今日はEQセミナーに参加。
EQとはEmotional Intelligence Quotientの略で「心の知能指数」、「感情能力」と言われ、ビジネスで成功している人はこのEQが高いと言われています。
セミナーでは参加者全員がEQ簡易診断を行いました。
講師がその解説の中で、御自身の経験を話されました。
「数年前のEQ診断で指数が低かった。
当時と振り返ると、愚痴や不平不満などのマイナスの言葉を言わないように意識していた。
すると次第に、嫌な出来事があっても自分の中にしまい込み、思いを口にしないようになった。
その結果、部下や後輩も私に対して悩みの相談や本音が言えなくなっていった。
EQ診断でそれに気づき、素直に自分の思いを口にするようになり、それが改善した。」と。
EQ診断で気づきがあったという話です。
ここで、私が気になったことが、マイナス言葉を言わないことがマイナスに作用したこと。
言葉の力は大きく、自分の発した言葉が、脳や潜在意識に影響することはよく知られています。
この場合は、マイナスの言葉をそのまま心にしまい込むのではなく、マイナスの言葉をプラスに転換しなかったことに原因があります。
例えば
・上司にひどく怒られた。 →
そこまで私のことを思ってくれている。ありがとうございます。or
そのことを改善すれば、いい仕事ができる。ありがとうございます。or
これを反面教師にし、自分は怒らないようにしようと思わせてくれた。ありあとうございます。or
私はそれでもくじけない心を持っている。強い心を持っていることに気づかせてくれた。
ありがとうございます。etc
・お客様との契約が取れなかった。 →
自分の力を更に磨くチャンスだ。ありがとうございます。or
あと、一工夫するチャンスだ。ありがとうございます。or
自分の足りないところを気づかせてくれた。ありがとうございます。or
たまたま、相性が悪かっただけだ。もっといいお客様にめぐりあうチャンスだ。
ありがとうございます。etc
その出来事に対して、自分がどういうイメージを持つかが大切で、プラスのイメージを持ち、プラス言葉に転換する。
それが脳や潜在意識に影響します。(最終的には現実に反映します。)
これは訓練すれば、誰にでもできることです。
プラス思考でプラス言葉に転換です。
2009/02/05物事の捉え方、心の持ち方