『そのときは不幸だと思っていたことが、あとで考えてみると、より大きな幸福の
ために必要だったということが、人生にはよくあるの』（フジ子・ヘミング）

 

こんにちは。“魂のコーチング”アクシスエボリューション田中伸一です。

 

私が生きていく上で大切な要素の一つと思っているのが「自己受容」。その自己受
容を、私がメンターとして慕っている野口嘉則さんが、無料動画で解説しています。
【自尊心・自信を高めるための「自己受容 ７つのステップ」】→
http://www.noguchiyoshinori.net/7step 　（かなりお勧めです！）

 

＊＊＊＊＊《　メニュー　》＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

 

■１　すべては良きことのために起こっている
■２　息子の呼吸に異変（不定期連載第３回）
■３　あとがき

 

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■１　すべては良きことのために起こっている
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『輪廻転生を信じると人生が変わる』（山川紘矢さん著）からの紹介です。

 

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生きていることは、喜びや悲しみ、嫌なこと、苦しいこと、絶望など、いろいろな
ことを体験するということです。どんな体験もとても貴重なものです。人生に起こ
ってくることを、瞬間瞬間、一つひとつを丁寧に心と体とたましいで体験していく
ことこそが、人生の醍醐味です。

 

「すべては良きことのために起こっている」という考え方をするようになってから、
ぼくの人生はどんどんいい方向に向かうようになりました。

 

「人生、そう思えば、そのとおりになる」といいますから、まんざら、おかしなこ
とではないでしょう。これが「引き寄せの法則」なのです。ぜひ、みなさんも仲間
になってください。

 

「すべては良きことのために起こっている」というのは、本当のことだからです。
これが、真実なのです。大変なときも「すべては良きことのため」と思うと、必ず
胸が軽くなります。それこそが、成功の秘密、ザ・シークレットなのです。

 

同じことを意味する言葉に、「すべてはうまくいっている」「すべては大丈夫」とい
うものもあります。自分にぴったりくるものを、自分の応援歌にしましょう。

 

実際、ぼくの人生を振り返ってみると、とてもつらい病気の時期がありました。
先がまったく見えず、ベッドの上で毎日、苦しい発作に耐える毎日でした。

 

今になってみれば、人生に起こったすべてのことは、今の自分になるために必要だ
ったという気がします。本当に苦しかったけれど、それは通らなければならない道
だったのです。病気を通して、「自分を大切にすること」と感謝することを学んで
いたのです。

 

何事にも時があります。病気で動けない時期であっても、その時には、それが人生
のすべてでした。何事にも無駄はありません。私たちは一瞬、一瞬の出来事から、
とてもすばらしいことを学んでいるのです。

 

「人生に起こってくることはすべて、『本当の自分』が何かを学ぶために引き寄せ
ているのだ」と考えれば、どんなことが起きても、それを前向きに受け取ることが
できます。

 

「すべては良きことのために」
この言葉さえマスターしてしまえば人生は楽に生きられます。どんな大波がやって
きても、見事なサーファーのように、波に乗ることができるのです。これこそ、「宇
宙の流れに乗って、森羅万象の中で、ダンスをすること」なのです。

 

今、人類は今までに体験したことのない時代を迎えています。私たち一人ひとりの
目覚めの時です。あらゆるできごとが私たちを目覚めの方向に持っていきます。
どんな天変地異もどんな災害も、人類は乗り越えていくでしょう。

 

すべては大丈夫です。すべてはあなたの目覚めにかかっています。
宇宙は私たちの覚醒をその壮大なプログラムの中に想定しているのです。
だから、安心して進みましょう。

 

「本当の自分は何者か」を探究しながら、意識を広げていきましょう。
「すべては良きことのために」起こっていることが、きっと見えてくるはずです。
安心していればいいのです。

 

自分に優しく、そして人々に優しくすればよいのです。
「野の花のように美しく咲きなさい。そして、人々に愛を与えなさい」という聖フ
ランチェスコの言葉に、微笑みが浮かぶ毎日です。この本を手に取っていただき、
感謝の念にたえません。本当にありがとうございます。

