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アクシスエボリューション代表
田中伸一のルーツとメッセージ

2009/02/27人材育成の考え方や方法

「誰が見ても素晴らしい」と評価される管理職の部下育成・指導

ある企業で、人事の評価決定会議をしていた時のことです。

その中で、ある管理職の「部下育成・指導」の評価についての場面です。

この管理職の評価は、複数の上司が口をそろえて「誰が見ても素晴らしい」と絶賛。

この会社は若い社員が多く、正社員の他にもアルバイト社員が数多くいます。

一般的にはアルバイト社員は、正社員と分けて考えることが多く、業務を指導する際にも、
「アルバイト社員はここまで知っていれば十分」と教える方から限界をつくります。

しかし、この管理職は、いい意味で、正社員とアルバイト社員を区別しません。

「せっかく、同じ会社で働くのだから、教えられるものはすべて教えよう。」
「どこに行っても通用するプロフェッショナルになろう。」
「人として一緒に成長しよう。」

すべての部下に、常にそういうスタンスで接しているようです。

部下の可能性を引き出そうと、常に前向きに考えている。

そう、指導方法も押し付けるのではなく、部下の能力を引き出すように。

流石です。


コーチングのスタンスもこれと同じです。

「相手の能力を信じ、可能性を引き出す。」

この管理職は、その人間性からも多くの人に慕われているようです。

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