こんにちは。
“魂のコーチング”アクシスエボリューション田中伸一です。
私たちはそれぞれ自分のなかに、色んな人格があります。
一生懸命な自分、怠けたい自分、優しい自分、厳しい自分、穏やかな自分、興奮する自分、等々。
そのすべてを含めたのが自分で、それぞれの自分が状況に応じて現れてきます。
それを自覚し、いい具合に出てくればいいのですが、そうでない時もあります。
その中で、私の中には自分や他者に対して『完璧を求める自分』がいます。
それが必要な時もありますが、それが出てきて欲しくない時もあります。
そこで、好ましくない時にでてくる『完璧を求める自分』と『もう一人の自分』とで内なる自己との対話を
した時の内容を紹介させていただきます。(以下、『完璧欲求さん』と名付けました)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
もう一人の自分:『完璧欲求さん』、あなたは人に完璧を求めすぎだよ。
人間はそうそう何でも完璧にすることはできないよ。
君だって、すべてを完璧にできないじゃないか!
完璧欲求な自分:そこがいけないんだよ。常に完璧を求めて高みを目ざしてこそ、人としての成長があるんだ。
それに、自分が完璧じゃなきゃ人に何も言えないとすれば、世の中の人みんな誰にも何も言えないよ。
もう一人の自分:確かに、『完璧欲求さん』の言う通りだよ。
でも、それだとつらくないかい? きつくないかい?
心が安らがないよ。「60点主義で行こう」「6割できればOK」という人だっているよ。
人は受容されて初めて人と向き合うことができるんだよ。
『完璧欲求さん』のように相手のことを否定から入ると、その人と向き合うことは難しいし、
そこからは解決できないよ。
相手に完璧を求めるのは不安からなんだよ。今のままでは上手くいかないという不安。
まず、自分の中にあるその不安と向き合うべきじゃないの。
相手に求める前にまず自分からだよ。
完璧欲求な自分:・・・
もう一人の自分:人を責めるのは戦いと同じだよ。自分から心の平和を作ろうよ。
完璧欲求な自分:・・・
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
心理学的にも、こうした内なる自己との対話は、自分を知り、何度が繰り返していくと好ましくない時に
でてくる自分を癒す効果があると言われています。
その後、私の『完璧欲求さん』は以前に比べると大人しくなっていきました。(*^_^*)
写真は毎年行っている宗像大社。
数日前、交通安全の神様に、この1年間安全に車を運転できたことに感謝してきました。