『もう一年が終わる、なんて生き急がないで、今を感じよう。眼に映る景色、吹く
風。心が何を感じているか』(柴咲コウさん)
こんにちは。“魂のコーチング”アクシスエボリューション田中伸一です。
先日、国東に紅葉を見に行ってきました。いくつかのスポットに行ったのですが、
真っ赤な紅葉もあれば、黄色い状態の葉や時期が終わりつつある紅葉もありました。
どれも綺麗で、「私たちのいる世界って美しいな~」って改めて思うことができま
した。感謝!(その写真をfacebookにUPしています↓)
https://www.facebook.com/shinichi.tanaka1/posts/1183082951768364?pnref=story
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■1 誰が運命の設計者なのか?
■2 息子の「気管軟化症」と「母子分離不安症」(不定期連載第6回)
■3 あとがき
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■1 誰が運命の設計者なのか?
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『「原因」と「結果」の法則2・幸福への道』(ジェームズ・アレン著)からのご紹
介です。
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自分こそが運命の設計者である、ということを知ることです。それを知ったならば、
あなたは、世にいう「悪いこと」は、姿を変えた「良いこと」にほかならない、と
いうことにすぐに気づくはずです。そして、それに気づいたならば、次にあなたは、
自分の貧しさを、忍耐や希望や勇気を育むために利用しようとするでしょう。自由
時間の少なさも、時間の有効利用を図るための訓練に、効果的に利用できるはずで
す。
最も美しい花々は、最もやせた土壌から生長します。そして、貧しさという暗黒の
土壌の中からは、人類の最高級の花々が成長してきました。美徳は、克服が困難な
状況のなかから最も素晴らしく成長します。
いまあなたは、「無理な要求ばかりする無情な上司と一緒に、最悪の仕事環境のな
かで働いている」と感じているかもしれません。だとしたら、その状況を、自分自
身を鍛えるための有意義なステップとして眺めることです。上司の不親切さに対し
ては、優しさと敬意で応えるのです。忍耐と自己コントロールに努めることです。
そのつらい状況を、そうやって自分の心を強化するための機会として利用すること
で、正反対の状況に変えてしまうのです。それによってあなたは、自分自身をより
快適な環境に移動するために必要な精神レベルに向けて、着実に高めることができ
ます。と同時に、自分が静かに示すその手本によって、あなたの上司に、彼(また
は彼女)の行為の不当さを気づかせてあげることさえできるのです。
あなたが行うべきことは、自分が奴隷であることに不平を言うのではなく、自分自
身を奴隷のレベルから引き上げることでなくてはなりません。自分は奴隷のように
扱われていると不平を言う前に、自分を哀れんだり蔑むことで、あるいは、自分の
欲望に屈することで、自分が自分自身の奴隷になっていないかどうかを、よく確か
めることです。
自分自身の内側に、じっくりと目を向けることです。その結果あなたは、自分の内
側で、自分を奴隷のようにしている思い、願望、習慣などを発見することになるか
もしれません。まずそれらを征服することが先決です。
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「原因と結果の法則」は「鏡の法則」と言い換えることもできます。私たちが見る
世界はすべて自分自身の心の投影です。同じ状況でも、心の状態(精神レベル)が
変われば、どんなことでも自己成長や感謝に置き換えることができます。
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■2 息子の「気管軟化症」と「母子分離不安症」(不定期連載第6回)
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私の身近で最も尊敬するのが息子の彰悟。私がこれまで生きてきた中で一番影響を
受けた人物でもあります。数年前にその彰悟のことを書き留めておいたものを不定
期で連載しています。(前回まで…誕生後、血小板減少、ダウン症と診断。その後、
肺炎と呼吸困難で緊急入院。肺炎は治ったが、気管軟化症と診断される)
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気管軟化症は、気管がやわらかくなりすぎて、呼吸をするための空気が通る気道が
確保できない状態になる病気だそうだ。先生は、最初の診断は肺炎としていたが、
それと同時に気管軟化症でもあったようだ。そのため、ほとんど空気が通らない程
の気道で呼吸するため、異常なほどの呼吸状態になっていた。ただの肺炎だけでは
なかった。
「これからどうなるんですか?」私はこれからのことが気になり先生に尋ねた。
「お薬を投与し、しばらく様子を見ます」
「しばらくって、どれくらいですか?」
「1カ月ぐらい見ていてください」
彰悟はこの1カ月気管挿管をし、口をふさがれ手も動かないように固定された状態
で、そこからやっと解放されるかと思っていたのに、さらに1カ月この状態が続く
と思うと気が重くなった。また、この1カ月私と妻の実家に交互に預けていた2歳
の娘をどうしようかとも思った。実家にこれ以上預けることもできず・・・。
「これ以上入院すると上の子も預けるところがなくて、困るんです。何とかなりま
せんか?」と先生に相談してみたが、
「・・・」
そばにいた娘の顔を見ながら先生は無言だった。
それからしばらくして先生から提案があった。娘を「母子分離不安症」と診断する
という。これは、幼い子がお母さんと長期間離れると精神的に不安定になるという
症状だ。娘が本当にそうかどうかはわからないが、実際にそういう可能性もあるの
で、先生がそう診断すると言ってくれた。
私たちはそれに乗った。早速その日から、娘も入院することに。なので、彰悟・娘・
妻が3人で入院生活をすることになった。1カ月娘と離れて生活していたので、私
も妻も一緒にいられるだけで嬉しかった。そして娘も大喜びだった。
実際に入院すると娘は入院生活を予想以上に楽しんでいた。病院には、小さい子が
何人も入院しているので友達になった。娘はまだ保育園や幼稚園に通っていなかっ
たし、友達といえる子がいなかったのだが、病院にいることによって多くの友達が
できた。時には病院の廊下を走り回ったりしながらはしゃぎながら遊んでいた。
私も、仕事が終わると3人に会えるので、病院に行くのがより楽しみになった。
もし彰悟が健康なら、3人に会えるのがここまで楽しみで嬉しかっただろうか?
そんなことも頭によぎることもあった。ただ、彰悟の病状が改善しているかどうか
は、はっきり言ってわからなかった。
そして、それから1カ月がたった。やっぱり彰悟の病状は改善していない。
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■3 あとがき
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「ごめんなさい」「許してください」「ありがとう」「愛しています」。
この4つの言葉は、「ホ・オポノポノ」というハワイに伝わる言葉で、いろんなも
のを浄化する言葉といわれています。
私も8年前ぐらいに知り、唱えるようになり、自分にとって好ましくない出来事が
起こったり、相手に対して不快な感情を感じたりすると、この4つの言葉を唱えて、
自分の心を浄化するようにしています。
相手に対して不快な感情を感じて「ごめんなさい」「許してください」、そして自分
の心の状態に気づかせてくれて「ありがとう」、最後に「愛しています」。
自分自身で自分の表情が変わっていくのを感じます。(*^_^*)
言葉には言霊があるので、どういう言葉を使うかは自分の人生を生きていく上で重
要ですよね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
皆様に、すべての良きことが向かっています!