『人は幻想に操られ、眠りながら生きている。現実と信じ込んでいる幻想から目覚
めないと、本当に幸せを手に入れることはできない』(斉藤啓一氏『真実への旅 フ
ァウスト博士の教え』より)
こんにちは。“魂のコーチング”アクシスエボリューション田中伸一です。
現在公開中の映画『ビリギャル』を観てきました。感動です!
1年間で偏差値40UPし、現役で慶応大学合格の主人公の努力は凄まじいのです
が、その主人公を支える、坪田先生とお母さんの生き方は本当に素晴らしい!
親・先生・上司等、人を育てる立場にある方には必見の映画です。
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■1 スローでもファーストでもない第三の生き方
■2 ヴィパッサナー瞑想(気づきの瞑想)
■3 あとがき
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■1 スローでもファーストでもない第三の生き方
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『真実への旅 ファウスト博士の教え』(斉藤啓一氏著)からのご紹介です。
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博士の提唱する生き方は、いわゆるスローでもなければ、ファーストでもない。彼
は第三の生き方を提案する。それは「ダイナミックな生き方」と呼ぶべきものだ。
状況に応じて、あるときはスロー、あるときはファーストに生きる人間をめざして
いたのだ。「自分はこういうスタイルでいく」と決めることなく、臨機応変に、人
生のあらゆる事態に柔軟に対応していく生き方である。
だが、これこそ人間らしい生き方ではないだろうか? そのような生き方ができる
ようになるために、われわれはさまざまな極端な体験をさせられていたのだと思う。
また、物質的に豊かな生活に慣れ、ある種の中毒になっているわれわれを、質素な
食事や過重労働、さらには夜も安心して眠れないような状況に追い込むことで、モ
ノに対する依存度を減らすという目的もあったかもしれない。
おかげでわれわれは、これまで普通の食事、肉体を限界まで酷使するほどではない
普通の労働、夜に安心して眠れることなどが、いかにありがたい喜びであったかを、
しみじみと実感するころができた。過酷な開墾作業の途中で、おじいさんとおばあ
さんが提供してくれた休息のひとときが、いかに幸せを感じるものであったか。お
ばあさんのつくってくれた素朴なクッキーが、一流のケーキ職人のつくった豪華な
お菓子よりも、どれだけおいしく感じられたことか・・・。
私は思った。健康なからだと、最低限の衣食住さえあれば、人間は幸せになれるの
ではないかと。贅沢なものは必要ないのだ。われわれが不幸なのは、モノが不足し
ているからではなく、幸せを感じる感性が鈍ってしまったからなのだと思う。
それなのに人間は、もっと物質的に豊かであれば幸せになれると錯覚し、あくなき
欲望を追求しつづけ、そのためにますます苦悩から抜け出せないでいる。すなわち、
博士が説くように、われわれは奴隷になっているのだ。
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「幸せ」は、めざすものではなく、今の「幸せ」をどれだけ感じることができるか
が、その人の幸せを決めるようです。住む家があること、家族がいること、食事が
できること、仕事があること・・・、幸せは数え上げればきりがありません。
また、最近、週1回ぐらいのペースで断食をしていますが、断食明けの食事は、何
より美味しいです。(*^_^*)
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■2 ヴィパッサナー瞑想(気づきの瞑想)
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私がここ1、2年毎朝取り組んでいることの1つにヴィパッサナー瞑想というのが
あります。
気づきの瞑想とも言われ、いろんな効果がありますが、私自身は、自己客観視する
力が養われる瞑想だと思っています。
やり方もいくつかありますが、私は次のようにやっています。
目を閉じ、お腹に意識を集中し、ゆっくり腹式呼吸をします。
息を吸うとき、お腹が膨らみ始めるとその感覚を感じながら「膨らむ」と心の中で言い、
息を吐くときは、お腹が縮み始めるとその感覚を感じながら「縮む」と心の中で言います。
(3分~5分ぐらいやっています)
ただこれだけなのですが、瞑想中に、ついつい意識がお腹からそれ、別のことを考
えてしまいます。
その時に、仕事のことを考えていたとすれば、それに気づいた時に、「仕事」と心
の中で言い、お腹に意識を戻します。
別のことを考えるのが、いけないのではなく、別のことを考えていることに気づく
のが大事なポイントです。
これを継続していると、例えば、自分が焦っている時に「焦っている自分がいるな」
と自己客観視できるようになってきます。その自分に気づけば、じゃあどうすれば
いいのかと次を考えることができます。
ごく簡単な説明なので、ご興味のある方には、次の本やDVDをお勧めします。
『ブッダの瞑想法 ビィパッサナー瞑想の理論と実践』(地橋秀雄氏著)
『DVDブック 実践 ブッダの瞑想法 はじめてでもよく分かるヴィパッサナ
ー瞑想入門』(地橋秀雄氏)
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■3 あとがき
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3月にNHKで『モーガン・フリーマン 時空を超えて』という2回シリーズの番
組があり、興味深く観ていました。その中でも、特に印象に残っている部分が、Y
ou TubeにUPされていたので、ご紹介します。
動画のタイトルは『死後の世界を量子論で科学する』。
アリゾナ大学意識研修センター所長スチュワート・ハメロフ氏の理論です。
生きている間は、脳に意識があるが、死後や脳死、臨死体験時の意識は原意識であ
る、宇宙に戻るという理論です。実際の、麻酔科医の体験やデータを基にわかりや
すく説明されています。
7分13秒の動画ですので、ご興味のある方は見ていただけたらと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
皆様に、すべての良きことが向かっています!