「自分が変われば、すべてが変わる」
『魂のコーチング』アクシスエボリューション田中伸一です。
9月27日、日本コーチ協会福岡支部勉強会で『メンタリング・マネジメント ~人材育成にどう取り組むのか~』というテーマで講師を務めさせていただきました。
『メンター』とは優れた指導者、助言者、支援者、信頼のおける相談相手という意味です。
『メンタリング・マネジメント』とは、そのメンターが社員一人ひとりと向き合い、無限の可能性を引き出すことで、企業の生産性を最大限に高める経営手法です。
それでは、私たちがメンターとなるためにどうすればいいのでしょうか?
それは、人材育成を相手の問題と考えず、自分の問題として捉えることです。
この勉強会では、参加者全員でそれぞれの職場や組織の問題点に対してどう解決していくのかグループワークを中心に進めていきました。
『メンタリング・マネジメントによる問題解決法』→
はじめに問題をプラス受信して、その根本的な原因を自分自身に見いだします。そして、「見本」「信頼」「支援」に基づいた解決手段を、率先垂範の姿勢で実行します。
「問題」-「プラス受信」-「自己責任による原因究明」-「見本、信頼、支援による解決手段」-「率先垂範」
それとは反対の『管理型マネジメントによる問題解決法』→
まず問題を困ったこととして受け止めます。つまり、マイナス受信します。それによって、他人に責任を転嫁します。そして、相手に対して要求することを前提とした解決手段を考え、さらにそれを相手に対して強制します。
「問題」-「マイナス受信(困ったこと)」-「他者責任」-「期待による(相手に要求することを前提とした)解決手段」-「強制、命令(飴とムチ)」
参考図書:『メンタリング・マネジメント ~共感と信頼の人材育成~』
株式会社アントレプレナーセンター 代表取締役 福島正伸先生著、ダイヤモンド社
2009/10/01リーダー育成