こんにちは。
“魂のコーチング”アクシスエボリューション田中伸一です。
先日、父と母の古希のお祝いで、妻や息子、妹とハウステンボスに行った時のことです。
駐車場に着き、車から降りる時、息子が車から降りようとしませんでした。
(息子は一般的な子とは違うので、こちらのブログ記事「私の尊敬する息子の彰悟」を
ご覧ください)
家族みんなには、先に降りてもらい、私が息子をなんとかして後から連れて行くことに。
息子には、この旅行の意味を伝えたり、一緒に来てほしいとお願したりしましたが、
一向に降りようとしません。
そこで、最終手段として、無理やり息子を抱きかかえ、連れて行くことに。
激しい抵抗にあいましたが、何とか一緒に来てもらうことができました。
そんな息子に、「一緒に来てくれてありがとう」と私が言うと、
それを見ていた母が「あんたは、そうやって言うんやね~」って言いました。
私にとっては、一緒に来てくれた息子は、感謝する存在でしかなかったのですが、
母はそれに感心していたようでした。
ハウステンボスには、家族みんなで楽しもうとして行きました。
でも、息子の立場で考えてみれば、息子がリクエストしたわけでもなく、
みんなが行くから一緒に車に乗って来ただけで、駐車場に着いてみたら、
行きたい気分ではない。
なので、ここにいたいというだけのこと。
それを私たちの都合で、一緒にハウステンボスの中に入ろうとしたのです。
本人が気の進まないことを、私たちの都合で来てもらうので、
私から見れば、ありがたく、感謝するのが普通の感覚でした。
でも、母から見るとその時の息子は、車から降りない困った子のように感じたようです。
同じ出来事でもいろんな捉え方があります。
母の一言で、そのことにあらためて気づきました。
その後は、特に息子も抵抗することなく、楽しい旅行をすることができました。(*^_^*)
写真は、1日目のハウステンボス、2日目の九十九島の風景です。