先日、NHK教育テレビの「会社の星」という番組を見ました。
先週のテーマは「職場もご機嫌!ホメヂカラ」。
ほめられるって、誰でも嬉しいもの。
でも、それがなかなか上手く言えない人もいる。
番組では、お世辞と思われるのが嫌という理由で上手く言えない人が出演。
その人が仕切る職場の様子を見ると、失敗してもフォローもなく、なんだか暗い。
逆に、ほめ達人の営業の様子を見ると、これでもかというぐらいほめちぎる。
その言葉の中身を見てみると、やっぱり相手をよく観察している。
例えば、部屋の写真、相手のシャツ、また、その着方、仕事の姿勢。
言う方も、言われた方も自然と笑顔が。雰囲気も明るい。
結果、仕事も上手くいく。
番組では、いくつかのほめるポイントを紹介。
・行動をほめる
「○○さん、ごみ拾ってさすがですね。」など具体的行動をほめる。
・未来をほめる
「○○さんは、絶対店長になるよ。」など誰も見えぬ未来をほめる。
・ほめた後に質問を投げかける
「○○さんって行動力ありますね。それって昔からですか?」
・客観的にほめる
「よく人から気が利くって言われませんか?」
・ほめる前に「ポロッ」と一言とつぶやく
「すげー」とつぶやいて「この企画いいですね!」
また、「感謝メール」「サンクスカード」など会社でほめることを仕組化している事例も紹介。
「ほめる」ことは、相手に「私はあなたを認めている」と伝えること。
部下を指導する場合も、まず、ほめてからアドバイスすると、受け取り方が変わってくる。
そうすると、部下からの報告、連絡、相談も増え、コミュニケーションも活発になり、組織も活性化します。
2008/10/07人材育成の考え方や方法