朝礼は、会社にとって1日のスタートの場、意思統一の場、情報共有の場、社員教育の場として活用されています。
伸びている会社は朝礼を大事にしています。
最近は、「元気が出る朝礼」「本気の朝礼」として、社外の人にも朝礼を公開する企業もあります。
多くの会社では、朝礼で会社の経営理念を唱和しています。
私の尊敬する福島正伸先生の会社も福島正伸先生の書かれた「アントレプレナー」という
文章をみんなで読み上げているそうです。
その文章がこれです。
『アントレプレナーは、自分の生活の安定と将来を、他人や会社に期待しません。
自分の人生は、自分で考え、自分で創ります。
すべては、自分の責任であることを、知っているからです。
アントレプレナーは、 自分の可能性を、最大限に発揮します。
時代の変化は、アントレプレナーにとって活躍の舞台です。
さまざまな社会の問題は、自分を生かすチャンスであることを、知っているからです。
アントレプレナーは、自分自身を信じ、今できることから全力で取り組みます。
今できる小さなこと、それが、社会全体を変えていくきっかけであることを、知っているからです。
アントレプレナーは、 できない言い訳をしません。
やると決めたら、どうしたらできるかだけを毎日考えます。
それが、不可能を可能にする秘訣であることを、知っているからです。
アントレプレナーは、 目標を決してあきらめません。
弱音を吐かず、失敗を糧にし、どんなに厳しい状況も乗り越えていきます
苦しい時ほど、自分が成長していることを知っているからです。
アントレプレナーは、 社会や他人のために、自分が何ができるかをいつも考えています。
報酬は、どれだけの価値と感動を相手に与えられたかの結果であることを、知っているからです。
アントレプレナーは、楽な人生よりも、充実した人生を選びます。
いつも明るく輝いて、生きている喜びを実感しています。』
アントレプレナーとは起業家という意味で、ここでは起業家精神を持った人という意味で使われているようです。
自分の人生を、他人や環境のせいにせず、すべて自己責任で考える人のことです。
アントレプレナー。
社員全員がこのあり方を実践している会社、素晴らしい会社です。
2008/12/19人材育成の考え方や方法