「現在の姿を見て接すれば、人は現在のままだろう。人のあるべき姿を見て接すれば、あるべき姿に成長していくだろう」(ゲーテ)
“魂のコーチング”アクシスエボリューション田中伸一です。
昨日、ある方(Aさん)からこんなお話を聞きました。
やる気のない状態の人、足を引っ張る人がいたら、その人には
『引き下げの心理』
が働いている。
例えば、「情熱をもって仕事に取り組もう!」と言っても
「どうせ、やっても無駄でしょう」
「やってもやらなくても、別に給料変わるわけでもないし」
こういう人は、劣等感が高い。
自分自身が満たされていないので、周りも自分と同じ状態にしようとする
『引き下げの心理』が働き、そういう発言をします。
周りが自分と同じ状態になれば、安心感を得ることができるからです。
Aさんは、そんな『引き下げの心理』が働いている人には、こう言うそうです。
「何をやっても無駄と言うなら、あなたは、山を登る人がいたら、どうせ降りるんでしょう! って言うんですか?」
「あなたはなぜ息を吸うんですか? どうせ吐くんでしょう!」
相手は、何も言えなくなるそうです。
人は満たされていなところに焦点を当てると、ますます満たされなくなり、
満たされているところに焦点を当てると、ますます満たされます。
幸せを感じることのできる人は、ますます幸せを感じます。
2010/08/05物事の捉え方、心の持ち方