一昨日、中村文昭さんの講演に行きました。
講演会場の久留米・石橋文化センター共同ホールは500人で超満員。
おもしろい!
中村文昭さんは現在、年間300回を超える講演をされている講演家。
そんな中村文昭さんですが、高校時代は周囲に迷惑をかけるような学生。
その後、人生の「師匠」となる田端さんと出会い、中村文昭さんの「心のスイッチ」がONになり大きく人生が変わる。
笑いあり、感動ありで面白かった講演ですが、その中で「頼まれごとは試されごと」というのがありました。
例えば、「師匠」からコンビニでおにぎりを買ってくるようにお使いを頼まれる。
これをただ単に、お店まで歩いて買ってくるのは、ただの作業。
誰でも出来る。
そうすると、師匠から、やかましく叱られる。
「お前、何してんや!」
中村文昭さんはこれを全力でやることを師匠からたたき込まれる。
そして、お使いを頼まれると次第に心の中でこうつぶやくようになります。
「今、私を試していますね。頼まれごとは試されごと。見ていて下さい。あなたが思ってもいなかった速さで、お使いをしてみせます。私の仕事は、あなたの予測を上回ることです」
全速力で走って、汗だくになりながら息を切らしてお使いに行く。
中村さんにとって、「頼まれごとは試されごと」
誰から頼まれても、この姿勢は変わらない。
その一生懸命な姿が、人を感動させる。
何をやるかではなく、どうやるのか。
何をやるかではなく、何のためにやるのか。
笑いと感動の2時間。
次は、9月19日、11月23日に久留米で講演があるそうです。
2009/07/12日常・出来事・その他