こんにちは。
”魂のコーチング“アクシスエボリューション田中伸一です。
4か月前ぐらいから、毎晩、布団に入り寝る前に「一日の回顧」を行っています。
やっていることは、その日自分が経験したことを、時間を遡って(夜→夕→昼→朝)、
逆方向で、映画でも見るかのように映像として思い浮かべていきます。
時間にして1、2分程度です。
『「モモ」を読む―シュタイナーの世界観を地下水として』(子安美知子さん著)に
書かれている内容です。
目的は、自己客観視の訓練。自分を他者として観察する訓練です。
一般的に私たちは、思い通りにならないと、つい感情的にイラッとすることがあります。
その時に、イラッとしている自分の感情に気づかないと、その感情に振り回されたり、
それを態度に出し、周囲に不快感を与えることにもつながります。
でも、イラッとしている自分にその時点で客観的に気づくと、
「今、自分はイラッとしているんだね」と自己受容することもできますし、
そこから自分の内的な変化・成長を起こすことができます。
数年前から、今の自分の感情に気づくために、自分を振り返る習慣を色々と取り組んでいます。
毎日の日記での振り返り、
自分の感情を感じる時間の確保、
思い通りにならない時は一呼吸を置いて自分を振り返る、
ヴィパッサナー瞑想等々。
そして、最近新たに取り組み始めたのが、「一日の回顧」。
始めて1か月ぐらいは、自分自身の変化という実感はわかなかったとのですが、
2か月ぐらいして、だんだんと自己客観視が以前より深まってきました。
ポイントは、時間を遡って振り返ることだと思います。
その日一日を順回しだと、「こうなったから、こうして・・・」と思考が入ってしまいますが、
逆回しだと、思考が入る余地がなくなります(一日を1、2分程度の映像で逆回しするので)。
あと、毎日継続することも大事です。それが力となるので。