先日、PHP総合研究所の江口克彦社長を囲む会に参加。
江口社長は松下幸之助先生の秘書をされ、その後、PHP研究所を任されている凄い方です。
その中で、松下幸之助先生の「口ぐせ」の話になりました。
その口癖は「君、どない思うんや」です。
松下幸之助先生の考え方、行動の基本は
① その問題について、まず、自分でじっくりと深く考える。
② 周囲の人に「どない思う?」と聞く。
③ 自分の考え、周囲の人の考えを比較、統合する。
④ 最終結論を出す。
⑤ 行動する。
⑥ 継続する。
⑦ 成功するまでやり続ける。
考え抜いての行動なので、90%以上は成功するそうです。
ここで、ポイントの一つが、「君、どない思うんや」と聞くこと。
松下幸之助先生はよく人の話を聞かれたそうです。
そして、その後、「そうか、ありがとう」と話してくれた相手をよく褒めるそうです。
話を聞いてくれて、褒められれば、誰でもその人に話をしたくなります。
部下や周囲の人も松下幸之助先生のもとに自然と集まってきます。
同時に、いろんな情報も集まってきます。
また、聞かれた方も、聞かれることにより自ら考える習慣もつきます。
コーチングと共通する部分が多いです。
「聞く」「質問する」「褒める(承認する)」そして、「相手を信頼する」
いいお話ありがとうございました。
2009/03/02人材育成の考え方や方法