企業は個性豊かな人の集まり。上司と部下が互いを信頼し、
社員が同じ目標に向かって業務に取り組み、人として成長できるように。
一人ひとりが本来の能力を発揮できるために社内のコミュニケーションを円滑にし、
よりよい組織風土を作るサポートをいたします。
人材育成については、様々な考え方や方法・仕組みがあります。私も人材育成のサービスでは、具体的な手法や仕組みも提供させていただいています。しかし、人材育成で最も大切なのは、「どういう想いで育成しようとしているのか」ということです。相手の成長を願い、一緒に成長しようとしているのか? 逆に、自分の目的のため、相手を自分の思い通りにコントロールしようとしているのか? 同じ手法や仕組みを使ったとしても、この想いの違いで、相手に伝わるものが変わり、相手の受け取り方も変わり、結果も変わってきます。人材育成においては、相手の目に見える部分がどうあれ、相手を信頼すること、そして、相手の成長や幸せを応援しようとする想いです。その土台があってこそ、人材育成の手法や仕組みも生きていきます。
「部下は自分の鏡」といいます。部下に問題があれば、その原因は自分にあると考えることも大切です。部下の個性や能力、あるいは状況に応じたかかわりができていないのではないか? 部下を信頼していないのではないか? 部下から信頼されていないのではないか? 自分自身が部下の見本となっていないことがあったではないか? そうすると自ずと自分の改善点が見えていきます。自分が変われば部下も変わっていきます。人を育てるとは自分が育つこと。簡単なことではないかもしれませんが、そういう姿勢を持つことによって必ず人は育っていきます。
福岡銀行入行後、障がいのある息子の病院・施設に通う関係で、転勤のない地元の中小企業に転職。総合管理部長として組織改革に取り組み、5年間で売上は45億円から120億円へ。子会社の社長にも就任。2008年に人材育成コンサルタント・コーチとして独立。地場の上場会社や自治体や個人から依頼を受け、研修受講者は1万人を超える。ドリームプランプレゼンテーション2011 in福岡では『幸せ家族プロジェクト~相手に寄り添う気持ちから~』で感動大賞受賞。2019年、障がいのある息子との関わりの中での学びと気づきを多くの方にお伝えするため講演活動を始める。
人を育てるには、育てようとする人が自ら育つ姿を見せること。人を導くリーダーになる人は、まずは
自分が人として、プロとしてその能力を磨き高めること。その姿を見て、周りの人はついていきます。
孟子の言葉に「大人なるものあり、己を正しくして、而してもの正しきものなり」とあります。
大人物は、自分自身を律し正しい行いをして、その影響力で周りの人を正しい方向へ導くものです。
人は自分が尊敬している人がそばにいれば、自らその人を目ざし成長していきます。自分自身の生きる指針を明確にし、人間性・人格、仕事上の能力を高めていく姿勢が何より大切です。何をするかも大事ですが、どういう人であるのか。すべては見られています。
相手を信じること。目に見える部分だけでなく、相手の本来持っている可能性や能力を心の目で見ること。それは相手がどういう人かにかかわらず信頼する覚悟を持つということ。人は心の底から信頼されれば、その信頼に応えるものです。
人は質問されると考えます。自分で答えを探そうとします。相手の中に眠っている答えや能力を信じ、引き出すことで、人は育っていきます。指示命令ではなく、自分の中で気づきを得た時に自発的に行動し始めます。
名著『7つの習慣』の第1の習慣でもあります。自らが精神的に自立した人であるということ。自分の周りに起こる出来事を、自らの責任として引き受けること。人や環境のせいにしないこと。そして、自分の望む人生に対してに率先して行動すること。
相手の想いを受け止め、心で聴くこと。相手が何を考え、どう行動しようとしているのか。評価や判断をせず、話を遮らず、すべてを受け止めること。人は自分の話を心から聴いてくれる人に安心感・信頼感を得ます。
人は否定されればされた分だけ、自発性が失われます。本来、人は無限の可能性を持っています。それを発揮させるのも失わせるのも育った環境に負うところも大きいようです。人間性を否定すると人間関係も終わります。
社員各層に集まっていただき、リーダーあるいは社員としてのあり方や考え方、コミュニケーション等についての学びを深める体験型の研修です。人を活かす組織風土の土台作りをします。
経営者・管理職・社員各層一人ひとりの目標や課題を1対1のコーチングによって明確にし、目標達成や人間性を高めながら成長できるようサポートします。
人事制度は、企業としての理念や目標に向けて、社員一人ひとりの役割を明確にし、仕組化したものです。等級制度・評価制度・賃金制度・昇進昇格制度を簡潔にわかりやすく作成し、運用をサポートしていきます。
上司が部下を育成する面談(目標管理面談や人事評価フィードバック面談など)に、プロのコーチとして同席サポート。部下の向上心をしっかりと引き出せるよう、必要な場面でアドバイスをし、上司自身のコーチング能力のアップを図ります。面談の流れは以下の通りです。
1.上司とコーチで育成面談前の事前すり合わせ
(育成面談の目的や進め方をコーチが上司にコーチング)
2.上司が部下と育成面談、面談は基本的に上司が進める
(コーチは同席し、必要に応じてサポート)
3.部下が退席後、上司とコーチで振り返りの面談
(コーチが上司に対して育成面談のフィードバックや今後の対応等をアドバイス)
社員数名のグループ(同じ部署、同じ階層あるいは組織横断)で1つのテーマを設け、コーチング形式のミーティングを行います。社員一人ひとりが自由な雰囲気で発言し、社員間の意思疎通を深め、社内で共通認識を持つことがねらい。それと同時に業務改善やクレド作成等、具体的な行動に結びつけていきます。テーマは会社の方向性や課題に沿って自由に設定。プロのコーチがお互いの良さを引き出し、協力し合う組織風土作りをサポートします。
株式会社ナカハタ様のインタビュー動画