心の成長と幸せのコーチング 田中伸一 アクシスエボリューション Axis evolution

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アクシスエボリューション代表
田中伸一のルーツとメッセージ

2011/01/18人材育成の考え方や方法

どうしたらできるのか?

「人生におけるミッションというものは、つくるものではなく発見するものである」(V・E・フランクル)


“魂のコーチング”アクシスエボリューション田中伸一です。



「何でできないのか」

「どうしたらできるのか」



何気ない2つの質問ですが、
この質問である社長の悩みが喜びに変わりました。



この2つの質問の違いはなんでしょうか?



例えば、仕事でミスが多い部下がいるとします。

上司は何回も注意します。


でも、なかなか改善しない。


上司は次第に頭を抱え、こう考えます。


「何でできないのか」と。



上司は指導しているのに、
それを理解し、実行しない部下に苛立ちを感じ、
次第に怒りにも似た感情を持ちます。


また、その部下を「ダメなやつ」と思うことさえあります。


以前の私がそうでした。


これだと、部下も苦しいのですが、上司も苦しい。


部下を責め、場合によっては、上司である自分自身の指導方法までも責めます。

否定的な感情が、頭の中でぐるぐる渦巻きます。

負のスパイラル状態です。



一方、「どうしたら、できるのか」と考えると、
当然ですが、できるための理由を考えます。


前提として、「部下はできる」という立場で考えるようになります。


上司としても、これまでの指導方法だけでなく、
その部下に合った指導方法を考えるようになります。


上司として発想が広がる。
幅ができる。

考えることが楽しくなる。


例えば「松下幸之助さんだったら、どう指導するのか?」と
考えててみるのも面白い。


部下にその指導方法を試したくなる。


場合によっては、部下のいいところを承認したり、
褒めることから始めるかもしれない。



この2つの質問、こういう見方もできます。



「何でできないのか」   → 「マイナス思考」


「どうしたらできるのか」 → 「プラス思考」



「ミスが多い部下」がいるという事実は一つです。

その事実をどう考えるか。

同じことを考えるなら、プラス思考で楽しい方がいい。




これは、部下指導に限らず、自分自身のことや、
家族や人間関係全般のコミュニケーションにも当てはまります。


マイナス思考になりそうな時にプラス思考の「どうしたらできるのか」です。
 

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