『過去を追うな。未来を願うな。ただ今日なすべきことを熱心に為せ。誰か明日の
死のあることを知らん』（釈迦）
こんにちは。“魂のコーチング”アクシスエボリューション田中伸一です。
３年前ぐらいから、朝起きた時に、ほぼ毎日夢を覚えているのですが、ここ数日は、
その夢がかなりクリアで、毎日日常とは少し違った生活を楽しみながら送っていま
す、夢の中ですが。(*^_^*)。仕事やプライベート、農園の野菜も実りの秋で、日々
充実した生活を送らせていただいています。皆さまに感謝！ありがとうございます。
＊＊＊＊＊《 メニュー 》＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
■１ 今という瞬間を意識する
■２ 『今この瞬間』と繋がる呼吸法
■３ あとがき
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■１ 今という瞬間を意識する
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『魂の伴侶―ソウルメイト 傷ついた人生をいやす生まれ変わりの旅』（ブライア
ン・Ｌ・ワイス博士著）からのご紹介です。
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ベトナムの仏教の僧侶であり、詩人でもあるティク・ナット・ハンは、一服の茶の
楽しみ方について書いている。
お茶を楽しむためには、人は完全に、今という時に目覚めていなければならない。
今という瞬間を意識している時にのみ、手は茶わんの快い温かさを感じることがで
きる。今という瞬間のみに、香りを楽しみ、甘さを味わい、繊細さを感じることが
できる。過去のことを思い煩っていたり、将来のことを心配していたりすると、一
杯のお茶を楽しむという体験を失してしまうだろう。茶わんを見おろすと、もうお
茶はなくなっているのだ。
人生もまったくこれと同じである。今という時に完全に心を向けていないならば、
まわりを見まわしてみると、もうそれはどこかへ行ってしまっているのだ。人生の
感触、香り、繊細さ、美などをすべて見すごしてしまう。人生はただ、あなたの目
の前をあっという間に通りすぎてしまうだろう。
過去はすでに終わっている。そこから学ぶことを学び、手放せばいいのだ。未来は
まだここにない。未来に対する計画をたてるのはよい。でもそのことを心配して時
間をむだにしてはいけない。心配は必要ないことなのだ。すでに起こってしまった
ことを気に病むのをやめ、起こらないかもしれないことを心配するのをやめた時、
あなたは今という瞬間にいることができるのだ。その時、あなたは人生の喜びを十
分に体験し始めるだろう。
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数年前は、「今を感じる」「今を生きる」と言われてもピンとこなかったんですが、
今の自分の感情を感じるようにしたり、瞑想や呼吸法等に取り組む中で、この意味
がわかり始めてきました。
私たちが生きているのは、今この瞬間で、過去でも未来でもありません。
今を感じ、今を楽しみ、今できることに全力を尽くしていくと、感じるのは、喜び
や幸せになってきます。
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■２ 『今この瞬間』と繋がる呼吸法
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私が毎朝習慣にしている『今この瞬間』と繋がる呼吸法をご紹介させていただきま
す。
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呼吸を通して今を生き、感じる方法です。
１）まず余分な息を全部吐き切ってからゆっくりと息を吸います。
その時に『今』と心で唱え、 今のこの瞬間を意識します。
イメージとしては今に集中しながら、自分の中に中心軸を立てるような感じです。
２）次に息を吐きながら
『ここ』と心の中で唱え、 中心軸をもとに、自分の身体と周りの環境を意識して、
空間の中にいる我を認識します。
３）再び息をゆっくり吸って
『我』と云って、自分の身体の温もりを意識します。
両腕を交叉したり、手を下っ腹に重ねて温もりを観じてみてもいいでしょう。
４）最後に息を吐きながら
『光』と云い、 身体感覚の内側にある内的自己の光が、外に向かって、さんさん
と輝き溢れるイメージをしてみましょう。
ポイントは長い呼吸をし、吸う息と吐く息の間、吐く息と吸う息の間に5秒～10
秒くらい、暫く間を入れて、その間をゆったり味わうことです。
この呼吸法を繰り返していくうちに、『今この瞬間』というゼロポイントフィール
ドと繋がりやすくなります。
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この呼吸法を始めて１年以上経ちますが、これをゆっくりと数回繰り返していくと、
「今この瞬間」と同時に「宇宙」との繋がりも感じます。生きていること、生かさ
れていることも。
私自身、日常生活の中では、過去を振り返ったり、先のこと考えたり、何かをしな
がら、別のことを考えることもよくあり、常に、「今この瞬間」を感じることはで
きていません。
ですが、こういう呼吸法に取り組むことによって、少しでも「今」と繋がれる時が
増えれば、自分らしく、幸せな人生が送れることに繋がっていくと思います。
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■３ あとがき
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『魂の伴侶―ソウルメイト 傷ついた人生をいやす生まれ変わりの旅』から、もう
一つご紹介させていただきます。
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人はしばしば、医者、弁護士、議員等々の自分の職業のレッテルの陰に隠れている。
しかも、そのレッテルの大部分は、二十代か三十代からあと、身につけたものなの
だ。自分のレッテルが与えられる前の自分が何者だったかを思い出さなければなら
ない。
私たちはみんな、愛にあふれた霊的な人間、慈愛に満ち、親切で平和で、落着きと
喜びに満ちた人間になれる可能性を持っているだけではなく、実は私たちは初めか
らそうなのだ。
ただ、一時的に忘れているのだ。そして私たちのエゴが、それを思い出すのを邪魔
しているのである。私たちの目は曇っている。私たちの価値観は逆転している。
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私たちにとって、この曇りを取り除くことが、人生の目的の一つだと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございます。
皆様に、すべての良きことが向かっています！