 

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私もここに書かれているように「すべてはうまくいっている」と思うようになり、
人生がいい方向にいくようになりました。ありがたいです。

 

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■２　息子の呼吸に異変（不定期連載第３回）
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私の身近で最も尊敬するのが息子の彰悟。私がこれまで生きてきた中で一番影響を
受けた人物でもあります。数年前にその彰悟のことを書き留めておいたものを不定
期で連載しています。（前回まで…誕生から血小板減少で入院、医師に「ダウン症」
と正式に告げられました）

 

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それから２週間後、８月になり、彰悟の病状も落ち着き、血小板の数も安心できる
レベルになった。産まれて１ヶ月半してやっと退院だ。これで、初めての家族４人
暮らしが始まった。

 

子どもは２人目なので、お風呂やオムツも慣れたもんだ。そして、彰悟にはお姉ち
ゃんがいる。２歳になる娘も赤ちゃんがかわいくていつもそばにいる。やさしいお
姉ちゃんだ。

 

妻は彰悟と暮らし始めておっぱいも直接やれるようになって、落ち着き始めている
ように見えた。その時の私には。

 

ダウン症といっても、私たちの子としては何も変わらないし、実際、まだ、産まれ
て１カ月半では、他の子と見た目も何も変わらない。むしろ、しばらく一緒にいら
れなかった分だけかわいさが増している様な気がした。

 

そして、彰悟の泣き声が印象的だった。「おんぎゃー」って、言う泣き声だ。かわ
いい泣き声で、テレビや映画で赤ちゃんの泣き声が必要な時は、彰悟の泣き声を使
って欲しいと思うくらい、とってもかわいい泣き声だった。

 

彰悟が家で一緒に暮らすようになって、１か月たったある日のこと。
彰悟が急にむせび出した。はじめは、背中をさすったりして、なんとかしようとし
ていたが、だんだん呼吸が激しくなってきた。ベビー服をはだけると胸が張り裂け
るような呼吸だ。呼吸をする時にろっ骨部分が異常に激しく膨らみ、しぼんでいる。

 

「救急車！」

 

そして、隣町の総合病院に運ばれた。
妻と娘と一緒に病院の待合室で２時間が過ぎた。

 

今度の病名は「肺炎」。そして、対面した彰悟の口からは管のようなものが出てい
た。口は管があり、そして、その管が取れないようにセメダインのような接着剤で、
口の周りを固めている。痛々しい姿だ。

 

肺炎の影響で気道が塞がりかけていて、呼吸が十分にできない。それで、呼吸を安
全にできるようにするため肺から直接呼吸できる様に管を通して気道を確保して
いる。声帯も塞がれ口も固定しているし声は出せない。また、食事も鼻からチュー
ブをとおしてミルクを入れることになった。

 

病院の先生が言うには、「肺炎が落ち着いたら、気道もしっかりするでしょう。し
ばらく様子をみて、気道がしっかりすれば、管を抜きましょう」とのことだった。
しばらくってどれくらいか尋ねるとはっきりした答えは聞けなかったが１か月も
すれば、退院出来るような印象を持った。

 

それから彰悟と妻の入院生活が始まった。

 

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■３　あとがき
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先ほどの山川紘矢さんのご著書『輪廻転生を信じると人生が変わる』の中から、
もう一つご紹介です。

 

すべてをありのままに受け止めるところから、始めましょう。車が泥道にはまって
動きが取れなくなったとしても、じたばたと抵抗しないで、一度静かに受け入れて
から、そこから抜け出す方法を考えましょう。そんなふうに生きていきましょう。

 

ぼくはどんな問題が起きても、まずは、「Ｙｅｓ」と受け入れるようにしています。
そこから落ち着いて対策を考えるのです。

 

人生は「Ｎｏ」ではなく、「Ｙｅｓ」なのです。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

皆様に、すべての良きことが向かっています！