昨日は二条彪(にじょうたけし)さんのセミナーへ。
二条彪さんは23歳の若さで、亡きお父さんの跡を継ぎ社長へ。16年後、会社を整理し、ついには自己破産。それから、コンサルタントとして再起、現在は年間300回の講演をこなす売れっ子コンサルタントです。
当日のタイトルは、「二代目社長 成功する人、つぶす人」。事業承継をメインテーマにしたセミナーです。
その中で、私に一番印象に残った内容は、次のことです。
「言葉とは言いたい事の端。言いたいけど言えない事、言わない事を、引き出し感じ取るのが、経営者の仕事。もちろん、言いたい事を持っているのが、社員でありお客様。」
経営者がよく求めているものが、ハウツーものやロジカルシンキング。でも、一番大事なものは人の心を感じることができること。そのために、感性を磨くということ。
感性を磨くには芸術に親しむ。映画やコンサートでもOK。それを理屈抜きに感情で楽しむ。感じる。
私の好きな本の一つが「3つの真実」。この中でも、自分が生活の中でどんなことを感じているかに意識を向けることの大切さが書かれていました。
感じる。いいですね。この言葉。
2008/07/29日常・出来事・その他