「幸せを感じる気持ちがあれば、さらに幸せになる」
『魂のコーチング』アクシスエボリューション田中伸一です。
最近読んだ本の紹介です。
田中信夫先生の著書『そのままのあなたが素晴らしい』の中のお話です。
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否定的な言葉を聞かされて育った子どもは否定的になります。
前向きなことばに触れて育った子どもは、前向き肯定的な性格になるものです。
子どもをdoing(行動や行為のこと)の相対的な価値で評価するのではなく、かけがえのない存在としてのbeing(存在そのもの)を受けとめ、愛することが大切です。
そうすれば、子どもは自分を愛することができるようになります。
たとえば、あなたのお子さんがテストで答案をもらってきたとしましょう。
40点です。自分でも、不本意なので、恐る恐るお母さんに見せます。
そんなとき、あなたならどう言いますか?
ぜひ、こう言ってあげてください。
「40点も取れたの。えらいわ。10点、20点もあっただろうに。
あなたが、100点を取ってきたら、もう楽しみがないけど、あとは上がるばかりじゃないの。50点、60点、70点、80点、90点ってね」
お子さんはきっと直立不動、顔を上気させながら、こう言うでしょう。
「お母さん、ぼく、今日、テレビ見ないで勉強する」
これで3日ぐらいは持つのではないでしょうか?
零点を取ってきたら、どう言えばいいでしょう。
「零点も取れたの」ではおかしい。
こう言ってください。
「そう、零点だったの。ほんとうは見せたくなかったんでしょう。
でも、ちゃんと見せるなんて、勇気があって正直ね。
100点を取ってきたときと同じぐらい、お母さんうれしいわ」
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子どもに対してだけでなく、誰に対してもこうありたいですね。