この人のなかで、いちばん素晴らしいものはなんだろう?
そこから始めようとしています。
そうすると、かならず美しいところが見つかって、
私はその人を、愛することができるようになって、
それが愛のはじまりとなります。
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■3 あとがき
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8月9日、東京から飛行機で帰ってくる予定だったのですが、台風の影響で、飛行
機が欠航し(翌日の飛行機で帰ってきました)、予定外で、1日追加で東京にいる
ことに。
時期的にお盆前で、東京にいる娘と一緒に飛行機で帰る予定だったので、娘も帰省
できず予定外の1日。かなり久々に、まるまる1日娘と2人で過ごすことになりま
した。
そこで、娘が東京に来て「一番おいしい」とお勧めのスイーツのお店、場所は東京
スカイツリーのあるソラマチタウンへ行くことに。私はそこへ行くのが初めてだっ
たので、娘がいろいろと案内してくれました。(こうやって書いていると、なんだ
か自分がおじいさんになったような。笑)
飛行機欠航のお陰で、思いがけず娘と楽しい1日を過ごすことができました。
いつもありがたいことばかりです。(*^_^*)
最後までお読みいただきありがとうございます。
皆様に、すべての良きことが向かっています!