私が心掛けていることの一つに『主体性を持つ』というのがあります。
自分の周りに起こる出来事を、すべて自分が源として捉え、
人や環境のせいにしない、ということです。
先日、ある人(Aさん)から仕事のことで、批判をされました。
自分のことを批判されたのは、2~3年振りぐらいです。
正直言うと、責任転嫁もいいところで、
言いがかりのような印象を受けました。
私は黙って話しを聞き、Aさんの考えを受け止めようとしたのですが、
最終的には、その人に対して感情的な発言をしてしまいました。
その後、振り返って考えてみると、
私はAさんを批判し、被害者意識を持っていました。
その時の私には、『主体性』はなく、
「責任はAさんにある」 という考え方をしていたのです。
次の日、Aさんにメールしました。
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先日は、不適切な態度・発言をし申し訳ありませんでした。
お詫びいたします。
私は、目標としている人物像があります。
常に心穏やかな人です。
どんな状況でも、全てを受け止めることのできる器の大きな人です。
昨日、Aさんに私のことを批判されました。
始めは、受けとめようとしていましたが、
結局は、受け止めることができず、感情的になってしまいました。
本来なら、Aさんの意見は、真摯に受け止め
自分自身の力不足を反省すべきところでした。
申し訳ありません。
改めて、自分自身の器の小ささを実感しました。
それを教えてくれた、Aさんには感謝しています。
ここ2~3年、人からこうして批判されたことがなかったので。
・・・(続く)
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それから、1週間後、Aさんからお詫びメールが届きました。
メールには、その方なりの提案や、「これからよろしくお願いします」
という内容も書いてありました。
嬉しかったです。
普段、こんなメールを書く人ではないので。
やっぱり、全ては自分次第ですね。
2010/11/16物事の捉え方、心の持ち方