こんにちは。
“魂のコーチング”アクシスエボリューション田中伸一です。
人間の意識の成長については、色んな考え方があります。
その中で、ドイツの哲学者・思想家ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲルの考え方を
紹介したいと思います。
「意識の成長過程1.生死をかけた承認の戦い」
承認を求めて死をかけて戦う段階。
子どもの頃のケンカも、自分の方が強いと周りから認められたい承認欲求の現れ。
勝ち負けの世界で、勝てば幸せ、負ければ不幸となる。
スポーツも同じで、名誉や富の追求も同じ段階。
「意識の成長過程2.自分だけの価値の追求」
人から認められることだけに意識が向くと、競争の奴隷になってしまう。
人から認められる必要はない、世間の競争に巻き込まれず、自分の価値観にそって生きる段階。
だが、同時に寂しさも感じ、承認も欲し、次の段階へ。
「意識の成長過程3.普遍を求める意識の誕生」
自分の個性を作品として表現する。音楽や絵画もそう。人と比較しない。
他人も自分も認める段階。
他の人を見て感心し、自分も工夫してより良いものをつくろうとする。
現時点で他人からの承認が得られなくても、
いずれこの良さを周囲からもわかってもらえるいいものを追求していこうとする姿勢がある。
普遍性をあきらめない意識が誕生する。
どの意識も成長の過程で必要なものであり、それぞれの段階を経て次のステップに行きます。
それぞれの段階を十分に味わい、一歩一歩着実に成長していきたいものです。