心の成長と幸せのコーチング 田中伸一 アクシスエボリューション Axis evolution

配信日: 2015/09/30

vol.83 不快な感情がからだの中に押し寄せたときには・・・ (2015.09)

『頭の中でほんの一歩踏み出せば、そこには心の平和がある。そこに近づくために
は、いつも人を支配している左脳の声を黙らせるだけでいい』(ジル・ボルト・テ
イラー博士)

 


こんにちは。“魂のコーチング”アクシスエボリューション田中伸一です。

 


今年は秋が来るのが早く、全般的に季節の流れが早くなってきたように感じます。
また、個人的にもこの秋は、私の魂が喜ぶような個人的なイベントごとが数多くあ
り、色々と楽しんでいます。(*^_^*) 同時に仕事も充実していて皆さまに感謝で
す。「ありがとうございます!」

 


*****《 メニュー 》**********************

 

■1 不快な感情がからだの中に押し寄せたときには・・・
■2 毎朝の習慣「感謝のワーク」
■3 あとがき

 

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■1 不快な感情がからだの中に押し寄せたときには・・・
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脳卒中で左脳の言語中枢を失い、そこから8年間かけて回復した脳科学者の驚異と
感動の体験記『奇跡の脳―脳科学者の脳が壊れたとき―』(ジル・ボルト・テイラ
ー博士著)からのご紹介です。

 

 

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わたしがすごく大切だと思ったのは、感情がからだにどのような影響を与えるか、
ということ。喜びというものは、からだの中の感覚だったのです。平和も、からだ
の中の感覚でした。

 

新しい感情が引き起こされたのを感じる、興味深い体験をしました。新し感情がわ
たしを通って溢れ出し、わたしを解放するのを感じるんです。こうした「感じる」
体験に名称をつけるための新しい言葉を学ばなければなりませんでした。そして最
も注目すべきことは、「ある感じ」をつなぎ留めてからだの中に長く残しておくか、
あるいはすぐに追い出してしまうかを選ぶ力を持っていることに、自分自身が気づ
いたこと。

 

何かを決めなくちゃいけないときは、自分の中でどう感じたかを大切にしました。
怒りや苛立ちや恐怖といった不快な感情がからだの中に押し寄せたときには、不快
な感じは嫌だから、そういった神経ループにつなぎたくないと伝える。わたしは左
脳を利用し、言語を通じて自分の脳に直接話しかけ、自分がしたいこととしたくな
いことを伝えられるようになったのです。

 

このことを知り、自分が決して以前のような性格に戻れないことに気づきました。
突然、自分がどう感じたいのか、どれくらい長く感じ続けていたのか、前より口う
るさくなったからです。そして絶対に、過去の痛い感情の回路を復活させまいと心
に決めました。

 

(中略)

 

感情の治療は遅々として進みませんでしたが、努力のしがいはありました。左脳が
回復するにつれ、自分の感情や環境を、他人や外部の出来事のせいにするほうが自
然に思われてきました。でも現実には、自分の脳以外には、誰もわたしに何かを感
じさせる力など持っていなことを悟ったのです。外界のいかなるものも、わたしの
心の安らぎを取り去ることはできません。それは自分次第なのです。

 

自分の人生に起きることを完全にコントロールすることはできないでしょう。でも、
自分の体験をどうとらえるかは、自分で決めるべきことなのです。

 

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本の中でも書かれていましたが、わたしたちが周囲の出来事に反応して感じる感情
は90秒。その後の感情は自分で選択しています。不快な感情は、一度は感じても、
それを受け入れ、手放し、自分の好ましい感情を選択する力がわたしたちには備わ
っています。その力を発揮するかどうかは自分次第です。

 


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■2 毎朝の習慣「感謝のワーク」
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私が毎朝習慣にしている「感謝のワーク」をご紹介させていただきます。

 

まず、両親や家族、亡くなった祖父母やご先祖様たちを個々にイメージにし、手を
合わせ、それぞれに「ありがとうございます」と心の中でつぶやき感謝をしていき
ます。

 

私がこの世に生まれ、この肉体があるのも、ご先祖様や祖父母や両親がいてくれた
お陰です。そのことを体で感じながら、お礼を伝えてきます。

 

次に、全身が映る鏡の前に立ち、笑顔の自分に向かって感謝できることを3つ以上
言います。

 

家族がいること。お客様がいること。好きな仕事ができること。毎日おいしい食事
ができること。好きな音楽を聞くことができること。ぐっすり眠れる布団があるこ
と。住む家があること。着る服があること。毎朝、日が昇り私たちを照らしてくれ
ること。この肉体で幸せを感じることができること・・・。

 

この習慣を始めたころの感謝できることは、目の前に直接的に起こった出来事しか
思い浮かびませんでしたが、次第に、当たり前だと思っていたことにも感謝できる
ようになってきました。

 

この習慣を始めて6年経ちますが、お陰で日々幸せを感じて生きれるようになって
きました。

 

前述の『奇跡の脳―脳科学者の脳が壊れたとき―』に書かれてあった言葉です。

 

「謙虚な気持ちで、平和に恵まれた状態に返るために、わたしが発見した最も簡単
な方法は、感謝すること。感謝の気持ちを抱くだけで、人生はすばらしいものにな
るのです」

 


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■3 あとがき
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息子が月2回通っている絵画教室で、私が付き添いで行って感心することが、この
絵画教室の先生が素晴らしこと。

 

絵画教室の取り組みテーマも色々と変化があり、その内容もさることながら、先生
の醸し出す雰囲気がとても心地よく、生徒一人一ひとりをよく見て、声掛けをして
くれます。話もあまり理解できず、声を出すこともできない息子に対してもよく話
し掛けてくれます。

 

前回の絵画教室では、その先生の息子に対する語り掛けを見ていると、息子の表面
的に見えるもの(表情・態度)以上に、息子の魂と会話しているようでした。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 


皆様に、すべての良きことが向かっています!

 

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